トゥサン、シーズン92勝のプロ野球新記録
ロッテ ５−６ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヨンチャン １勝 （敗）ソン・スンナク ７勝３敗２０Ｓ
（本塁打） トゥサン ： キム・ジェファン ３７号
ロッテは1回表、トゥサンの先発イ・ヒョンホから4番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは1回裏、ロッテの先発パク・シヨンから4番キム・ジェファンの3ランで逆転した。ロッテは3回表8番キム・ドンハン、9番キム・サフンへの連続押し出しの四球で3-3の同点に追いつき、4回表、トゥサンの2番手ユ・ヒィグァンから4番ファン・ジェギュンの犠牲フライで4-3と逆転した。トゥサンは6回裏、ロッテの2番手ペ・ジャンホから7番イ・ウォンソクのタイムリーで4-4の同点に追いついた。ロッテの3番手イ・ジョンミン、トゥサンの3番手ホン・サンサム、4番手イ・ヒョンスン、5番手イ・ヨンチャンが互いに得点を与えず、試合は延長戦に入った。
ロッテは10回表イ・ヨンチャンから途中出場の9番キム・ジュンテのタイムリーで1点を勝ち越した。すでに公式戦優勝を決めているトゥサンは10回裏、ロッテの4番手ソン・スンナクから途中出場の6番チョン・ジンホの2点タイムリーで逆転サヨナラ勝ちし、シーズン92勝のプロ野球新記録を達成した。9月に軍から除隊され復帰したイ・ヨンチャンは2014年10月以来の勝利。敗れたロッテはサムソンに抜かれ9位に後退。
ネクセン ３−１ ＮＣ （馬山）
（勝）イ・ボグン ５勝７敗 （セーブ）キム・セヒョン ２勝３６Ｓ （敗）イ・ミンホ ９勝９敗２Ｓ
ＮＣは4回裏、ネクセンの先発マクレガーから7番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を先制し、先発チャン・ヒョンシクも好投を続けた。マクレガーは7回を1失点に抑えたが打線の援護がなく、ネクセンは8回裏から2番手オ・ジュウォンに交代させた。ネクセンは9回表1番ソ・ゴンチャンのタイムリーで1-1の同点に追いつき、あと1アウトで完封勝利だったチャン・ヒョンシクは2番手イ・ミンホに交代した。ネクセンの3番手イ・ボグンは9回裏を無失点に抑え、試合は同点のまま延長に突入した。
ネクセンは10回表イ・ミンホから代打キム・ジスのタイムリーで逆転すると、代わったＮＣの3番手イム・チャンミンから途中出場の9番ユ・ジェシンへの押し出しの四球で1点を追加した。4番手キム・セヒョンが10回裏を無失点に抑え、すでに公式戦3位を決めたネクセンが延長戦を制した。すでに公式戦2位を決めたＮＣでは21歳の若手チャン・ヒョンシクの好投が光り、プレーオフから出場するポストシーズンへ明るい材料が生まれた。
ＬＧ ４−５ サムソン （大邱）
（勝）ペク・チョンヒョン ６勝３敗 （セーブ）シム・チャンミン ２勝６敗２４Ｓ （敗）ユン・ジウン ４勝２敗
（本塁打） ＬＧ ： イ・チョヌン ６号、ソ・サンウ ４号 サムソン ： イ・スンヨプ ２７号
ＬＧは5回表、サムソンの先発ペク・チョンヒョンから9番ソン・ジュインのタイムリーで1点を先制した。サムソンは5回裏、ＬＧの先発ポン・ジュングンからチャンスを作ると、代わった2番手ユン・ジウンから4番チェ・ヒョンウの犠牲フライ、5番イ・スンヨプ(元オリックス)の2ランで3-1と逆転した。サムソンは6回表から2番手チャン・ピルジュンを登板させ、6回裏、ＬＧの3番手イ・ジュンヒョンからチャンスを作ると、代わった4番手チョン・チャンホンから相手の暴投、2番手パク・ハニのタイムリーで2点を追加した。
ＬＧは8回表、サムソンの4番手パク・クンホンから途中出場の2番イ・チョヌンの2ランで反撃し、9回表、サムソンの4番手シム・チャンミンから代打ソ・サンウの本塁打で1点差に迫ったが、サムソンが逃げ切りロッテを抜いて8位に浮上した。5回を1失点に抑えたペク・チョンヒョンは6勝目。またパク・ハニは新人だった2001年から16年連続で100安打以上とプロ野球史上2人目の記録を達成した。すでにポストシーズンを決めた4位ＬＧは先発ポン・ジュングンが5回途中まで投げたが、リリーフが機能せず逆転負けを喫した。
