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2012年03月10日

[] 大学で喜びを見出すのは

先日,公私にわたってお世話になった教授の最終講義に出席しました.

デジカメで撮影し,自室に持ち帰って見てみるとピンぼけばかりで,学生時代の趣味の一つがカメラだった教授に申し訳ない限りです.

20分残しで,お話はおしまい.

こういう講義では,セミナー形式の研究紹介と同じで,最後に質問の時間がとられます.

はじめに質問されたのは,「学部内では,この先生」という先生からでした.

誰も手を挙げない状況で,案内役の先生,じゃなかった,司会の学科長から「そうですね…takehikom先生,何かありますか?」と,マイクが回ってきました.来るのは想定していたのですが,参ったこれはの気分です.

和大に引き入れてくださったこと,ご縁をいただき媒酌人をしていただいたことに感謝の言葉を述べ,迷いながら,次のことを質問しました.

  • 大学教員としてのご活動の中で,喜びを見出したのは,どんなときだったでしょうか.

もちろんその裏には(その場でも言いましたが),自分は今後も大学教員として,教育・研究・学内外の諸活動をしていくので,エールをいただきたいという気持ちがありました.

これに対して,お答えをいただきました.学部(5学科すべて)の1年生,300名を対象とした「システム科学概論」で試験を行い,採点していて,教授の予想を超える素晴らしい答案を見つけたとき,と.

このように質疑応答ができたことに,言葉で示した以上に心の中で,感謝しました.単純に,「これは分かる!」なのです.今年度の,自分の担当科目の試験にも,1枚,玄人はだしならぬ採点者はだしとでも言いたくなるような答案が,あったのでした.

そしてもう一つあります.システム科学概論を1年だけ分担した先生のことを,思い出す機会となりました.過去に書いた情報を見直してみると,この科目は2000年度(5期生)まで開講されていたとのこと.具体的なことは差し控えますが,その最終年度に,この科目を含め,自分の教員生活で外せない出来事がありました.


勇退となりますが,実は「おつかれさまでした」はいくぶん形式的なところがあります.M1学生のことを,ずっと気にかけていただいています.そして,来年度以降の研究・開発で,新たな仕事のタネをいただきました.その件で一番詳しい方より,あらましやニーズを聞いてからになりますが,学生の卒業研究になればと思っています.