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2016-10-08 CEATEC2016を見学 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

昨日は新生CEATECを見学。これまで土曜日まで開催していましたが、今年からは火〜金の平日帯のみに変更です。自分が興味があるものを中心にゆっくり見たかったため休暇を取って個人的に参加。

ファミリー向けの訴求やCSR的な配慮が重要になって、「わかるけど、なんだかもやっとしたコンセプト展示」が多くなっていた従来のCEATECと一転、プロトタイプだけど尖った展示が増えていたのが好印象。100社ぐらいあるベンチャーの小コマ出展、聞いてゆくのは体力的に辛いところがあったけど、聞くこちらもモチベーションをもらえる。

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コミュニケーションロボットが多い。トヨタも大きなブースで出店しているが、主な展示はこの小型ロボット。目がクリッとしている。シャープのロボホンや、Sota なども似ているが、同じデザイナーのデザインだそうだ。一方シンプルなデザインの富士通のRobopin。案内役が主な用途。中性的でデザイン上の主張が少ないのでどこにでも合うかも。シャープはCOCOROBOとボカロをコラボ。そろそろコミュニケーションロボも普及するだろうか

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NTTはグループとして出展。ドコモはちよくるなど自転車シェアリングサービスの基盤を運用しているけれど、その自動車版といったところか、駐車場シェアリングサービスの試作を出展。コインパーキングのフラッパーの代わりに、工事容易な小さな車両センサを設置。利用者はスマホアプリで空き駐車場を検索・予約するもの。精算もネット経由で行うので楽とのこと。Uberと同じようなモデル。 で「不法駐車は、近くのガードマンが駆けつけることで解決」とのこと。そこが課題になりそうだが、可能性感じる。



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話は少し変わり、デモの見せ方について。 製品の技術そのものも大事であるけれど、展示会映えする見せ方、人の目を引き付ける見せ方というのは大きな展示会では大事。今回目を引いた二つは、どちらもMaker文化のグループとのコラボであったようだ。一つがパナソニックの人体通信技術のデモで「光るスカート」。客がデバイスを手に持ちコンパニオンと握手するとスカートがそのデバイスと同じ色に光るもの。 もう一方はロームのセンサ、アクチュエータ技術を用いた、ラジコン式羽ばたき折り鶴。どちらもMFTやその関連するイベントでみかけたことがあるデモであるけれど、パナソニックやロームの技術者か展示会担当者が技術支援を持ちかけたのだろうか。このあたりの目利きと調整力は尊敬する。

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技術でいうと富士通のリアルタイム音声認識+多言語翻訳。何十年前からある技術とはいえ、1分ほどのフリートークでも誤認識がなく、認識率の高さがこれまで見かけたシステムよりも1段上、ようやく実用レベルのものを見た。認識・翻訳はクラウド側で実施するためスマホで実現できるとのこと。富士通はデモは地味(堅実)だが質が高く頑張っている。

ビジネスモデルとしてすぐにでも実用化できるのが、パナソニック/NTT-Cの「カメラシェアシステム」。遊園地・景勝地など景勝地などでよいアングルでちゃんとしたカメラを設置して、旅行者の自撮り写真をとるもの。撮った写真はその人のスマホで見られるシステム事業者が施設に無料で設置して、売り上げを按分する自販機モデルを考えているとのこと。ブレイクする可能性を感じる

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そして写真は撮っていないものの、今回はベンチャー企業の出展数がこれまでの数倍で100社ほどに増加。IoTのエッジ側デバイスクラウドでの解析・サービスなどそれぞれの領域で尖ったものを展示している。こちらもモチベーションを得られる。去年見かけた製品もあり、話を振ると向こうも驚いた様子だったが、この一年の説明をしてくれたりと同人誌即売会のようなあたたかい雰囲気もある。

この6年ほど衰退方向で心配だったCEATECですが、今回の方針転換良い方向になったのではないかという印象です。

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2015-09-08 マイナンバーとマイナンバーカードの違いを知る このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

久々にセミナーに参加。

セキュリティオンラインディ

https://event.shoeisha.jp/ezday/20150907/timetable

参加したセッションは、セミナー最後の「どうなる?これからのニッポンセキュリティニッポンの個人情報

登壇者は、高木浩光さん、山本一郎さん、そして、新潟大の鈴木正朝さんによるパネルセッション

このお三方は、翔泳社の「ニッポンの個人情報」を今年の2月に出版されています

今回のテーマは、プライバシーを軸にしたマイナンバーやその周辺の話題についてです。

セッションの内容と私の意見がごっちゃになりがちですがご容赦。


2003年に成立した個人情報保護法

そういえば、私もこのころ、ちょうどネットワークやセキュリティ関係の業務に関わり始めたのだった。

インターネットの加速的な普及もこのころで、モバイル! テレワーク!と夢を持てたし、扱っていたリモートアクセスの製品も結構売れたな。でも個人情報保護法成立後は、情報紛失のリスクが利便性よりもはるかに高くなって取り扱いがリモートアクセスだけでなくノートパソコンの持ち出し自体厳しくなってきたのだった。

それから12年ほどたって、今、個人情報保護法の初めての大規模な改正案が9月3日に成立したとのこと。

安保法案だけが目立って知らなかった。

この新個人情報保護法ビッグデータ解析で個人情報を使いやすくなるようにもなるのだけど、一方規制もきつくなるそうで、特に気になるのが「これまで5000件未満の個人情報であれば対象外であった個人事業主」が法律の対象となるところ。 個人経営の酒屋さんがお得意さんの名前を控える場合も個人情報管理台帳を用意していないと違法になるとか。

今回の法律改正、特に個人事業主に影響が大きそうですな。アルバイトのマイナンバーの番号管理も大変だけど、これまでの個人情報についても新たな管理が必要になりそう。鈴木さんはマイナンバー・個人情報コンサルとして税理士に期待と言われていました。

年金情報が漏えいしたことは、マイナンバーの展開に大きな悪影響を及ぼしているそうで、いくつかのスケジュールが狂っているそう。

ただ年金での個人識別に使っている「基礎年金番号」とマイナンバーとは取り扱いが違うとのこと。

年金情報の漏えいでは、銀行に例えれば、名前と銀行口座番号だけが流出したようなもので預金は引き出されないけど、年金の場合、流出した(氏名+基礎年金番号)の二つで登録住所の変更など事務処理ができてしまうそうで、基礎年金番号が個人識別に使われてしまっているらしい。 ただのIDなのに実運用ではパスワードがわりにつかわれてしまっているそうだ。

そのため、流出した人に対して基礎年金番号の付け替えまでおこなっているそう。

一方マイナンバーでは「マイナンバーを個人認証に使えない」と法律で明記したそうで、各種の本人認証ではマイナンバーは使わないようになっているそうなので、万が一(氏名+マイナンバー)のペアでの流出事件が起きたとしても、影響は少ないおでマイナンバーの再割り当ては行われないだろうとの高木さんの意見。

それにしては国内の多くの事業者が頭を悩ませている、厳しすぎるマイナンバーの管理義務がなんのためかわからなくなる。

ちょうど今、消費税軽減税率還付で話題になっている「マイナンバーカード」。

多くの新聞記事で「マイナンバーを用いて還付」とあるけれど、これは間違いで、「マイナンバーカードという非接触のICカードを使って還付」が正しいそう。

軽減税率還付の話でいうと、スーパーで11桁のマイナンバーを提示するのではなくて、「マイナンバーカード」というICカードカードリーダーにかざすと、カードの中に情報がたまに後で還付を受けられるということらしい。

つまりは、Suica定期券でコンビニでSuica使って買い物するとSuicaポイントが付くようなものなのな。ここでJRの定期の情報は使っていないのと同じようなものか。

マイナンバー関係ない。

やまもといちろうさんの話を聞くと、ある程度想像していた通り、「とにかくマイナンバーカードを普及させたい」ということが主な理由であるようだ。

国民を管理したい」というような大それた理由はなさそうで、とにかく「発行枚数の実績を上げたい」ということがあるような印象。 同じような規格で「住基カード」があるが、こちらは普及率6%以下で成功であるとはいいがたい。次は絶対ゆずれないよ という思いがあるよう

住基カード普及率: http://www.soumu.go.jp/main_content/000200394.pdf

普及施策はこれだけではなく、「マイナンバーカードを国家公務員の身分証に」という話も出てきている。

http://blog.jjseisakuken.jp/blog/2015/09/post-fe5d.html

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/cio/dai63/siryou4.pdf

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これが曲者で、普及をさせたいがためにとうとう「身分証とは何を保証するものなのか」ということを忘れてしまっているという。

まさに「ひろみつ案件」なのですが、高木先生曰く「私も身分が公務員なので決まったことには口を出せない」ともどかしい様子。

要は、マイナンバーカードの表面には住所・性別・臓器提供意思表明など身分証にふさわしくない情報が記載されているので、カードのプライバシー事項を隠すカバーを作る。で、このカバー表面に所属部署など身分証とて必要な情報を記載するとのこと。 つまり「カバーを持っている人」=「その組織の人」であって、マイナンバーカードはなんでもよくなるという。 あれ?。 まあ、入退管理などではマイナンバーカード内のICチップ情報を使うようだけど、人間の目で見たときはなりすましが容易すぎるという困った状況。

で、国家公務員は利用が決定したのだけど、地方公務員・独法、はたまた民間企業まで利用を勧めているとのこと。

マイナンバーカードは、地方自治体単位で発行するのだが、自治体ごとにICカードに独自サービスを入れてもよいとされている(というか普及のために入れることを推奨しているよう)

カードを個人認証に使えないかという提案もあるようだが、 カードID を個人識別に使うのは危険であるよとの山本さんからのコメントあり。

http://www.fujitsu.com/jp/group/fri/column/opinion/201507/2015-7-3.html

うーむ。 Felicaのカード番号(IDm)はクラックして変更できるらしいが、マイナンバーカードが使用しているTypeBカードでも同じように番号をクラックできるのだっけか?

それはさておき、「マイナンバーは厳重に管理しましょう」といわれている一方で「マイナンバーカード国民全員が作って、便利に使いましょう」というなにやらバランスの悪い状態になっているなという気にはなった。

2015-04-26 ニコニコ超会議 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

今年も、ニコニコ超会議に行ってきました。

とうとう、幕張メッセの全ホールを利用するという、往年のモーターショー、CEATECと同じ規模になって、今や一番勢いがあるイベントですな。

メインは、いわゆる「踊ってみた」「歌ってみた」「ゲーム実況」などのニコニコで流行っているコンテンツを元にしたライブでこれは10代を中心とした層でちょっと私は場違いなのですが、ニコニコ学会や「ニコニコ技術部」のような技術展示も活発 という、まあ良い意味でカオス。まあ3年目の今年は結構整理されて当初のイノベータ・アーリーアダプター的な熱気がちょっと薄くなったかな?とも感じましたが、参加するのはいろいろとエネルギーをもらえます

2015-01-17 自転車で三浦半島一周 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

乗っている自転車のことをこのブログでは書いていなかったかな。

10年以上前からマウンテンバイク乗っています。最近はタイヤをパナレーサー RiBMO PT という転がりやすいタイヤに替え、ペダルもビンディングに付け替えていて、クロスバイク程度の走りやすさにはなっています

さて、 本日は三浦半島を時計回りに一周してきました。 総距離94km。休憩込みで6時間。 風も冷たくて気持ち良い。ちょうどよい運動であったので、三崎港で食べたまぐろ丼がうまい。

ビンディングペダルの効果もあって、上り坂でもペダリングの効率がよい。 気持ちよく登れます

コースは行きが鎌倉から逗子経由で16号線の田浦に出て、横須賀観音崎浦賀→海沿いに三崎港に向かう経路、帰りは三崎港から134号に出てそのまま葉山を通るコース。

2014-04-30 北海道・東北旅行 四日目(久慈・宮古) このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

三泊目の今日も朝五時頃に目が覚める。3日とも目覚ましよりも先に目が覚めるという。

今日も6時前にチェックアウト。そして港の朝市まで歩く。

地図でざっくりと確認はしたが予想以上に距離があり5kmほど歩くことに。

八戸港で大規模な朝市を開催しているとの情報で、八戸港に行ったがだだっ広い港にイカ釣り船は数多く係留されているものの、だれもいない。。 よく確認をすると「日曜日開催」であった。仕方なく最寄り駅の陸奥湊駅まで歩くと、そこでは小規模ながらもにぎやかに朝市を開催中。 こちらは逆に日曜日以外毎日開催。それも朝3時ごろからという。

駅前の魚市場の中で来場者向けに朝飯を出しているので、そこで魚だけを200円で買ってその場で食べるという。

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陸奥湊駅からは八戸線八戸線も本数が少なく、7:28の電車を逃すと数時間来ないので乗り遅れられない。

隣駅の高校への通学の学生最初は満員であった。彼らもこの電車を逃せないよなあ。

一時間半ほど電車に揺られて、久慈駅に到着。

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久慈駅では、観光協会のレンタサイクルを借りて、あまちゃん舞台となった小袖海岸まで走ってみる。

およそ6kmほどで、一か所を除いて平坦なのでそれほど大変ではないと思う。

バスでも自転車でも所要時間は30分ほどだけれど、バスの便が悪いのでレンタサイクルの方が便利ですね。

途中、すれ違いが出来ない細い道となるので休日はマイカー進入禁止となるようです。

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小袖海岸では、まめぶ汁やイカの丸焼きなどを観光客向けに安く販売していました。トイレなどの設備も整えており、あまちゃんロケ地来訪需要を期待している様子。

その後、久慈市内で道の駅や、あまちゃん撮影に利用したグッズを展示しているあまちゃんハウスを見学。

その後はこの4月に全線開通した三陸鉄道北リアス線に乗り宮古まで。普段は2両編成のようだが、どこかのタイアップで「潮騒のメモリーズ号お座敷列車」が増結されていた。

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三陸鉄道地元の人が利用する列車ではあるのですが、観光需要も非常に意識していて、橋の上など景色のよいところでは臨時停車をして写真撮影タイムを設けたり、あまちゃんの「袖ヶ浜」駅のモデルとなった堀内駅では2分間の長時間停車をして外に降りて撮影できる時間を撮ったりと非常にサービスが良いです。

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上が袖ヶ浜モデルとなった堀内駅、下が「夏ばっぱ」が大漁旗を振っていた海岸だそうです。


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沿線沿いは津波の被害を受けた地域が多いです。この一帯だけではないのですが大規模に復興工事が進められています。


宮古に着いたころには雨。

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駅前にはAKBの顔出しパネルが置かれていました。去年ここに来た時の記念のようです。

山田線の出発まで時間があったので海の方まで歩くと海沿いは更地になっているところも多く、このあたりの津波の被害が大きいことを感じます。

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山田線は国内でも有数のローカル列車で、宮古から盛岡までの便は一日数便しかなく、これを逃すと次は夜になるという。

山の途中からは人家もなく携帯も圏外になる辺境の地を走ります。

この列車に揺られること2時間強、ようやく盛岡に到着。

盛岡からははやぶさに乗車して帰宅。はやぶさ(E5系)は初乗車でしたが、快適な車両でした

山田線

2014-04-29 北海道・東北旅行 三日目(大間・恐山・大湊・六ヶ所村・三沢・八戸 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

さて今日は本州に渡る日。

今日も目覚ましの前に起床。6時前にチェックアウトし、函館駅前にある朝市へ。午前3時ごろから開くカニなどの海産物のマーケットだが観光客向けにも料理を出す店が多い。評判が高い、きくよ食堂

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初日に続いてまた海鮮の丼もの。かにいくら丼である。

特に蟹の食感が普段食べているカニと全く違う。 うまいうまい。

さて、朝飯を食べた後はフェリーターミナルバスで移動。

9:10発の大間フェリーに搭乗です。

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同じ埠頭には、現在運航を停止している 高速船 ナッチャンWorld も係留されていました。これ、早いけれど燃料食いらしいですな

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大間到着間際には、大間の漁船が多く近くを走り漁業が盛んであることがわかります

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大間到着。 1:30で到着です。 ここからでも函館函館山ははっきりと見て取れました。北海道本州は本当近いですね。

さて、ここでレンタカーを借ります。

フェリーターミナルにはオリックスレンタカーだけが事務所を持っています。さらに、ここから借りた車は他の場所で乗り捨て可能なのですが、逆に他の場所で借りた車をここに乗り捨てすることは不可という制約がついています。

旅行計画当初は青森から入って、北海道に行くことを考えていたのですが、途中でこの条件に気づいて、なくなく飛行機のキャンセル代を払って行程を逆にしました。

今日の昼飯は、大間マグロヅケ丼

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あいにく、この季節は大間マグロは取れないので近海もののマグロだそうですが、それでも冷凍ではない生のマグロとのことで美味しくいただきました。 大間マグロのシーズンは 8月から1月にかけてだそうです。

さて今日はかなり回るところが多いのですが時間が少ない。

まずは最初の目的地、恐山へ。下北半島太平洋側の道を進みます。

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途中の桜並木です。函館はまだ三分咲きでしたが青森は満開。道沿いに勢いのある桜の花が並んで桜のトンネルができています

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そして、恐山へ。

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恐山は、むつ市街地の北西の宇曽利山湖のほとりにありますが、この周囲は亜硫酸ガスが発生し、硫黄のにおいが漂っています。

他の火山地帯では「○○地獄」といわれるところですが、ここでは寺の聖域になっているのですね。 境内には温泉までありました。

なお、有名な「いたこの口寄せ」は7月の大祭の時だけ行われるそうで普段は静かなお寺です。

その後、大湊海上自衛隊基地付属の「北洋館」へ。ここは昔の士官の社交クラブだったそうですが、今は旧海軍海上自衛隊の資料展示館になっています。

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この後は、三沢へ。今日の行程はかなり時間に制約があり、三沢の航空科学館に16:30前に到着する必要がある。すでにここで14:00だが、カーナビの所要時間を見ると、休憩なしでもほぼそのころに到着の予想。

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下北半島にも「横浜」という地名があるので、まるで関東地方を走っているような標識もでてきます

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途中にあった、六ヶ所原燃PRセンター。小学生を対象とした原子力発電原子燃料サイクルのPR施設です。カーナビの予測時間よりも15分ほど貯金があったのでここを見学しました。

この施設、資金が潤沢にあるのか立派。正面にはピクニック施設もあります。ここからは、むつ小川原国家石油備蓄基地石油タンクも見え、国策施設がこのあたりに林立しています。 走っていると美しい田舎の草原地帯なのですが、地理的には本州の地の果てで人口密度も低く太平洋に面しているという立地条件なわけですしね。このような施設が集まるわけです。

さてそこからまた60kmほど走って、三沢空港近くの航空科学館へ移動します。なんとか16:15に到着。

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この航空博物館はYS11の実機が展示されるなど、展示も立派。

ちょうど、十和田湖から引き揚げられた戦時中の双発練習機の残骸が展示されていたりとわずかな時間ではありましたが満喫しました。


その後、今日の宿泊地の八戸に移動。三沢付近から八戸まで有料道路で時間もかからずに移動。

八戸は、新幹線の止まる八戸駅ではなく、そこから5kmほど離れた本八戸が中心のようです。

八戸駅でレンタカーを返して、八戸駅からはバスで移動。今日のホテルは繁華街の中心に立っているので街歩きには便利。


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この日は、近くの屋台ラーメン屋八戸ラーメンが夕飯

2014-04-28 北海道・東北旅行 二日目(函館) このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

七時前の特急で函館に移動するため、寝坊するわけには行かないのでホテルの目覚ましと持ち込んだ目覚ましをダブルでセットしたのだが、目覚ましの前にちゃんと目が覚めました。

札幌でのホテルは、駅前ホテルグレイスリー札幌札幌駅まで徒歩1分ほどで、今回は4000円だったのでなかなかお得。その分外の見えない部屋に案内されたけれど、外を眺める時間は無かったのでどうでもよい。

6時前にチェックアウトして駅周辺を散策しながら朝食を調達。

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時計に注目。

函館

6:36のスーパー北斗2号で函館に向かいます。

3時間半ほどディーゼル特急に揺られます。先頭車のため、トンネルに入るたびにホーンが聞こえますが、「にゃーん」と猫の鳴き声のように聞こえるのなあ。この車両、もともと先頭の貫通扉から外が見えるように設計されているのですが踏切事故の影響で立ち入り禁止になってしまったそう。 もったいない。

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函館で降りて、市電で函館山側に移動。

函館は坂のあるエリアに古くからの洋館が立ち並び、北海道の中でも異国情緒が漂う場所です。横浜長崎神戸といった町並みと似ているかもしれません。

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テレビでもロケによく使われる「八幡坂」。遠くに国鉄の連絡船 摩周丸が見えます。

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公会堂。もともとは明治時代にホテルやダンスホールとしての利用も計画されていたとのこと。

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国鉄青函連絡船 摩周丸。 記念館となっているようです。

ここでホテルにチェックイン。今回のホテルはホテルプロモート函館。3900円。浴室の換気扇が動かなく部屋がしけったなどいろいろ問題はありましたが、市電の松風町電停前のため移動は非常に楽でした。

その後市電で五稜郭に移動。市電は一日乗車券600円を買うと乗り放題。一区間200円なので、ちょっと観光すれば元取れます。5分に一本程度で来るのでバスよりも使い出あります。

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五稜郭、ちょうど桜が咲き始めたところ。五月の1週目頃が満開でしょうかね。五稜郭の歴史をざっくりとしか把握していなかったのですが、勘違いしていました。もともと松前藩新政府軍についていたところに、土方歳三らが押し入り奪い取った後、再び新政府軍が奪い返したという筋でしたか。

函館は五稜郭が一番栄えているところで、函館駅前は実はあまり繁華街はありません。条例による規制なのか、駅前に人が少ないためなのかはわかりませんが、函館駅周辺で宿泊した人は夜ちょっと外で飯を食べようとすると、ちょっと離れた赤レンガ倉庫地帯まで出向く必要があります。

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これが函館ご当地バーガーの「ラッキーピエロ

価格も400円台と安く、ボリュームあり肉もうまい。一度関東にも進出していたとのことですが現在は無いようで残念。もう一度食べたい。

さて、その後、函館名物の函館山からの夜景を見物するためロープウエイで山頂に移動

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空が暗くなるまで待っているのはこの季節でもかなりつらく、指先が凍えるほどでした。その分素晴らしい夜景を眺めることが出来ました。

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赤レンガ倉庫群もライトアップされています。

これも夜景の一つになるわけですね。


函館は異国情緒も北海道の開拓時代の雰囲気もお互い感じられる雰囲気が街中に残っており、写真を撮りたくなる街でした

さて、明日も早起きをして朝市を見物した後はフェリー本州に渡ります

2014-04-27 北海道・東北旅行 初日(小樽と札幌) このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

2014年のゴールデンウイークに北海道東北を旅行しました。

初日は羽田から飛行機で千歳に11時ごろに入り、JR小樽まで直行です。現地到着したのはお昼時。


小樽

小樽ではやはり寿司を食べたい。早速、ネットで調べておいた現地の人おすすめの寿司屋さん「すし耕」で北海丼です。イクラがぷりぷりしてこれまで食べたことのない味わい。

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腹ごしらえも済み、駅前近くにあった「ちゃりんこ・おたる」というレンタサイクル屋で自転車を借りて街周辺を散策です。 メインストリートから離れたところに見どころがあるのですが、徒歩だと時間がかかりすぎるし平地なので、レンタサイクルおすすめです。

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小樽港

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小樽総合博物館 という、主に北海道国鉄車両を保存している博物館。もともとは国鉄手宮線の手宮駅だったところを改装したものだそうです。 「アイアンホース号」という蒸気機関車が実際に動いていました。

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小樽から3kmほど離れたところにある、ニシン漁が盛んなころに建てられた「鰊御殿」。その裏側にある断崖。小樽から西側の積丹半島はこのように断崖絶壁で陸の交通はなかなか発達しませんね

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小樽運河も見物。 テレビで出る「小樽運河」はこのあたりです。実際に観光地化されている運河のエリアは300m程度でした。この西側にはもうちょっと幅の広い「北運河」があり、ここは今でも漁船が係留されて仕事に使われていますが、昔の、船から「はしけ」に荷物を移して、運河沿いの倉庫に移すという昔ながらの運河の海運はもうないですね

小樽から南小樽にかけてはお土産スポットが並びますが、男の一人旅行ではあまりここはピンと来るものがなく、残念ながら素通りして南小樽JRに乗り札幌へ。 新千歳小樽間はKitacaエリアになっていて、Suicaでも乗り降りが出来るので切符を買う手間が省けます

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札幌

小樽で時間を使い、札幌に到着したのは夕方5時ごろ。

飯を食べるついでにすこし市内を観光しました。

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北海道市庁舎。

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夕飯は、 狸小路の「ラーメン赤星」というちっちゃなラーメン屋味噌ラーメン。ここは500円と格安で本格札幌ラーメンを食べられるので人気だそうだが、味噌は750円でプラスでチャーシューを入れたので1000円に。 まあ旅行中だしこのぐらいの贅沢はよいだろう。

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テレビ塔にも上りました。地上100m程度。 駅前JRタワーは150m どちらも720円だとJRタワーの方がよかったか。

テレビ塔は東京タワーより1年古く築50年ほどだそうで、中もレトロ感が。 テレビ塔をモチーフにした「テレビ父さん」という、マスコットキャラを作るなどいろいろ努力している様子。

初日はこんな感じで終了。明日はいきなり朝から函館へ移動です

2014-04-06 先週は、大洗の海楽フェスタに参加 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

先週3/30のことであるが、大洗の「海楽フェスタ」に遊びに行っていました。天気は午後からあいにくの土砂降りではあったのが残念でしたけど、でも街の活気と美味しい料理を楽しめました。

大洗を訪れるのは去年5月の連休から4回目。

まだ何かイベントがあるときにしか訪れていないですが、来るたびに毎回商店街が新しい企画を考えてきているのでそれを見ることも楽しみ。


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今回は雨にもかかわらず5万人の来場者だったよう。

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町長さんまで胸にガルパンのステッカーを2枚もつけて開会宣言するという(笑。

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アニメガールズアンドパンツァー」のいわゆる「聖地」として盛り上がり始めてから、ほぼ1年。企業主導の仕切りはあまりなく、街の人たちとファンが中心となって盛り上げているという素晴らしい状態が続いていますな。

去年5月と比べて街の人たちも一緒に楽しんでいる姿が目に付きましたな。去年5月のまいわい市場で並んだ時は一般の買い物客との間に見えない壁を感じましたが、今やもう普通の風景ですもんな。

(去年5月のブログはこちら http://d.hatena.ne.jp/takeim/20130504

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ネットでは見ていたけれど今回初めて実物を見た、大洗のご当地レスラーのオーアライダー。以前から商店街イベントとして路上プロレスを行っていたようで、路上を練り歩きながら商店街店頭でお店の宣伝しながらプロレスするという地域密着の取り組み。

これ以外にも100円商店街など、いろいろな取り組みを積極的に行っていた地力もあって、機会を逃さずに企画を連発できているのだろうなあ。

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大洗の小学生たちは、地元の大人たちがイベントを楽しみながら毎月のように企画して、それを目当てに全国から人が集まるし、メディアにも取り上げられるし、国からも県からも表彰される ということを繰り返し目の当たりに体験しているわけで、商店街の賑わいを取り戻す以上に、子供たちが地元に誇りを持つということで貴重なことかもしれないわな。

次は海開きのイベントにまた遊びに行くか。今度は街中をレンタサイクルで回ってみようかと思う

2014-02-12 そろそろCP+ このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

明日からカメラの総合展示会の CP+ が開催。

土曜日に行く予定で考えています。

この "CP+"というイベント名だけれど、"+"が検索においては特殊文字ということもあって検索に引っかかりづらい。 おまけにTwitterハッシュタグでは "+"は使えないので #cpplus #cp2014 などと思いのままにハッシュタグがつけられて分散してしまう。

CEATECのようにイベント名をもっとユニークにできないのかなあ

2013-11-24 RX100M2のゴースト、ハレーションが激しい このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

8月に買ったソニーのDSC-RX100M2.

ちょっとしたことでレンズが不調になって修理に出したら無償でレンズの交換をしてくれたのだがさらに症状が悪化してしまった。

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サッポロポテト」といわれるものの、ここまで派手にハレーションと濃いゴーストがでるのは今時のカメラの基準からありえんと思うのだがサポセンの見解だと「いろいろとテストしたが同機種でも同じ症状が現れるのでこの機種の限界」とのこと。RX100M2はソニーコンデジフラッグシップなので、Cybershot全てでこの画質がソニー基準を満たしているとのことか。

公式見解なのでそう受け取るとするしかないが、今後ソニーのカメラを安心して買えないという残念な結果になってしまった。

大型の1インチセンサーソニーのカメラしか無くコンデジサイズでデジイチ並の画質を備えるのは現在このカメラぐらいなのだがなあ。まあサポセンの応対の口調自体は真摯ではあるのでそれ自体は不満はないがなあ。

これがどうでもいいメーカーだと二度と買わないのだが、そう切り捨てられないのが辛いところ。

ちょっとずれるが、キヤノンのPowerShot S120. これいま気になってます。 4万かあ。。。ちょっと今すぐ買いかえるには値がはるわな。

2013-10-05 CEATEC2013 を見学 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

今年もCEATECに行ってきました。

この3年ほどCEATECが従来のコンシュマー家電とデバイス だけの展示会から、社会インフラや車まで含めて展示の幅を広げてきている流れになっていましたが、今年はさらに進みホールの1/3は車インフラの展示というモーターショーのIT部門展示会を受け持つかのような構成となる一方、主力であったコンシューマ展示はほぼ4KディスプレイスマホHEMS に集約されていて新しい領域の展示が少なくなっています。

今回、ホンダ、マツダ、デンソーといった車関係メーカーが初出展する中日立、auなどが展示を行っていないのも印象的です

■ 通信系

今年はキャリアはドコモのみ。先端技術展示は長い待機列であったためパス。

それ以外は、買収した野菜通販の「らでぃっしゅぼーや」の通販サイトや、オムロンの睡眠度測定デバイススマホの連携といった、スマートフォンの使い方にフォーカスした展示となっています。

去年まで見かけた「つながりやすさ」「LTE技術!」といったキャリアならではの展示は見当たりません。

コンシュマー

ソニー

4Kテレビスマホ(Xperia Z1)の展示がメインです。

国内メーカーとして唯一グローバルに戦えているスマホメーカーとなったソニーは、デジカメセンサーでも高いシェアのためスマホ連携の分離型カメラを展示するなど賑わっていました。

4Kテレビについても発売中で参考展示で有機ELでの4Kパネルを展示。以前11インチサイズで市販していましたが、20倍近いサイズでのパネルでの販売となるとまだまだ課題はありそうですな。

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パナソニック

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なんと全ての展示タイトルを「4K」で揃えてきています。 今回は4K以外の展示が無いという激しい集中と選択具合

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4Kタブレット。こんな高い解像度不要かとも思いますが、文字の書き込みや髪の毛一本一本の表現が必要な場面で需要があるかもしれませんね。

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東芝

東芝は、HEMS4Kタブレットなど比較的多くの分野の展示がされています。

去年までは多くのメーカーがこのような展示でした。

シャープ

今年もIGZO推しです。

15インチ 4K IGZOパネルを参考出展。解像度が300dpiという印刷物のような細かさ。

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富士通

去年は大きく扱っていたスーパーコンピュータ「京」は姿無く、

今年は、社会問題、CSRと結びつけた展示に集中していました。いずれも特定の製品・技術を紹介するのではなく、「農業支援」「ペット健康支援」「遠隔地の老親支援」「太陽電池発電の監視システム」など社会問題にからんだ富士通のソリューション紹介に注力しています。 IT業界で10年ほどバズワードとして使われている「ソリューション」を真面目に捉えて展示していて納得感が高いです

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NEC

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スマートフォンから撤退して消費者向けの製品がなくなったNECですが、富士通と同様展示を絞り込んできています。 今年は、電気自動車の給電システムと、生体認証DNA解析システムに注力。

どちらもCEATEC賞を受賞していたので、もしかすると賞を取れる可能性が高いもののみに厳選をしたのかもしれません。

そしてコミュニケーションロボットのPaPeRo。このロボットはもう15年ぐらい客寄せとして展示されていますが、今年は遠隔地に自分のアバターとしてパペロを起き、ビデオ会議でただ会話するだけでなくてパペロが首をかしげたり喜んだりすることで相手に感情を伝えやすくするという効果をだすというシステムを出展。ようやくこの子も展示物の一つになったようです。

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デバイス

日本電気硝子

高機能なガラスを多く展示してます。 鉄球をぶつけても割れない強いガラス、力を入れても伸びないガラス、話題を一番さらっていたのは、「見えないガラス」。これ写真だと分からないのですが正面からみただけだとガラスの存在に気が付きません。空気と同じような屈折率なのでしょうか。美術館の展示ケースのガラスなどにもよいかも

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ローム

燃料電池とそのエネルギー源の水素を固体にしたシステムの展示。水素を爆発を防ぐような固体にしたうえで水と反応させて電力を生む燃料電池の展示です。 ガム上のシート一つで5wh といっていたので、 iPadをフル充電するぐらいでしょうか。

長年出展していた日産、去年から出展したトヨタに続いて、ホンダ、マツダも参戦する自動車ブース。 モーターショーと違い車は脇役で車メーカーが考える電気問題についての展示です。

トヨタ

今後登場する街乗り用の二人乗りミニカーを展示。電気自動車であるのでその充電システムを住宅の電気管理と合わせて展示をしています。

まあショー的にはこの未来感がある車の展示が主でしたが。

きっと来月のモーターショーでもこの車が大々的に展示されるでしょう

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ニッサン

自動運転のデモ。8ホール全面使ってコースを作って実演をしていたようです。タイミング悪くみれませんでした。

ホンダ

「なぜ車メーカーであるホンダが電気の展示会にでてきているのか」という来客の疑問自体をメインのメッセージとして訴求。ガスエンジンをつかって給湯・発電するというコジェネレーションシステムを展示していました。

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他社が「クルマの未来」を訴求している中、ホンダはエンジン技術を使って高効率の発電システムを作るという展示でもってきているところは一線を画しています。

2013-06-01 NHK 技研公開を見学 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

毎年この時期に開催される世田谷砧にあるNHKの技術研究所の一般公開「技研公開」を見学しました。10年ぐらい前は毎年のように見学をしていたのだけれど、気が付いてみたら4年ぶりでした。

前回と比べて充実していた展示内容でした。 前回は幅広い層にアピールするためか技術展示面では浅く、展示数も数が少なくなっていましたが、今回はポスターセッションも多数あり、ブースの数も増加していました。一方パネルはこれまでの研究員の手書きのようなものから、一般人が期待するNHKのテロップレベルのデザインとなっていました。

気鋭の研究員が説明するので、いくら正面から斜めから突っ込んで質問してもこちらの意をくんだ的確な回答してくれて、ラリーのように質疑応答を繰り返せるという気持ちのよい時間でした。

ビッグサイトや幕張でやっている展示会とはレベルが違うな。

来年も来ようかなと思いました。

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今年の大きな発表テーマは「ハイブリッドキャスト」と「スーパーハイビジョン」。

ハイブリッドキャストは最近出てきたテーマだろうか。現在の放送中の番組と連携してテレビテレビ局とインタラクションする連携型のアプリと、番組との連携なく番組表は過去のアーカイブを見るような独立型のアプリがあるそうだ。

技術的にはHTML5ベースアプリで開発ができるようなプラットフォームになっていて、すでに各民放と実験サービスを企画しているそう。

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こういう試みは今のデータ放送でも試みられているけれど、まだまだ一般的とは言えないし、最近はテレビと接続せずともネット世界に閉じても実現可能だな。研究者の方は、見ている番組に応じたコンテンツが手元に流れてくることやテレビで操作できることが差異だと説明してくれたけど、視聴者に響くだろうか

ハイブリッドキャストサービスいろいろ

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双方向操作の典型的なデモ。視聴中の番組に応じた情報が手元のタブレットに表示されています。出演者や番組で紹介された情報をタップすると、テレビ画面上に情報が表示されたり、 また画面下に自分のアバターをだし、他の視聴者と同時刻に感性を上げたりブーイングしたりと盛り上がることができるという仕組み。

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もう一つ。 「テレビノート」というアプリテレビ視聴中に気になった場面で気になった場所をタップしておくと、後ほどその場面に関する情報が提示されたり、さらに友人が気になった場面がお互いわかるというソーシャルな仕組みまで入れたシステム


もう一方の花形の「スーパーハイビジョン」。解像度が今の地デジハイビジョンの16倍の8000x4000ピクセルという解像度の高い方式で、こちらはもう10年以上前から技研公開のメインテーマになっています。 最初のころはカメラも車のトランクぐらいの大きさで、ディスプレイも無く、4kパネルを4枚並べて表示していたのですが、今回はかなり進化して実用に徐々に近づいていっています

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手前が今回の小型カメラ、奥が従来のカメラ。ずいぶんと小型化が進んできています

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伝送方式も改良が進んでいて、スーパーハイビジョンで必要な帯域を性能の良いコーデックで圧縮し、伝送方式にも工夫を凝らして地デジの帯域で送信ができるほどになっているそうです。4096QAMという超多値符号化を行っているそうです。地デジは64QAMなので桁が違って驚き

スーパーハイビジョンは、ロンドンオリンピックで撮影したVTRを講堂の大型スクリーンで鑑賞しました。スタジアムでも選手ズームすることなく目を凝らせばフィールドのそれぞれの選手の表情が見えるのですね。

スーパーハイビジョンNHKがやらなければいったいどこで進めるのだという特異な技術である一方、ハイブリッドキャストは別に放送技研で研究する必要はなく、WEB業界で力のある会社大学の連携ででも出来るものではないかとは思う。テレビ縛りをやめれば、いくつかはニコ動/ニコ生Youtubeでもありそうだ。ソーシャル連携やお勧め動画の提示機能など。




そのほか

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MATRIXでおなじみの、カメラアレイを使った撮影システム。複数のカメラを連携してパンするなど工夫が凝らされています。徐々にスポーツ中継で使われるようになるようです。

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タイトルに「二次創作」というキーワードが入っているため、一部で「NHK二次創作解禁の流れか?」と期待もされていましたが、実際には視聴者向けの動画オーサリングツールの開発でした。サンプルのキャラクター画像や背景画像を組み合わせ、さらにはセリフ、カメラ回しなどを指定すると、レンダリングサーバで動画を作成するそうだ。作った動画はSNSのように投稿も可能で、NHKとしては携帯大喜利のような視聴者参加番組のユーザ側ツールとして使うことを考えているそうです。

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TwitterでのNHKに関連するツイートも解析して番組評価に役立てているそうです。現在はまだネガティブ・ポジティブな意見をキーワードベースで集計する程度だそうですが、後々賢くなってゆくのかな

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タブレットテレビ画面にかざすと、テレビがさらに拡張現実となるという。リアル貞子?仕組みとしてはテレビの一部にARマーカーを仕込んでおき、テレビ画面をスマートデバイスのカメラで撮影すると画面だけでなく拡張された映像が映し出されるという仕組み。将来は「電脳メガネ」の世界を作るのが目標だそうだ。

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ハンディカメラで正確な位置情報を取得できるように工夫し、その画像からリアルタイムCG合成ができるようにしたシステム。 これまではスタジオでコンピューター制御のクレーンなどがないと位置合わせが出来なかったが手持ちでできるというのは、きっと番組制作者には自由度が上がるのだろう。

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テレビ放送開始当初のテレビカメラ。ズームレンズがないから切り替えて使うのね。フォーカスは3本とも連携して合わせられるように中央の歯車が3つのレンズのピントリングに接続しています

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2013-05-19 第四回Twitter研究会に参加 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

昨日 5/18は「第四回Twitter研究会」に参加しました。

Twitterを軸に技術論、ソーシャルメディア文化論など幅広いテーマでの講演と質疑、そして懇親会でのLTと一日頭をフル回転する勉強会です。

当日の講演内容は以下のリンクから参照できます。

概要: http://homepage3.nifty.com/toremoro/study/twitterconf4.html

講演動画 : http://www.ustream.tv/channel/twitter-conf

Twitter研究会、第一回が2009年12月 慶応SFCで行われました。国内でTwitterハイプカーブのピークだった頃で、会場も熱気に溢れていました。200人近い参加者がいたかな。この時期は、 Twitterシステム自体が興味の対象だったのだなあ。

http://d.hatena.ne.jp/takeim/20091206/p1

徐々にTwitterが普及してゆき、Twitterシステム自体は真新しいものではなくなって、その上でやりとりされるコンテンツ・文化の方に注目がされることが多くなってきたか。

去年1月の第三回では技術論だけでなく、Facebookなど他のソーシャルメディアとの比較についての講演が複数行われていたな。

http://d.hatena.ne.jp/takeim/20120131

Twitter誕生からもう6年。進化の速いインターネットサービス世界ではすっかり「既存のサービス」となって、同じようにユーザの時間を取り合うライバルとして Facebook,LINEなどが登場した中で、ユーザはどのような使い分けをするのかという点、そして、今後この領域がどのように進化してゆくのかというところが興味あるところ。

このような点で興味のあった講演は3つ


Twitterを中心としたソーシャルメディアの現状について 2013年バージョン

横田 真俊(さくらインターネット)@Wslash

Battlefield3にみるゲーム内Twitterの戦略 〜自己表現としてのゲームプレイ〜

ところてん(某ソーシャルゲーム会社)@tokoroten

ツイッターとかフェイスブックとかはなにが新しかったのか?

モーリ・タロー(株式会社はてな)@mohri

Facebook,LINE そしてTwitter の使われ方として横田さんがメタファーとしてこんな整理をしていた。

LINEは電話(=本音ツール)

Facebookは会議 (=建前ツール)

Twitter は拡声器(=人によっては本音、人によっては建前)

私も、もやっと同じように感じていたが、言語化されたのは大きい。

Twitterで「無免許運転なう」「(未成年が)酒飲んで酔っ払った」など発言して炎上につながるのは、ツイートしている本人はTwitterLINEと同じツールとして使っているが、実は他から見れば会議の場での発言というような認識に違いがあることが原因なのだろうな。

横田さんは前回、まだLINEブレイクしていない時代に「次はLINEが来る」と予言して見事に的中させた実績があるのですが、「ソーシャルメディアが一般的になってきており、次に来るソーシャルメディアは分からない」 強いていうと「スマホ親和性が高い、特定分野に特化したSNSmiilなど)」とのこと。

うむ。 友人や同僚とのコミュニケーション、拡声器代わりの発言は既存のサービスで間に合って、これ以上新しいものにのりかえる必要は感じられないものな。

ところてんさんの「情報発信のハードルを下げることで参加者が増える」という考察も興味深かった。

この10年以上、ネットでの情報発信のスキル的なハードルは下がっているが、「十分下がった」と思ってもまだ難しい人がいるという気づき、そして言語によらないコミュニケーションがそれを容易にしてくれるかもという考察だった。つまりこういうこと。

(1) WEB1.0の頃: HTML手書き+FTPプロバイダにアップ → HTML,アプリの知識必要

(2) WEB2.0ブログの登場(HTMLしらなくてもOK) → 他人に伝わる文章を書くスキルは必要

ブロガーなら、?で十分簡単になったじゃん。。 と思ってしまうが、この段階でもネットユーザの数%程度しかブログは書いていなかったとのこと

(3) ソーシャルメディアの登場 (内輪の会話)→ 身内に伝わる文であればOKだが文字は打つ必要

ツイッターは「文章である必要はない」という点がイノベーティブだった。しかしまだネットユーザ層の20%ぐらいしか使っていない

(4) TumblrInstagramなど (文字書かなくてもOK ) → ポチればOK

とこのぐらいまでハードルを下げる必要あり

なるほど。 文字を書くということ自体がハードルあるというのは、うっかりすると忘れてしまうが「何も書くことは無いが、仲間とつながってたい」という気持ちがあるということは分かる。

モーリさんの講演は、Facebook,TwitterLINEを利用者視点から比較したものであったが、結局は「Facebook はなぜ息苦しいか」という事についての話になっていった。

Facebook が息苦しいというのはどうも同意。 講演の中ではロジカルに説明されていたが、かいつまむと「Facebookは辞めづらいので結局建前での発言が増える」ということになってゆくのかな。


      • 以上まとまりは無いですが、深夜になる前に、まずはこんな感想。

2013-05-04 茨城・大洗町で街歩きしてきた このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

茨城県大洗町で街歩きしてきました。

この大洗町は去年放映された「ガールズ&パンツァー」というアニメ舞台となったのですが、地元商工会が一体となって盛り上げ、町の人たちもファンも一緒に楽しんでいると話題になって来ているところです。

以前からファンがネットにあげたレポートで注目はしていたのですが、 町の方のブログを見て、その心意気に打たれ一度訪れたいと考えていました。

ガルパンが大洗にもたらしてくれたもの

大洗ホテル スタッフブログ

ちょうど5/4にこのアニメのイベントが大洗で開催され、ちょうどいい機会なので訪問してきました。

私の家からは大洗まではおよそ3時間。上野まで出て常磐線スーパーひたち水戸まで。 そこからは鹿島臨海鉄道大洗駅まで。ちょっとした小旅行です。

鹿島臨海線から見る大洗周辺の景色。一面水田が広がります。ちょうど田植え前で田んぼに水が張られています。ただ、町の主産業は観光と漁業で、Wikipediaによればハマグリは国内の75%の収穫高だそうです。

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江戸水戸藩時代からの景勝地で町はずれには大洗磯前神社は岩場にも鳥居が立つ神秘的な景観。その奥には北関東随一の海水浴場である大洗海岸があるというもともと観光地としてのポテンシャルは高いところのようです。

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そして、もう一つ大洗フェリーターミナルとしても有名。北海道苫小牧との間に大型フェリーさんふらわあ」が就航してます。大型のトレーラーが多く出入りするためか、町の規模にしては道が整備されていることが印象的でした。

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そんな大洗ですが東日本大震災津波被害を受けたのですね。東北三県の被害が甚大で茨城県の被害はあまり報道されず、「忘れられた被災地」ともいわれるそうですが、 沿岸漁業の漁船も陸に打ち上げられたり、護岸が崩れたり、鹿島臨海鉄道も不通になるなど大きな被害が出たそうです。

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幸い、ほかの被災地に比べてインフラの復旧は早かったそうなのですが、福島第一原発事故の風評被害で観光客、大洗海岸の客足が、2011年では2010年比 12%の客足でしたが去年はなんとか5割まで復活とのこと。(参考: http://gyosei.mine.utsunomiya-u.ac.jp/2012joint/kyotu.pdf

今回のアニメ商店街のコラボの意図は、町の方のブログを読むと「アニメで町興し・復興」というようにアニメを利用したというよりも、町の人が楽しむことが大きな目的のようですが、結果として作品のファンにも楽しさが伝わり、ひいては大洗という町自体のファンになってゆき、それが町の人が元気につながるという好循環が生まれているようにみえます。

鹿島臨海鉄道大洗駅構内。 「大洗女子学園」はアニメの中だけの学校名。アニメの中で主人公たちが全国大会に優勝したことを祝って横断幕で祝っています

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街中の商店の軒先にも優勝を祝うのぼりが立っています。こののぼりは町内いたるところで見かけました。

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このように、「地元学校が優勝したならきっと地元は祝賀状態になるだろう」という想定で実際に優勝セールまで初めてしまうのですね。 ファン向けに値段をふっかけることなく地元価格で提供されるので非常に安く、美味しい。

ここでは、町歩きのファンのために、から揚げコロッケなど惣菜ものを売っていました。100〜200円なのでスナックがわりに食べられます。

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ここは鮮魚屋さん。でもここもファンのためにジュースを売ってます。500mlのペットボトルが100円とは原価大丈夫なのだろうかと気になりますね。 奥には「干し芋」とあります。鮮魚屋さんなのになぜ干し芋

アニメに登場する総勢54名のキャラクターのパネルを商工会が作り、地元の商店の店頭に飾っているのですが、この店のわりあてになっている右側の女の子。劇中の設定でこの子の好物が大洗名産の「干し芋」ということがあり干し芋まで売っているのでしょうねえ。

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盛り上がっている商店街の中でも特にこのお店は楽しんでいるようでした。

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外で写真を撮っていると、女将さんが「中で写真撮っていってー」と気さくに声をかけてもらい店内を撮影しました。 ファンの人もいろいろとプレゼントをして交流があるようですね。ほかの店でもお店の方がファンと気さくに話をして暖かい一体感を感じたのでした。

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こちらのお肉屋さんも串カツが安くて美味しく多くのファンが並んでいました。

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この日はもともとフェリーターミナル近くでアニメ同人誌イベントがありファンが多かった日ということもありますが、商店街はこのように賑わいを見せています。

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商店街の駐車場にはメッセージパネルが用意され、ファンが思い思いにメッセージを起こせるように工夫されています。アニメキャラへのメッセージや似顔絵ももちろんですが、大洗商店街に対するポジティブなメッセージも多く残されています。町の人の目に触れる場所なので、これらの応援メッセージが、風評被害に苦しんでいる大洗が元気になる一つとなればよいですねえ。

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花屋さんのメッセージボード「街の元気は皆様のおかげ様」。訪れるファンも商店街の人たちから元気をもらって、非常によい循環になっていると感じられました。

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