DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  阪神と練習試合

 SKは13日、日本プロ野球阪神と相手のキャンプ地の高知県安芸市営球場で練習試合を実施した。
 SKは2回表相手の暴投で1点を先制したが、先発キム・テフンが3回裏1点を失い同点に追いつかれると、4回表チェ・ジョンの満塁本塁打などで一気に7点を勝ち越した。その後2番手ユン・ヒィサンは4回、5回を無失点に抑えた。イ・スンホが1失点、チョン・ジュンホが2失点と点差をつめられたが、最後はチョン・ビョンドゥが抑えSKが8−4で勝利した。SKは13日、キャンプ地の高知市営球場で高知ファイティングドッグスと練習試合を実施する。

   北海道日本ハムと練習試合

 日本・沖縄県恩納村でキャンプ中のサムソンは13日、日本プロ野球北海道日本ハムと相手のキャンプ先の名護市営球場で練習試合を実施した。
 サムソンの先発ユン・ソンファンは1回裏、ホフパワーの内野ゴロの間に1点を先制された。打線は4回まで北海道日本ハムの先発吉川、2番手の大卒新人斎藤に抑えられていたが、5回表北海道日本ハムの3番手オビスポからシン・ミョンチョル、チョ・ヨンフンのタイムリーで3−1と逆転し、6回表ペ・ヨンソプの2点タイムリーで5−1とリードを広げた。3回以降イ・ウソン、キム・ヒョナム、クァク・トンフン、イ・デギュなどが相手の反撃を断ち、9回表北海道日本ハムの5番手運天ジョンクレイトンからイ・ジョンシクのタイムリーで1点を追加、サムソンが6−1で勝利し、リュ・ジュンイル新監督に監督初勝利をプレゼントした。

  日向市で練習試合

 日本・宮崎県でキャンプ中のトゥサンとキアは13日、キアのキャンプ地のお倉ヶ浜総合公園野球場(日向市)で練習試合を実施した。
 トゥサンは1回表、キアの先発キム・ヒィゴルから3番オ・ジェウォンの2ラン、6番コ・ヨンミンのタイムリーで3点を先制し、キアも2回裏トゥサンの先発チャン・ミニクから8番イ・ヨンスのタイムリーなどで2点を返した。キアは3回裏トゥサンの2番手チョ・スンスから5番キム・サンフンのタイムリーで3−3の同点に追いつき、4回裏トゥサンの3番手キム・チャンフンから1番イ・ヨンギュのタイムリーで4−3と逆転した。
 3回から5回まではキアの2番手パク・チョンテ、3番手シン・ヨンウンが無失点に抑えたが、トゥサンは6回表キアの5番手シム・ドンソプから2番チョン・スビンのタイムリー、オ・ジェウォンの犠牲フライ、4番ユン・ソンミンのタイムリーで7−4と逆転した。その後キアの6番手ユ・ドンフン、7番手の高卒新人ホン・ゴンヒィ、8番手ソン・ヨンミンは追加点を許さず、8回裏トゥサンの7番手ノ・ギョンウンから途中出場の新人ユン・ジョンウの2点タイムリーで6−7と1点差に追い上げた。しかし最後は8番手イ・ヨンチャンが抑え、トゥサンが7−6で勝利した。
 トゥサン打線では、内野のレギュラーを狙うユン・ソンミンが4安打1打点、オ・ジェウォンが2ランを含む3打点と活躍。キア打線では不動の1番打者イ・ヨンギュが3安打1打点、1軍定着を目指すイ・ヨンスが3安打1打点と活躍。なお、日本プロ野球福岡ソフトバンクからキアへ移籍したイ・ボムホは、9回裏代打で出場したが内野ゴロに倒れ、最後の打者となった。
(文責 : ふるりん