あれぐろ・こん・ぶりお 2楽章

備忘録も兼ねて。日記なんて小学生の時宿題で課された1年間しか続かなかったのですが、負担にならないように書けば続くものですね。

都響第800回定期演奏会

 都響800回定期公演終了。ファウストソリストに迎えたメンコンはさすがに良かった。濃厚なロマンの香りというよりは儚げな要素も感じられた。フィルハーモニア管とのブラームスの時は全く感じなかったから、「そうした」演奏なんだろうなー。
 ファウストで「ゾゾゾっ」ときたのはアンコールのクルターク「ドロローゾ」だった。正直よく分からない曲だったけれど(苦笑)、ピンと静まりかえったホール内でピアニシモがある意味で刺さるかのようなヴァイオリンだった。あんな音、今まで聞いたことが無い。ファウスト恐るべし。
 後半のR.シュトラウス家庭交響曲」は小泉和裕の得意曲。これで実演は2度目。都響の機能美というか、気持ちの良いくらいに鳴っていたし、小泉氏も暗譜で変幻自在にオケをリードしていた。尤も、個人的にはアルペンの方が好きだし感動するから、多分、曲の問題なのだろうなぁ。