２位ＮＣ８連勝 高卒新人チョン・ドンヒョン（キア）、プロ初先発初勝利
ロッテ ３−５ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ボウデン ８勝２敗 （セーブ）イ・ヒョンスン １勝１７Ｓ （敗）ホン・ソンミン １敗
（本塁打） トゥサン ： キム・ジェファン １６号
ロッテは3回表、トゥサンの先発ボウデン(元埼玉西武)から1番ソン・アソプの内野ゴロの間に1点を先制し、2番キム・ムンホのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは4回裏、ロッテの先発イ・ミョンウから4番エバンス(元東北楽天)のタイムリーで1点を返した。そして6回裏、ロッテの2番手ホン・ソンミンの暴投で2-2の同点に追いつくと、代わった3番手カン・ヨンシクから6番キム・ジェファンの3ランで逆転した。
ロッテは7回表、トゥサンの2番手ユン・ミョンジュンからソン・アソプのタイムリーで1点を返し、4番手パク・シヨンは追加点を与えなかった。3番手チョン・ジェフンは8回表、4番手イ・ヒョンスンは9回表を無失点に抑え、首位トゥサンが逆転勝ちした。6回を2失点に抑えたボウデンが最多勝争いトップタイの8勝目。6位ロッテは先発イ・ミョンウの5回1失点の好投を生かし切れなかった。
ＮＣ ６−２ ＳＫ （仁川）
（勝）ミン・ソンギ １勝 （敗）パク・ヒィス ２勝２敗１３Ｓ
（本塁打） ＮＣ ： イ・ジョンウク ３号、パク・ソンミン １１号 ＳＫ ： チョン・ウィユン １１号
ＳＫは2回裏、ＮＣの先発イ・テヤンから4番チョン・ウィユンの本塁打で1点を先制した。ＮＣは5回表、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから1番イ・ジョンウクの本塁打で1-1の同点に追いついた。ＳＫは6回裏、ＮＣの2番手キム・ジンソンからチャンスを作ると、代わった3番手ウォン・ジョンヒョンから1番パク・チェサンのタイムリーで1点を勝ち越し、7回表から2番手チョン・ユス、3番手パク・チョンベも無失点に抑えた。ＮＣも4番手チェ・グムガン、5番手キム・ソンギュ、6番手ミン・ソンギが追加点を与えなかった。
ＮＣは9回表、ＳＫの4番手パク・ヒィスから3番ナ・ソンボムのタイムリーで2-2の同点に追いつくと、代わった5番手キム・スンフェから6番パク・ソンミンの2試合連続本塁打となる満塁本塁打で逆転した。7番手イム・チャンミンが9回裏を無失点に抑え、2位ＮＣが逆転勝ちで8連勝となった。ＮＣ打線ではイ・ジョンウクが3安打1本塁打1打点、7番ソン・シホンが3安打と活躍。5位ＳＫは抑えのパク・ヒィスが打たれてしまい、ＮＣの勢いの前に屈した。
ＫＴ ６−４ ネクセン （ソウル・高尺）
（勝）キム・ジェユン ４勝３Ｓ （セーブ）オム・サンベク １勝３敗１Ｓ （敗）キム・テッキョン １勝２敗
ネクセンは1回裏、ＫＴの先発チョン・デヒョンから4番ユン・ソンミンのタイムリーで1点を先制した。ＫＴは4回表、ネクセンの先発シン・ジェヨンから7番ハ・ジュンホのタイムリーで1-1の同点に追いつくと、5回表3番ユ・ミンサン、4番パク・キョンスのタイムリーで3-1と逆転した。ネクセンは7回表から2番手キム・サンスを登板させると、7回裏、ＫＴの2番手ホン・ソンヨン、3番チョ・ムグンから2番コ・ジョンウク、3番キム・ハソンのタイムリーで4-3と逆転した。
ネクセンの3番手イ・ボグンは8回表を無失点に抑えた。ＫＴは9回表、ネクセンの4番手キム・セヒョンから2番オ・ジョンボクのタイムリーで4-4の同点に追いつき、4番手シム・ジェミンも9回裏を無失点に抑え、試合は延長に突入した。ＫＴの5番手キム・ジェユンは11回裏を無失点に抑えた。ＫＴは12回表、ネクセンの5番手キム・テッキョンからパク・キョンスのタイムリーで1点を勝ち越し、代わった6番手パク・チョンジュンから途中出場の6番シム・ウジュンの犠牲フライで1点を追加した。
6番手シム・ジェミンが12回裏を無失点に抑え、9位ＫＴが延長12回の熱戦を制し、チョ・ボムヒョン監督は監督通算600勝を達成した。オム・サンベクはプロ2年目にして初セーブ。ＫＴ打線ではオ・ジョンボク、ユ・ミンサンが3安打1打点と活躍。抑えのキム・セヒョンがセーブに失敗するなど接戦をものにできなかった3位ネクセンは4連敗。
ＬＧ １−２ ハンファ （大田）
（勝）チョン・ウラム ３勝１敗７Ｓ （敗）イム・ジョンウ ２勝３敗９Ｓ
（本塁打） ハンファ ： ハ・ジュソク ５号
試合はハンファの先発ソン・ウンボム、ＬＧの先発ウ・ギュミンの投手戦となった。ソン・ウンボムは6回表まで無失点に抑え、7回表から2番手クォン・ヒョクに交代した。ハンファは7回裏7番ハ・ジュソクの本塁打で1点を先制し、8回表途中から3番手ソン・チャンシクを登板させた。ウ・ギュミンは8回裏まで1失点に抑え、ＬＧは9回表、ハンファの3番手チョン・ウラムから8番ユ・ガンナムのタイムリーで1-1の同点に追いつき、2番手ウ・ギュミンが9回裏を無失点に抑え試合は延長に突入した。
チョン・ウラムは10回表を無失点に抑えた。すると最下位ハンファは10回裏イム・ジョンウから1番チョン・グヌのタイムリーで接戦を制し、サヨナラ勝ちを収めた。ハンファ打線ではハ・ジュソクが3安打1本塁打1打点と活躍。4位ＬＧは打線が沈黙し、ウ・ギュミンの好投に報いることができなかった。
サムソン ０−４ キア （光州）
（勝）チョン・ドンヒョン １勝 （セーブ）ホン・ゴンヒィ ２敗３Ｓ （敗）ユン・ソンファン ７勝２敗
（本塁打） キア ： ピル ６号、イ・ボムホ １１号
キアは4回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから5番ピルの2ランで先制し、プロ初先発の高卒新人チョン・ドンヒョンも好投を続けた。チョン・ドンヒョンは無失点ながら6回表途中から2番手の高卒新人チョン・サンヒョンに交代し、こちらも8回表途中まで無失点に抑えた。キアは8回裏ユン・ソンファンから4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の3試合連続本塁打で2点を追加した。
3番手ホン・ゴンヒィが9回表を無失点に抑え、8位キアが完封リレーで勝利した。6回途中まで無失点に抑えたチョン・ドンヒョンはプロ初勝利。7位サムソンは先発ユン・ソンファンが8回4失点と完投したが、打線が沈黙し3連敗。
