(旧姓)タケルンバ卿日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2008-04-18

ケガをしたらモノのせい

過保護というか、なんというか。クロックスとかのサンダルは、エスカレーターに巻き込まれて危ないから、改良しろだって。経産省が。

……ホワイ? 使う人の問題じゃねえの?

経産省によると、昨年5〜11月の間、東京福岡など13都府県で、サンダルのつま先などが、エスカレーターの踏み台と側面との数ミリのすき間に挟まれる事故が計65件起き、足の指を折るなど計17人がけがを負った。大半は1〜10歳の子どもで、ステップで立つことが禁じられた黄色の枠の部分に乗ったとみられる。

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要は巻き込まれるような乗り方をしたってだけでしょ。巻き込まれるところに、巻き込まれるものがあったってだけでしょ。その原因をつくったのは使用者なんだから自己責任だと思うんだがねえ。もちろん子どもには責任能力がないから、親の責任になるわけだけどさ。

子どもエスカレーターの乗り方をきちんと教えましょう。できれば横についていましょう。手を握っててあげましょう。自分が見てられないなら、他の安全な履物を履かせましょう。……それだけのことでは。数ある履物の中から、わざわざそれを選んだんだからさあ。もっと安全な履物だってあるでしょうに。

それにさ。これ、サンダルのせいになるなら、エスカレーターのせいにならないの? 巻き込まれるものが悪いなら、巻き込むものも悪くない? 原因をサンダル方面に絞っているのはバランスが悪いなあ。不思議

もうひとつはアメリカとのアンバランス

経産省が同種のサンダルの大半を製造する米国の靴メーカークロックス」に海外での被害状況を問い合わせたところ、米国でも約40件が発生していた。

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日本事故が65件。アメリカで40件。クロックス本社があるアメリカで、日本よりポピュラーに使われているアメリカで、しかも人口日本よりはるかに多いアメリカで40件。……おかしくね? なんで日本の方が事故が多いの? アメリカより少ない個数しか使われていないはずなのに。

つまりこれは使い方の問題だからですよ。モノ自体の問題じゃない。モノ自体の問題であれば、販売個数や使用者数と事故数は比例するはず。比例しないってことは、モノではなく、個人の問題であることを示唆してる気がしますなあ。

それなのに使用者は悪くないと。日本は悪くない。エスカレーターも悪くない。悪いのはサンダルだという一方的な決め付けに疑問を感じる次第。危ないケースがあるからって、材質変更を求めるなんて狂気の沙汰。危なければ使わなきゃいいじゃんねえ。子どもを守りたいなら、子どもに履かせなければいいし、子どもに正しい使い方を教えればいいのにねえ。

非常に過度な保護政策。国民のためを思うフリして反自由主義。こういうのが国の活力を奪うんだよな。ほっとけよ、もう。

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