このブログ(もともとは日記)のタイトルを見ればわかるように、私は C++ プラグラマーであった。
過去形である。
要するにおじさんは classic C++ プログラマーだったのである。
この10年ほど、C++ が激変していた事は知っていたが、もう使ってなかったし、まるで子供時代の情景かのように、今更戻るところでも、戻れるところでもないかのように感じていた。
ただ、なんとなく悔しかった。
最も熱狂したプログラミング言語で、最も好きなプログラミング言語だとも言いたかった。
しかし最近あまりにも C++ は変わりすぎていて、それが言いづらい雰囲気になっていた。
というわけで、なんとなく modern な C++ に再入門してみようと思う。
はっきり言ってガベコレのある言語に慣れ過ぎたし、今の C++ を見る限り取りこぼしをキャッチアップするという気持ちでは絶対ダメだ。
これは再入門だと捉えている。
そして Effective Modern C++ を読み始めた。
最初の数ページで最早何言ってるのか全然わからない。
ただ、膿汁が溢れ出る懐かしい感じが濃厚にした。
多分、世の中の C++ 好きという人種はこういう変態なのだろう。
この感覚は論理的ではない。
ただ、論理を軽々と超えてくる本能なのだ。
C++ は間違いなく、今も昔も変態専用言語である。
ただ当時も思ってたけど今は余計に、これ原著ないと何書いてあるのかさっぱりわかんねえな。
ムーブ演算可能とか書かれても able to move operation なのか、move operable なのか can move operation なのかそれ以外の何かなのか推測不可能だよ。
そもそも俺は仮引数と実引数って言われると parameter なのか argument なのか混乱するんだよw
大和言葉と漢字と英語の三つを併せて覚えないといけないっていう日本人プログラマーは、もうその時点で一定レベル変態なのに、日本人 C++ 使いとか、ど変態じゃないとやってられないと思うw