高世仁の「諸悪莫作」日記

2018-07-26 牛久の「東日本入国管理センター」で見たこと

 日本が認定した難民は去年20人(エジプト5人、シリア5人、アフガニスタン2人など)。難民と認定しなかったものの人道的な配慮を理由に在留を認めた者は45人。日本はUNHCR国連難民高等弁務官事務所)などに多額の支援金を出している。でも、「金は出すが難民を受け入れない」と国際的な批判を浴びている。

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 難民認定も問題なのだが、難民申請が認められない人々への処遇がひどいと、友人のジャーナリスト樫田秀樹さんがFBに書いた。https://www.facebook.com/hideki.kashida/posts/1729525997130803

 これは大変なことだと驚き、私もきのう25日、少しでも実態を知ろうと、茨城県牛久市にある「東日本入国管理センター」を訪れた。ここは、法務省不法滞在などを理由に強制送還する外国人や、難民認定申請中の外国人を一時収容するための施設で、同種の入管施設で最大の収容者を抱え、いま約340人(男性のみ)。その7割が難民認定申請中だ。

 今年春、あるニュースが流れた。4月13日、インド人ディパク・クマル(Deepak Kumar)さんが自殺とみられる状態で発見されたのだ。このあと、約70人の収容者が1週間にわたってハンガーストライキを行い、5月14~20日には3人(日系ブラジル人カメルーン人、トルコ国籍のクルド人)がシャワー室で首をつろうとしたり、洗剤を飲んだりして自殺を図った。これは表に出た「事件」だけで、自殺志望者は多く、実は自殺未遂はもっとあるという。

 収容者がここまで追い詰められるのは、いったいなぜなのか。取材ではなく、個人として学びたいと思い、市民団体「牛久入管収容所問題を考える会」の面会活動に同行させてもらった。

 面会希望者は、スマホその他、撮影・録音機器は持ち込めない。面会室は刑務所の面会室と同じだった。3畳ほどの小さな部屋がアクリル板で区切られ、握手できないのはもちろん鉛筆や紙もやりとりできない。以前、刑務所の受刑者に会いに行ったことがあるが、その面会室と同じだ。職員の立ち合いがないことだけが違う点だ。

 きのう面会したのは2人づつ4回で、計8人。うち4人がトルコ国籍のクルド人だった。クルド人というのは、国を持たない最大の民族といわれ、イラントルコイラクシリアなどに少数民族として居住する。クルド人はとても民族意識が強く、いずれの国でも独立運動を警戒され、抑圧されている。

 クルド人難民申請すると、多くの先進国では非常に高い確率で難民認定を受ける。日本でも認定されたクルド人はいるが、トルコ国籍のクルド人となると一人も認定されていない。これは日本がトルコを友好国とみなしていることからきている。わが友好国は、難民が出て来るようなひどい国であるはずがないという。つまり、本人の難民性で判断すべきなのに、日本とその国との関係が優先されているのだ。実際はトルコではクルド人が独立をめざす武装闘争をしてきた歴史があり、政府の対クルド政策は非常に抑圧的で、多くのクルド人が国外に逃れている。

 収容されている人たちが口々に訴えるのが、いつまで収容されるのか全く分からないことへの不満と怒りだ。収容期間が1年以上の人が、340人中150人ほどいるという。中にはなんと5年という人がいる。いつ出られるかは入管の裁量で、職員にいつまでいなければならないかと聞いても答えてくれない。

 人道的な配慮として「仮放免」という制度があり、不法滞在ではあるがシャバで暮すことを認められる。この「仮放免」にともなう問題はあとで書くが、「仮放免」が認められれとにかく外に出られる。ところが何度、「仮放免」の申請を出しても認定されずに、ただただ時間がすぎていく。「仮放免」認定の判断基準が示されないまま、ただただ時間が過ぎていく。これはきつい。これが2年も3年も続く・・・考えただけでぞっとする。

 家族はどうやって暮らしているだろう、子どもが病気になったとの知らせが来たが、大丈夫だろうか・・・そして自分はこのあとどうなっていくのか。悩みが募り、精神的に不安定になり、体調も崩す人が多いという。

 日本に家族が住んでいる人も多い。クルド人のMさんは「仮放免」中、自動車事故にあい足の指を2本折った。現場に来た警察に身分を明かしたところ、即収容された。実は「仮放免」中は県を超える移動の自由がない。Mさんの住所は埼玉県、事故にあったのは東京都。で、規則違反!となったのだ。こんな些細な「違反」で収容され、もう1年7か月経つという。

 家族面会が許されるのは月1回だけ。家族面会用の部屋は、アクリル版がない。Iさんというクルド人が「きのう家族面会をした」というので、様子を聞いた。

 妻と9歳、6歳、1歳の子どもが会いに来た。面会時間はたった30分。「奥さんとハグして、子ども一人ひとり抱きしめているだけで時間が過ぎてしまった」とIさん。6歳の子どもは、「パパがいなくてさびしい、夜寝られない」と泣きながら訴えたそうだ。

(つづく)

2018-05-16 不誠実な政権を容認した先には・・

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 加計学園問題。柳瀬唯夫元首相秘書官は、愛媛県今治市の関係者と面会した覚えがないと言いながら、2015年に3度、加計学園関係者と面会したことを認めた。加計学園関係者との面会は聞かれなかったから言わなかった、面会については「一度も総理に報告したことはない」。よくまあ、こんなウソがつけるものだなあ。

 一方、「森友学園」に関する改ざん前の決裁文書について、財務省は、当初予定していた18日には国会に提出できないとし、提出は23日までずれ込むことに。ないと嘘ついて、あったのが分かると改ざんして、こんどは引き延ばしか。

 江川紹子氏が「ここまで不正直で不誠実な対応を続ける政権が、かつてあっただろうか」と問う。そして、こんな安倍内閣支持率が落ちないこと、海の向こうではトランプ大統領の支持が底堅いことを指摘した後、「ほかに適当な人がいないといった消去法や、この人なら自分の生活がよくなるかもしれない、とか外交で成果を上げそうだなどの期待から、真実への謙虚さや国民に対する誠実さが置き去りにされても大目に見るという風潮は、国や社会をどのように変えていくのだろうか。アメリカも、そして日本も−−」と結ぶ。

 今の風潮に得体のしれない気味悪さを感じる。

(【柳瀬氏参考人招致】地に堕ちた公務員倫理――それでも支持率が下がらないのはなぜなのか)http://biz-journal.jp/2018/05/post_23334.html

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 そのトランプだが、米朝首脳会談の見通しが危うくなったとの報道。突然の北朝鮮の「ゆさぶり」である。

 北朝鮮朝鮮中央通信は16日、米韓両軍の定例の共同訓練を非難し、同日開催予定だった南北閣僚会談を中止すると表明した。また北朝鮮の金桂冠第1外務次官は、米国が一方的な核放棄を強要するなら6月12日に予定される米朝首脳会談に応じるか「再考慮せざるを得ない」との談話を発表、首脳会談中止の可能性をちらつかせてけん制した。」(共同)

 気まぐれなトランプのことだから不確定要素はあるが、おそらく首脳会談は開かれ、なんらかの合意がなされるだろうと思う。トランプは、深い戦略的な考えからではなく、国内の支持層向けの人気取りで動いている。彼としては、金正恩を押さえ込んで米朝関係をまとめたという形に持っていきたいはずだ。

 外交政策では、「パリ協定」からの離脱、ITTからの撤退、イラン合意からの離脱、エルサレムへの大使館移転など、これまでの米国外交的達成を無視して、大統領選での公約をそのまま実行している。とくにオバマレガシーだったイラン合意を無にし、オバマが手つかずだった北朝鮮核ミサイル開発に歯止めをかけることで前政権との違いを際立たせ、自分の人気を高めようとしているように見える。

 韓国や日本との軍事同盟の縮小を示唆していたことでわかるように、トランプはもともと極東の戦略的意味を認めていない。親イスラエル福音派キリスト教徒を中心とした彼の強固な支持層も、極東には関心がない。米国に届く長距離ミサイルの開発をやめさせる程度の成果で十分と見ているのではないか。

 今の動きが、日本を射程に置く中距離核ミサイルだけが手つかずのまま、北朝鮮が事実上「核保有国」として認められるという、危ない結果に向かっているように思えてならない。

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20170906

日本政府は、この流れの中に、「ついでに」拉致問題を潜り込ませようとしている。こういう対応しかできないことが情けない。

2018-05-10 トランプのイラン核合意離脱は誰を益するのか

 1週間ほど前、奥歯が痛くなった。寝られないほどの痛みなのだが、連休で歯医者が閉まっている。誰かが使わずにとっておいたロキソニン(鎮痛剤)を2晩飲んでしのいだ。月曜、朝いちでいった歯医者に「歯周病ですね。このままだと歯がぐらついて次々抜けてきますよ。どれだけブラッシングするかで決まります」と脅され、毎日3回食後に懸命にブラッシングしている。

 野生動物は、老化で歯が抜けて死を迎えると聞いたことがある。とにかく歯は大事だな。

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 米国イラン合意から離脱し、対イラン制裁をすべて再発動させることに。トランプがとうとうやってしまった。

 

 イラン合意から米国が離脱しても、英独仏の3カ国は、合意を維持するという。

 《英国とドイツ、フランスは8日、米国に対し他国のイラン合意履行を妨害しないよう訴えた。トランプ米大統領の合意離脱表明を受けて3カ国の首脳が電話会談し、共同声明を発表した。

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 声明では、トランプ大統領の決定を遺憾とし、核合意への継続的なコミットメントを強調。引き続き完全に履行する姿勢を維持し、責任感を持って行動するようすべての当事国に呼び掛けた。その上で、米国に対し「核合意の枠組みが維持されるよう努めるとともに、他の締結国による完全履行を妨害しないよう求める」と表明した。

 声明ではさらに、イランは核合意に基づく義務を引き続き果たし、国際原子力機関(IAEA)の査察に完全に協力する必要があるとし、米国の決定に過剰反応しないよう自制を促した。》(ロイター)

 背景には支持基盤であるキリスト教福音派(親イスラエル)の強力なロビーの存在、そして前大統領オバマの成果を否定したいという強い劣等感もあるのか、それにしてもトランプはバカな決定をしたものである。米国はどんどん国際政治上の信頼を失って影響力を自ら削いでいる。そもそもイラン合意をちゃんと守っているというのが国際的には常識的な見方なのだ。

 《国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は9日、米国イラン合意離脱表明を受け「現時点では、イランは核開発に関する合意を順守している」との声明を出した。

 声明は「IAEAは動向を注視している」と説明。その上で「イランは核合意により、世界でも最も強力な監視体制下に置かれている」として、核合意が有効に機能してきたことを強調した。IAEAは定期的に、イラン合意履行状況を査察している。》(時事)

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(2015年7月核合意を喜ぶイラン国民)

 イラン北朝鮮と大きく異なるのは、「世論」が存在し、政治に大きな影響を与えることだ。だからイランには、こっちの水は甘いぞ、と政策誘導が効くのである。米国イランを敵視する政策をとると、イラン国内では改革派の立場が悪くなり、いわゆる強硬派が力を持つ。

 ロハニ大統領とザリフ外相が、強硬派から「西側への融和姿勢は失敗だった」「アメリカを絶対に信頼してはならない」と激しい攻撃を受けるだろう。国際協調と民主化を指向する改革派の力が奪われれば、緊張がますます高まるということになる。

 

 トランプの決定に連動して、シリア領内で、イスラエルイランに大規模攻撃を実行した。

 イスラエルのリーベルマン国防相は10日、同日の対シリア攻撃を巡り「シリア国内のイランの(軍事)インフラのほぼ全てを攻撃した」と述べた。イスラエル軍によると、攻撃はイランによるロケット弾発射への報復措置。1973年の第4次中東戦争以降、イスラエルによるシリア領内への攻撃で最大規模となったもようだ。

 トランプ米政権によるイラン合意の離脱表明を受け、離脱支持のイスラエルと反発するイランの緊張が高まっている。直接衝突に発展すれば、中東情勢はさらに不安定になる公算が大きい。》(日経)

 イスラエル大使館を14日にエルサレムに正式移転することといい、米国の中東政策は非常に危うい事態を招く可能性があり、心配だ。北朝鮮をめぐる情勢よりも、いま中東で進行している事態の方が大きく見るとはるかに深刻である。

2018-05-07 シリアへの米国の攻撃をどう見るか

のどけさの先に果てある命かな  (神奈川県松田町 山本けんえい)

 6日の朝日俳壇の佳作で、選者の長谷川櫂氏が「のどかそうに人生を送っていても、最後は死。そうだといって、のどかさが失せるわけでもない」と評している。こういう句に魅かれるのは、私もやはり歳かな。

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 一昨日のツイッターから。

 伊勢崎賢治氏―‏東京外語大教授で、かつて紛争地の武装解除プロジェクトを指揮した―がこんなツイート。

@isezakikenji

5月5日

《かつてのイラク、今のシリアへの米の攻撃を対北朝鮮のために支持し、国防を最果ての地の民の犠牲によって贖うことをよしとする保守の卑怯。自らの過失を裁けないのに立場の弱い国に裁判権を放棄させる駐留を護憲のために批判しないリベラルの破廉恥。卑怯と破廉恥が両翼を占める日本。》

 これに対して、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏―よくテレビのコメンテーターとして登場する―が反論。

黒井文太郎 (@BUNKUROI)

2018/05/05 16:16

@isezakikenjiシリアについては認識が間違ってます。今年3月まで7年間での「民」の犠牲者は、事例が判明しているだけで10万6000人。うち米中心の有志連合による殺戮は3000人、アサド・露・イランによる殺戮は9万人。アサド・ロシアの攻撃は抵抗者を殲滅する目的。有志連合の攻撃はIS殲滅で、これで救われた命も多い》

(内戦の死者の総数は50万人ともいわれるが、ここで挙げられている数字は経緯の判明した民間人の犠牲者のみ)

 黒井氏、さらに追加で。

@BUNKUROI

返信先: @BUNKUROIさん、@isezakikenjiさん

《今回の米の攻撃は規模が小さくてあまり意味がありませんが、仮にもっと本格的であれば、むしろアサド・露・イランによる「民」の殺戮を抑止します》

 ここはシリア問題のポイントになる論点だと思うので紹介しておきたい。

 黒井さんの認識に賛成する。「米国イラク攻撃が間違っていたからシリアもだめ」というのではなく、現地で起きている事実から出発したい。

2018-05-03 欧州が北朝鮮より懸念するイラン問題

f:id:takase22:20180504012207j:image:w200:left 29日(日)の午後、立川市で「サヘル・ローズとEnjoyイラン」というイベントがあり、私もゲストで招かれた。9年前からサヘルさんのファンで、会えて光栄だった。

 彼女は1時間ほどイランの歴史や文化について語ったが、その内容がよく準備されているうえ語り口がとてもおもしろく、聴衆を笑わせながらぐいぐいひきこんでいた。また、スタッフなど周りの人への繊細な気配りにも感心させられた。

 私はかつてイラン取材したときのエピソードなどを語った。テヘラン市議会選挙では定数15に候補者が1200人立つなど政治意識が高いこと、1963年から完全な普通選挙で女性の国会議員も選出されていたこと、大学では女子学生が6割を占め、医学部では8割に上るなど女性の向学心、社会的活躍がイスラム圏では突出していることなどを紹介して「イラン北朝鮮ではない」という私の感想を述べた。

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20090608

 さらに、いま日本では北朝鮮問題だけが大きな関心を引いているが、同時にイランをめぐる情勢が正念場を迎えていて、ヨーロッパではむしろこちらが懸念されているという話をした。先週、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相が相次いで訪米し、トランプ大統領と会ったのは、長い時間をかけてやっとつくりあげたイラン合意を離脱するというトランプを説得するためだった。

 2002年、ブッシュ米大統領は「悪の枢軸」として世界で潰すべき4つの国を挙げた。イラク、リビア、北朝鮮イランだが、うちイラクとリビアは潰れた。残るは北朝鮮イランで、アメリカ北朝鮮よりイランの方により厳しい政策を採ってきた。いま北朝鮮とは「合意」に向かう一方で、イランには対照的な「合意」離脱の姿勢を示している。イラン情勢の方がよほどきな臭いのである、

 「きょうは、サヘルさんの話で、イランという国が身近になったついでに、イランをめぐる国際情勢にも関心を持ってください」と私の話をしめた。

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 イベント会場は、友人の家具デザイナー山上一郎さん(東京農大探検部、以前テレビ番組「サンデープロジェクト」スタッフをしているとき私と知り合った)の会社kitoriで、終了後、屋上で懇親会があった。気持ちのいい風が吹くなか、サヘルさんとも親しく話せて楽しい一日だった。サヘルさんはテレビ、ラジオでレギュラー8本を持つ売れっ子だが、本格女優として成功することを目指している。それは、彼女の夢である孤児たちのための活動をより影響力を持って進めるためだ。最近、演劇や映画での活躍が増えている。応援したい。

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 報道によれば、学校法人『加計学園』の獣医学部新設をめぐり、柳瀬元総理秘書官が学園関係者との面会を「認める方向で調整」しているという。「認める方向で調整」するとは、実に不思議な日本語だ。有るものを無いとし、無いものを有るとすることを安倍内閣は続けてきたが、「調整」とはこういうことをいうのか。

 加計問題では、前川喜平氏がずばり核心をついている。

 「前川喜平・前文科事務次官が語る「加計問題に安倍総理が積極的関与」の“動かぬ証拠”」https://hbol.jp/164770

 これまで出てきた材料を素直に見ていけば、真相はおのずと明らかだ。

 加計学園については安倍首相本人が、また森友学園の問題では安倍昭恵氏が、よろしく頼むと言ったことが発端となり、中央の政府官僚や地方自治体職員への巨大な圧力を作りだし、その結果今に至っていることが透けて見える。

 もう一つ、言い足せば、森友学園問題に昭恵氏が発端を作ったその動機は、中国人や朝鮮人へを蔑視し教育勅語を暗唱させるなど森友学園の排他的復古主義教育への共感・応援である。それは、現憲法がかかげる人権尊重の理念に反する。きょうは憲法記念日だ。