議事録作成のアドバイス - わさっきの続編のようなものです.
- 議事録はWordで仕上げるとしても,そのためのメモは,PCではなく,筆記用具を使いましょう.ただし消しゴムは使わず,誤記は線を引くようにします*1.
- 出席者が20人程度までなら,メモ段階で*2,出席者リストを書くようにしましょう.部屋を上から見た図を描き(最初は長方形一つでいいのです),人物名を配置します.発言があれば,発言者のそばに点を一つ打ってください.たくさん打たれた人が,その場を支配していることになります.メモを取る際は,支配しているいないにかかわらず,いわば平等に記録すべきですが,発言を思い出すときに,よく発言した人の内容を思い浮かべましょう.
- 資料に書き込むとき,大まかな質問内容をメモし,その先頭に戻って発言者名を書き,さらにその前に通し番号を振ってください.通し番号は,どんな順番で議論がなされたかを確認するのに使います.
- 質問・回答などは,走り書きで記録します.全文をメモする必要はありませんが,名詞のみでは,Word化するときになかなか思い出せないものです.走り書きは「慣れ」ですので,授業や,研究室内のミーティングの中で,鍛えてください.
- ファイルの命名規則,本文レイアウト,何を書いて何を書かないかについては,これまでの議事録ファイルに合わせてください.2回目以降の人は,最低限,「前の人の議事録」に目を通すべきです.最初に議事録を書く人は,教員にひな形をリクエストしましょう.
(追記)
- 「例」や「面白いエピソード」も,メモしておきましょう.これも,必ずしも議事録に記載するものではありませんが,電子化にあたり内容を思い出すときに有用です.