未来デザインを進化させます。

東日本大震災から5年。

未来デザインを掲げた昨年の統一地方選挙では、311を契機に始まった未来への新しい選択、アベノミクスとは違う道があることを訴えた。

選挙で結果は出せなかったが、その際に訴えた放課後児童クラブを30ヶ所程度増やす市の方針への疑問符はそのまま、6月から同クラブへ就職。その経験に色々と考えさせられ、子どもたちに背中を押されることとなる。
これからもクラブで出来る改革には取り組みたいが、学校の教室以上の人数を相手に、勉強を見てあげることも出来ず、少人数の指導員体制では管理先行になりがちのクラブの限界もまた見えたので、それとは違う居場所を立ち上げたい。

学校の勉強につまづいたままの子は少なくない。格差の連鎖を断つ上で、学習支援を軸に、食べることに事欠く子にも対応出来る緩い仕組み。その地域の大人が子どもと交わり、子どもに元気をもらえるコミュニテイの拠点それが「寺子屋HOUSE」。

アベノミクス「第二ステージ」が空虚な看板に留まり、株価に左右される不安定な経済に国民生活は相変わらず貧している。
被災地では、避難生活の長期化などによる震災関連死が3405人。仮設住宅での孤独死も五年で190人に上り、避難生活者が今なお17万4千人。

新しいカタチでのコミュニテイの再生なくして被災地の復興はもちろん、これからの地域社会は行き詰まることは目に見えている。
その地域社会を再生するキーワード"まぜこぜ"の中心となる子どもの居場所づくり始めます。

この一年間、その存在が子どもたちに認められ求められるようになり、各地で、私たちの地域でも始めたいと空き家空き店舗などを活用した動きが広がるように全力で取り組んでいきたい。
未来デザインの第二ステージに、また力を貸してください。