もう一回就職活動するとしても特に行きたい会社がないからまた同じ会社に入ってしまいそうな僕に天使が降りてきた。

今朝、はてなブックマークにコメントをつけたら星がいっぱいついていた。

http://anond.hatelabo.jp/20130217115253
http://b.hatena.ne.jp/entry.touch/anond.hatelabo.jp/20130217115253

たまにいっぱい星がもらえることがあるが、もらえない時と何が違うのかはよくわからない。
ひとつ言えることは、ブコメは文字数が少ないので、ボロが出にくいから良いように取られやすい。
100文字だと「うまいこと言ってくれたな、星をつけてやろう」という人も、その内容を1000文字、2000文字に膨らませると「いや、俺が思ってるのはこういうことじゃない!」と思うかもしれない。つまり短ければ素敵な勘違いが生まれるのだが長文でじっくり書くと勘違いに気がつくことになる。
だから僕が星をもらえる場合、それは勘違いに基づいて付与されている可能性が高いのだ。半分くらいそうなんじゃないかという気がする。

でもいつもいつも100文字で、他人の文章に乗っかって短い言葉を書いているだけではなんだかよくない気がする。長い文章が書けなくなってしまうのではないかという心配がある。
というわけで先週に続いて今日もはてなダイアリーを更新することにした。(ここまで前置き)

今日のネタは就職活動である。理系学生の就職活動を憂う増田にブックマークが集まった。僕は、実は、というか本文を否定する気も肯定する気もあんまりなくてただ自分の身の回りに起きた就職活動の話をコメントに書いたら何故だか星がいっぱいついていた。

話はこうだ。知り合いを通じて会ったこともない大学の後輩からOB訪問の依頼を受けた。会って話してたら後輩は「やりたいことは別にないので給料が良いところに入りたい」と言ったので、初対面の人間に自分の欲求を素直に表明できるなんて、なかなか見所がある奴だなたと思ったのだ。
まあこれって俺は面白がっているだけで、こいつがちゃんと就職活動できるかどうかなんて俺には関係ないなと考えているわけなので、ちゃんと後輩のことを考えて、増田にアドバイスまで載せている元増田の方がよっぽど誠実な人間だと言える。

ただまあ、一方で働く目的が金であると断言できる強みは評価できると思ったのは確かだ。俺はそもそも学生の時、働きたくなかったし、「楽な仕事か面白い仕事ががいいなー」と思って志望先を選んでいた(結果的に楽でもなく面白くもない仕事になってしまったが)。
だから俺は働いていてもしんどいし楽しくはないのだが、金が欲しいという動機であればよく働けるんじゃないかと思う。人のためになる仕事をしたいとか、仕事を通じて成長したいとか何気ない気持ちで綺麗事を抜かす奴よりはまともだとも言える。

それで、後輩君とはその話の後、どういう準備をしてるかとかを聞いて「今のままじゃ給料のいい仕事にありつけないぞー」ということで軽く面接指南のようなことを話して別れた。ガツンと言ってやったりした方が本人のためだったりするのかもしれないが俺はそういうのやるのもやられるのも全く苦手なのでやらない。ま、就職活動なんて自分でも上手くできなかったし今からやってもやっぱり上手くできそうにない俺に大したアドバイスはできないのだ。それでもかわいい子供がいるんだからいいじゃないかと思う(←今日の結論)。