ローズウッドがワシントン条約監視下に!

みなさんこんにちは!

弦楽器担当の山田です!

さていきなりですがタイトルの通り

2017年1月2日よりブビンガとローズウッド全種(ツルサイカチ属 / Dalbergia)がワシントン条約付属書IIに指定され、輸出入に規制がかかっております。
ローズウッドは家具などにはもちろんの楽器、特にアコースティックギターのブリッジやサイド/バック材や、ギター,ベースの指板としてはポピュラーな、なくてはならない木材です。

しかし今回規制がかかった付属書IIは>産地などを証明・申請しCITES 輸出許可・再輸出証明書を取得すれば、商用でも輸出入自体は許可という規制です。

ですので今すぐローズウッドはもう使えません!という訳ではございませんのでご安心を・・・

ただし付属書IIとはいえ規制がかかる、ということは資源としてローズウッドが枯渇してきているということに違いはありません。
事実過去は楽器材としてよく使われていたブラジリアンローズウッド(通称ハカランダ)は付属書I(絶滅のおそれがあり、取引によって影響受けている、もしくは受ける可能性がある種で、商取引は禁止され、研究など学術的目的での取引のみ可能。輸入国・輸出国双方の政府による許可証が必要)として規制されています。


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