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2018年07月28日

[] 歯磨き粉,使ったことあるの?

   「さてお風呂やな.その前に,夕食後にでけへんかった歯磨きを…」

  「あのさあパパぁ」

   「どうした,すえの子よ?」

  「パパだけなんで,シュミテクトつかってるの?」

   「ああこれ,パパ専用の歯磨きチューブやな.なんでと言われても,そやな,歯医者さんに診てもろて,虫歯はなくって知覚過敏と言われたんで,ま,自分用に買うたんやな」

  「あたしもつかっていい?」

   「いいよ.子どもはダメとか,書いてないし」

  「やったぁ!」

 「ねえパパぁ」

   「あとの子か」

 「パパもはみがきこ,つかうの?」

   「ん? んん…」

 「え? パパ,どしたの?」

   「歯磨き粉をちっさいころに,使ったことはあるんやが…」

 「ちっさいころに!?」

   「というのもやな,我々が歯ぁを磨くのに使ってるんは,『歯磨き粉』やのぉて,『歯磨きチューブ』や」

 「へえ」

   「英語ではtoothpasteって言うんやけど,それに対して,粉はパウダーやから,歯磨き粉はtoothpowder」

 「…」

   「粉の歯磨き粉をやな,小学生のときに一時期,使ってたんや」

 「えっ,そうなん!?」

   「粉が入った箱が,ドンと置いてあってやな,使うときは,ブラシにちょっと水をつけて,それからブラシのほうをその粉の上でゴシゴシすんねん」

 「…」

   「そうしたらブラシの先に,粉がつくんで,それを口の中に入れて磨くんや」

 「へえ」

   「そんな歯磨きの仕方,想像もでけへんやろ?」

 「知ってるで!」

   「なんで知ってるねん」

 「歯みがきこ,生活のじゅぎょうで見たもん」


wikipedia:歯磨剤で整理されていました.

Amazonで「歯磨き粉」を検索しても,上位にヒットするのは「歯磨きチューブ」ばかりでした.ともあれ見つけた「粉」を:

2018年07月08日

[] プールへ行くよ!

  「(画面を見ながら)えっと,このエラーには…」

 「あっ,パパぁ!」

  「んん…さきの子か」

 「そうやで! イスで回るもんね」

  「周りに足とかぶつけたらあかんで」

 「当たらへんもん!」

  「自信家やなあ」

 「パパ,今日,プール行くよねぇ?」

  「ああそういう予定やな」

 「家ぞくで行くんやで!」

  「(さきの子のほうを向いて)ん? おじいちゃんもおばあちゃんも,行くんか?」

 「あっちがうちがう! パパと,ママと,うえの子とあたしとあとの子とすえの子の,6人で行くの!」

  「あーはいはい」

 「それでパパは,すえの子ちゃんのやくやからね!」

  「(分からんでもないが…)するてえと何かい,パパが,すえの子になるんかい.(すえの子の声を真似て)『パパ,ボケてたらあかんで』とか」

 「ちがうわー!!」

  「おそらくさっき言いたかったんは,『すえの子のお守(も)り』の役やな」

 「そうそう!」

  「まあするけどな…しかしあの子の重(おも)りになって,ぶくぶくぶく…と沈んだら,あかんな」

 「あかんがな!」

  「ほいほい.それでさきの子よ,お前はもう1人で,泳げるんか?」

 「それがねえ…25メートル,およげるように,とっくんするねん!」

  「ママの指導を受けて,か?」

 「そ!」

  「がんばれよ.お前やったら特訓したら,プールの上を走って25メートル,行けそうやな」

 「いけへんわー!!」

  「無理か.ほなら,25メートル,下に潜っていくか?」

 「もぐれへんわー!!」

そうこうして,近所のプールへ行って泳いできました.パパはもはや,クロールも平泳ぎも,息継ぎがうまくできません.「けのび」で何メートルか先に行ったり,深く潜ってプールの底にお腹をつけたりして,子らを喜ばせました.

2018年07月03日

[] 忘れ物を取りに行くのについていく

ただいまを言うより先に,家の中から何やら叱り声が聞こえます.

玄関に来た,あとの子が,小声で伝えてくれました.さきの子が,小学校から持って帰ってくるのを忘れたとのこと.

それも体操服という,週末に学校に置いたままだと大変なことになるものです.

そのほか,水筒に,上靴に,さらに2つ,持って帰らないといけないものがあるそうで,クラスの異なるあとの子は,その辺,ぬかりありません.

さてどうしますかと,のんびり構えていると,パパ,学校まで行っちゃってと,妻はこちらに向けて言いだしました.

もう学校は閉まってるんやないかと尋ねると,1回(妻はさきの子と一緒に,忘れ物を取りに)行ったことがあると,返ってきます.ついでに,小学校へ行く途中にあるコイン精米機で,米を搗いてほしいと頼まれました.

ゆっくりするわけにも,いきません.車のキーをもらい,家を出ました.

さきの子は,助手席ではなく後方座席に乗り込んで,出発進行.先に精米をします.手伝いはいらんから,そこで座って待っときと言い,一人で作業をして,ふたたび運転席につくと,さきの子は座ったまま眠っていました.ママに叱られたのが,精神的につらかったのでしょう.

ほどなく小学校に到着.起こして,最初にどこへ行けばいいのか聞くと,車を出て「こっち!」と言い,走って行きました.自分も車から出てドアを閉め,ロックしようとしても,かかりません.

さきの子は,後方のドアを開けたまま,学校へ入っていったのです.

事務室で頭を下げて事情を説明してから,教室へ入りました.4月の授業参観以来です.体操服と,水筒と,上靴と,アレとコレとを,すべて補助バッグに入れようとしても,入りません.水筒は手で持ったらいいよと言うと,さきの子は蓋を開けて,中のお茶を飲んでしまいました.蓋を閉めて,手に持ちました.

もう一度事務室で頭を下げて,車に乗り込み,学校をあとにしました.

自宅の駐車場に戻り,体操服あるな,水筒あるな,上靴あるな,アレもコレもあるなと1点1点確認し,ほなおうちに入ろうかと言うと,さきの子は走って行きました.

またも,後方のドアを開けたままです.

我が家の(おそらく学校のクラスでも)うっかり女王には,教えることがまだまだあるのです.

2018年07月02日

[] 資源は有限

某年月日,朝の散歩へ行く気が起こらず,床の上で体を横にし,ごろごろしていました.

あとの子が入って来て…

  「おはようさん」

 「パパ,おはよお」

  「えらい早起きなんやが…何かするんか?」

 「うん,お絵かきする」

あとの子は机に座り,かりかり音を立て始めました.

横になったまま,5分ほど,眠ってしまい…

目が開いたのは,横になったパパの体をまたごうとする,あとの子の姿があったからです.

  「何しとんの?」

 「お絵かきに,紙がほしいなあと思って」

子どもらには手の届きにくいとこに置いてある,A4の用紙がほしいということですか.

  「うーん,今日はやめとき」

 「えー,なんでぇ?」

  「さっきから1枚にかいてたんやろ?」

 「そうやけど…」

  「資源は有限!」

 「…何て,パパ」

  「(伝わらんかったか)えっとやな,限りあるもの,大事に使えっちゅうこっちゃ」

 「はぁい」

  「分かってくれたか」

 「パパあの紙とってくれるの?」

  「お前,分かっとらんやないか」

2018年06月28日

[] 赤福,最後の1個を食べたら

某年月日,子らの中で一番の早起きは,すえの子でした.

聞いてみると,「これ,あさになったらたべていいって,ママがいってたから」と,赤福の折箱を指さしました.

早朝の散歩,そしてひと仕事をしてから,朝食です.食卓につくと,テーブルの上の折箱に,赤福は残り1個になっていました.

 「パパのやで!」

  「ん? さきの子よ,最後の1個はパパのんか」

 「はよ食べてや!」

  「んん…急かされとるなあ.けど甘いのんは,ご飯とかおかずとかを,食べてからやな」

そうこうしてご飯とおかずを食べ終え,赤福を,折箱に付属の木ベラですくって口に入れ,ごちそうさまと言いました.

なのですが,箱の中には,赤福の餡がついています.

木ベラで軽く,ごしごしと…

  「こういう,ついたのって,好きな人もたまにおるんやよな…」

  「さきの子よ…じいっと,パパのほうを見とるが,これ,ほしいんか」

 「ほしい!!」

  「はいどうぞ.木ベラに取れるだけ取ったからな…」

 「(無言で折箱をひったくる)」

  「おい,箱のほうがほしいんかいな.乱暴やなあ」

 「それも!!(木ベラもひったくる)」

  「ほいでもって木ベラもか.まだまだ餡を取り出したいんか.がんばれ」