たけぽん 日々の由無し事

2008-12-27

[]信長VS女子高生 14:53

ダブルクロスリプレイジパング(1)戦国ラグナロク」。トワイライトに続く、田中天さんのぶっ飛んだダブルクロスリプレイの第二段がついに始まりました。

タイトルから分かるように、今度のステージはぶっ飛んだ戦国。

田中天さん曰く「戦国BASARAの世界が一番近い」とのことでしたので、かなりぶっ飛んだ物を想像して読み始めたんですが……。


第六天魔王織田信長と外国の神々が夢のコラボレーション

鉄砲の名手である雑賀孫六ギリシャ神話の狩猟神アルテミスがコラボってアルテミス孫六

「俺の魔界洗礼名はヒュドラヒュドラ道三と人は呼ぶ!」(斎藤道三ヒュドラのコラボ)


琵琶湖を望む安土山の頂に、壮麗豪奢な城が浮かんでいる

ネオ安土城。またの名を安土パンデモニウム

いわずと知れた織田信長の居城である。



バカだ!BASARAよりバカだ!「レッツパーティー!」とか叫んでる伊達政宗がまともに見えるよ!

田中天さん……あなた本物のバカですよ。大好きだ!(笑)

声を出して笑ったリプレイは久しぶりです。

田中天さんのリプレイは、「笑える」という点で他のリプレイの追随を許さないのは間違いないのですが、「参加者や読者を惹き込む」という点でも上手さが目立ちます。

荒唐無稽なバカっぽい設定とか、笑いを取るおバカなロールプレイなどは、実際にTRPGでやると一発ネタで自己満足的なものになりがちです。

田中天さんのリプレイは、ノリだけで喋ってるんじゃないかと思える荒唐無稽な設定でも、そこには荒唐無稽ではあってもちゃんと筋の通った裏づけがなされているので、どんなに暴走しているように見えても世界観やシナリオの方向性がぶれてしまう事はないです。

ノリノリでおバカな演出をしているだけのようにに見えて、プレイヤーが思わずツッコミを入れたくなったり、シナリオに対するモチベーションを保てるようにと、プレイヤーが参加しやすいよう配慮して演出されています。

「バカというのは、頭が良くて場の空気が読めるからこそできるものなんだなー」と、改めて思い知らされる一冊でした。

このジパングによって、俺の中の「好きなGMランキング」で田中天さんが菊池たけしさんと矢野俊策さんを抜いて1位となりました。

「おすすめのリプレイ」といえば未だにルージュやオリジンが強いのは確かですし、きくたけさんや矢野さんのリプレイでなければ味わえない面白さはあるのですが、単純に「読んでいて楽しい」という点では田中天さんのリプレイが一番です。

ゲームシステムを活かしつつもギミックに頼り過ぎないネタの組み込み方とか、データに依存しないプレイヤーの楽しませ方など、自分でGMをやるときに参考にしたい要素も多いですから。

[]アリアンロッド・サガ・リプレイ・ブレイク 14:53

アリアンロッド・サガ・リプレイの第3パーティがようやく動き始めました。

第1パーティが王女が国を再興するという表の王道を行く展開に対して、第3パーティは歴史に名を残す事がない特殊部隊の活躍を描くというハードな展開。

第1話では、難攻不落の城砦をたった4人で落とすという話。

城には数百人の兵士が詰めており、4人で戦いを挑める数ではない。

工作をして城の機能を停止させようにも、4人に渡されたのはたった4つの爆弾(通称「ツナ缶」)のみ。一つの城を落とすにはあまりに火力が足りない。

しかも、もし任務半ばで倒れてしまった場合は、証拠隠滅のために爆弾が自動的に爆発して強制的に自決させられてしまう……。

4人はどんな手を使って城を落とすのかと思えば、プレイヤーが取った解決策はGMさえもまったく想定していなかった奇想天外な方法。

GMである鈴吹太郎さんや、ベテランプレイヤーの上手さと発想力が光る面白いリプレイです。

俺は、サガ・リプレイの中で一番好きなシリーズになりそうです。

本当はもっと詳しく書きたいことがあったはずなんですが、これを読んだ後にジパングを読んでしまったため、なんかいろいろな物が頭から吹っ飛んでいってしまいました(笑)。

とりあえず、特に気になったことだけ簡単に書きます。

「なんで小暮英麻さんのダイス運は落ちることがないんだー!」

アンソン・マンソン。字面すっごく読みにくいけど、音の響きは好き。きくたけさんがネタのない真面目なキャラやるのって珍しいなー(笑)。

矢野さんの書いた小説の方はまだ読み終わっていません。最近まとめて出すぎですよー。ほとんどF.E.A.R.の作品に絞ってるというのに一月にまとめて数冊とか出ますからねー。

まあ、TRPG冬の時代を知っていると、「出すぎ」なんてのは嬉しい悲鳴ではあるんですが。

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