わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

というのが一つ論法

ここ1年でよく耳にしたフレーズに,「というのが一つ」「というのが1点」というのがあります.
例えば学内で,学生が発表したあと,教員のコメントとして,「〜というのが一つ.もう一つは〜」という使われ方をされていました.
従来的なプレゼン技法としては,列挙する場合は最初にその個数を示し,項目ごとに番号をつけて言う*1べきはずです.
なので,事前に個数を言わず,「というのが一つ.もう一つは」という表現で,論点が2つあることが話の途中で分かるとなると,聞き手はその2点を理解する必要に迫られ,苦労します.
なので,私にはなじめません.
とはいうものの,先月だったか先々月だったか,これが口に出そうになって,あわてて表現を変えた記憶があります.

*1:「はじめに」「つぎに」「それから」「さいごに」と言うことで,番号づけしないという技法もあります.

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