(旧姓)タケルンバ卿日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2008-10-01

日本人が採れない

コンビニとか外食人手不足は、それだけ深刻なのですよ。

ちょっとググっても、こんな感じだし。

実際、ワタクシは外食にもおりましたし、某社で人事を仕切ってましたので、求人の実務を見てきましたが、3年前くらいから急激に人が採れんようになりましたな。どこも採れてない。人が集まらない。慢性的人手不足が続いておりますよ。

正直言って、どこも日本人が欲しいんです。長くやってくれる日本人が欲しい。しかし応募がないんです。求人誌に広告出したのに、電話一本来ないなんて話もよく聞きます。特に珍しいことでもありません。空振りは日常

となると、海外の人だろうがなんだろうが、採って戦力にするしかないのですよ。従来は直接客に接し、客と会話する職、つまりコンビニであるとか、外食ホールスタッフ採用は控えていた面があるのですが、そうも言ってられない。そこでまずは中国韓国などの、見た目は日本人とさほど変わらない人を配置するようになった。しかしそれでも足りないということで、最近フィリピンバングラディシュインドイランといった地域の方々も結構採用しているようです。外食だと、昔はキッチンスタッフにまわして、客との接触がないポジションにしていたんだけど、最近はそうも言ってられないのでね。

なので、

もうほんとにやばいよ・・・ 日本人の職が奪われている

都内で起きてること

ってあるけど、奪われているんじゃないんです。日本人が行かないだけなんです。行かないから、彼らを採用せざるをえないんです。苦肉の策というのが現実

こんな取り組みも進んでおります。そのうち、どっかの外食チェーンなんかが、日本語学校を買収して、サービス業に特化したコースを設ける日も遠くないことだと思うよ。ワタミなんかは既に考えていてもおかしくない。海外学校をつくる事業をNGOを通してやっているし、介護事業の関係から、フィリピンから看護師介護福祉士を迎えることもありえる。

となると、どうしても言葉の問題が出てくるわけで、その自社内解決プランとして、自前で日本語を教えようという発想が出てくるのは自然な流れ。人材養成プランとしてごくごく一般的。他のコンビニ外食なんかもそういう動きがあって当たり前だし、合弁での取り組みのケースも、そのうち出てくるかもね。1社じゃきついけど、組むなら乗るぜって企業は意外とあるだろうから。

その場合、同業で組むより、例えばコンビニ居酒屋ファストフードみたいに、微妙に業種の異なる企業で組む流れになるのかな? 意外とこういう面から垂直統合的に業界再編が進んだりして。ま、でもそういう可能性すらありうるほど、人手不足は深刻なんですよ。みなし店長の過重労働の一因でもありますからね。バイトがいないから、店長自らシフトに入るという。

そんなわけで、侵略ではございませんよ。職が奪われているわけでもござらん。日本人労働力の不足が原因なのでした。

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