ハンファ、サヨナラ勝ちで2位を維持
ネクセン 3−9 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)フランコフ 11勝 (敗)キム・ドンジュン 2勝1敗1S
(本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 14号、キム・ヘェソン 2号、チョイス 12号 トゥサン : ヤン・ウィジ 16号、キム・ジェファン 24号
トゥサンは1回裏にネクセンの先発キム・ドンジュンから3番パク・コヌのタイムリーで1点を先制し、3回裏にパク・コヌのタイムリー、4番キム・ジェファンの犠牲フライで2点を追加した。ネクセンは4回表にトゥサンの先発フランコフから4番パク・ピョンホの2試合連続本塁打で1点を返した。トゥサンは4回裏に9番リュ・ジヒョクの犠牲フライで1点、5回裏に5番ヤン・ウィジの本塁打で1点を追加しキム・ドンジュンをノックアウトした。ネクセンの2番手イ・スンホは追加点を与えなかった。ネクセンは7回表にトゥサンの2番手パク・チグクから2番キム・ヘェソンの本塁打で1点を返した。
トゥサンは7回裏にネクセンの3番手キム・ソンギから4番キム・ジェファンの本塁打と8番オ・ジェイルのタイムリー、代わった4番手チョ・ドッキルからリュ・ジヒョクのタイムリーで計4点を追加した。トゥサンの3番手キム・スンフェは無失点に抑えたネクセンは9回表にトゥサンの4番手の高卒新人クァク・ピンから7番チョイスの本塁打で1点を返したが、反撃もここまでで首位トゥサンが勝利し3連敗から脱出した。フランコフは6回を1失点に抑え開幕11連勝で最多勝でもある。トゥサン打線ではキム・ジェファンが1本塁打3打点、1番ホ・ギョンミンが3安打と活躍。キム・ドンジュンが5回途中5失点で降板した5位ネクセンは連勝が5で止まった。
LG 6−9 ハンファ (清州)
(勝)チョン・ウラム 4勝22S (敗)キム・ジヨン 4勝5敗1S
(本塁打) LG : チョン・ジュヒョン 3号 ハンファ : ソン・グァンミン 8,9号、イ・ソンヨル 15号
LGは1回表にハンファの先発キム・ミヌから5番チェ・ウンソンのタイムリーで2点を先制し、2回表に9番チョン・ジュヒョンの併殺打の間に1点を追加した。ハンファは2回裏にLGの先発ウィルソンから8番キム・ミンハの犠牲フライで1点を返した。LGは3回表にチェ・ウンソンのタイムリーで1点を追加し、ハンファは3回裏に3番ソン・グァンミンの本塁打で2点を返した。LGは4回表に9番チョン・ジュヒョンの本塁打で1点を追加し、ハンファは4回裏に9番チェ・ジェフンのタイムリーで1点を返した。
LGは6回表に2番オ・ジファンへの押し出しの死球で1点を追加し、キム・ミヌをノックアウトした。ハンファの2番手キム・ボムス、3番手ソ・ギュンは追加点を与えなかった。ハンファは8回裏にLGの2番手キム・ジヨンから代打イ・ソンヨルの2試合連続本塁打で6-6の同点に追いついた。4番手パク・サンウォン、5番手チョン・ウラムは追加点を与えず、ハンファは9回裏にLGの3番手チョン・チャンホンかソン・グァンミンのこの試合2本目の本塁打でサヨナラ勝ちし2位を維持した。ハンファ打線ではソン・グァンミンが2本塁打5打点、2番カン・ギョンハクが3安打と活躍。3位LGではウィルソンが7回を4失点に抑えるも、リリーフ陣が逆転を許した。
SK 5−1 サムソン (大邱)
(勝)パク・チョンフン 7勝4敗 (敗)ペク・チョンヒョン 3勝4敗1S
SKは1回表にサムソンの先発ペク・チョンヒョンから4番キム・ドンヨプのタイムリーで1点を先制した。サムソンは1回裏にSKの先発パク・チョンフンから3番ク・ジャウクのタイムリーで1-1の同点に追いついた。SKは3回表にキム・ドンヨプと5番イ・ジェウォンのタイムリーで3点を追加し、6回裏から2番手チョン・ヨンイルを登板させた。サムソンも7回表から2番手チェ・チュンヨンを登板させた。
SKの3番手パク・チョンべは7回裏、サムソンの3番手ウ・ギュミンは8回表、SKの4番手パク・ヒィスは8回裏をそれぞれ無失点に抑えた。4位SKは9回表にサムソンの4番手クォン・オジュンから7番キム・ソンヒョンの内野ゴロの間に1点を追加し、5番手シン・ジェウンは9回裏を無失点に抑え勝利し4連敗から脱出した。5回を1失点に抑えたパク・チョンフンは7勝目。SK打線ではキム・ドンヨプが3安打3打点と活躍。8位サムソンでは6回を3失点に抑えたペク・チョンヒョンを打線が援護できなかった。
NC 7−4 キア (光州)
(勝)イ・ヒョンボム 1勝 (セーブ)イ・ミンホ 1勝1敗6S (敗)パット・ディーン 2勝4敗
(本塁打) NC : キム・ソンウク 11号、スクラッグス 14号
キアは1回裏にNCの先発チェ・グムガンから4番アン・チホンのタイムリーで1点を先制した。NCは2回表にキアの先発パット・ディ―ンから7番キム・ソンウクの本塁打で2-1と逆転し、3回表に4番スクラッグスの満塁本塁打でリードを広げた。キアは3回裏に6番イ・ミョンギのタイムリー、代わったNCの2番手イ・ヒョンボムから7番ホン・ジェホのタイムリーで計3点を返した。
NCは6回表にキアの2番手ファン・インジュンからキム・ソンウクの犠牲フライで1点を追加した、キアの3番手の高卒新人ハ・ジュニョン、4番手ムン・ギョンチャンは追加点を与えなかった。3番手キム・ジンソン、4番手イ・ミンホが相手の反撃を断ち、最下位NCが勝利した。3回裏途中から7回裏まで好投したイ・ヒョンボムが勝利投手。NC打線ではキム・ソンウクが1本塁打3打点と活躍。6位キアではパット・ディーンが6回途中7失点と振るわなかった。
ロッテ 5−5 KT (水原)
(本塁打) ロッテ : イ・ビョンギュ 8号 KT : ユ・ハンジュン 10号、オ・テゴン 9号
KTは3回裏にロッテの先発パク・セウンから2番の高卒新人カン・ベッコのタイムリーで1点を先制し、5回裏に4番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは6回表にKTの先発ニッパートから途中出場の3番イ・ビョンギュの本塁打で2-2の同点に追いつき、2番手チャン・シファンは7回裏まで無失点に抑えた。2番手ユン・グニョン、3番手チュ・グォンは無失点に抑え、KTは8回裏にロッテの3番手ソン・スンジュンから3番ユ・ハンジュンの本塁打で1点を勝ち越した。4番手オ・ヒョンテクは追加点を与えず、ロッテは9回表にKTの4番手キム・ジェユンから8番バーンズのタイムリーで3-3の同点に追いついた。
ロッテの5番手ソン・スンナクは9回裏に得点を許さず、試合は延長戦に突入した。ロッテは10回表にKTの5番手イ・ジョンヒョクからイ・ビョンギュ、7番キム・ドンハンのタイムリーで2点を勝ち越した。KTは10回裏にロッテの6番手ユン・ギルヒョンから途中出場の6番オ・テゴンの本塁打で5-5の同点に追いついた。KTの6番手の大卒新人シン・ビョンニュルは11回表、ロッテの7番手ク・スンミンは11回裏、KTの7番手ホン・ソンヨンは12回表、ロッテの8番手パク・シヨンは12回裏をそれぞれ無失点に抑え、試合は12回を終えても決着がつかなかったが規定により引き分けとなった。5連勝中の7位ロッテ打線ではイ・ビョンギュが1本塁打3打点と活躍。
外国人投手ロジャース退団 新外国人投手・元NCのハッカーと契約
ネクセンは21日、2018年シーズンの外国人選手として契約していたエスミル・ロジャース投手(32)をウェーバー公示し退団させ、新外国人選手としてエリック・ハッカー投手(35)と年俸総額30万ドルで契約した。
ドミニカ共和国出身の右腕ロジャースはメジャーリーグベースボール(MLB)で通算210試合登板の経験があり、2015年8月から2016年6月までハンファに在籍した。2018年シーズンはネクセンと契約し、13試合に登板、5勝4敗、防御率3.80の成績だったが、6月3日のLG戦で負傷し復帰には相当の時間がかかるため、代役の新外国人選手を探すことになった。ロジャースの韓国での3年間の通算成績は29試合に登板、13勝9敗、防御率3.80。
アメリカ合衆国出身のエリック・ハッカーは2013年から2017年までNCに5年間在籍し、韓国での経験が豊富である。特に2015年には19勝で最多勝となった。韓国での5年間の通算成績は137試合に登板、56勝34敗、防御率3.52。2018年シーズンはこれまで無所属で、個人での練習を続けていた。
(6月21日現在の為替レート:10万ドルが1102万4000円。)
(文責:ふるりん)