(旧姓)タケルンバ卿日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2009-06-22

カジュアルに殺しあう会 - 人狼オフ

昨日は人狼を堪能して参りました。

人狼」という単一ゲームに30人あまりが集まり、約半日、ひたすら遊ぶ大人の日曜日。お前ら、人狼好き過ぎるだろ。

人狼とは?

ゲームです。昨日やったのは「タブラの狼」「ワーウルブズ・オブ・ミラーズホロウ」「究極の人狼」の3つ。微妙に細かいところは違うけど、基本は一緒。

タブラの狼(2009年版)

タブラの狼(2009年版)

ミラーズホロウの人狼 (The Werewolves of Miller's Hollow) カードゲーム

ミラーズホロウの人狼 (The Werewolves of Miller's Hollow) カードゲーム

究極の人狼 (Ultimat Werewolf)

究極の人狼 (Ultimat Werewolf)

ある村に見た目は人の狼が紛れ込んだ。夜になると狼は村人をひとり襲撃して食べ殺してしまう。そこで村人は狼を倒すべく、昼に村人同士で話し合い、村人の中からひとりをリンチにかけ処刑する。

この昼と夜のフェイズを繰り返し、村人側は狼を全部処刑すれば勝ち。狼側は狼の数と村人の数が同数以下になれば勝ち。そういうゲーム

役職がある

ポイントとしては村人の中にいくつか役職があり、その役職の人だけが持つ能力が、ゲーム性を高めている。

たとえば預言者占い師)は、夜に誰かひとりを占い、その人が人か狼かを知ることができる。霊能者は前日に処刑された人が、人か狼だったかを知ることができる。というような村人にとって有益な情報をもたらす役職。

その一方で狂人という狼側の役職もある。狂人は狼が勝つと自分が勝ちになるので、狼が有利になるように議論を展開する。預言者が登場し、「彼は人間でした!」と言ったら、「いや、俺が本物の預言者。君は偽者だ!」と言うなど。ゲームを撹乱させるのがお仕事

チーム戦

そういう感じで普通の村人・人狼を中心に、それぞれに属する側の役職を含めてプレーする。チーム戦であることが特徴。

なので、自分の生死はあんまり関係ない(関係する役職もあるけども)。普通の村人にとっては、村が狼を全部見つけ、処刑すれば勝利なので、村にとって有益な能力を持つ人間が殺されるよりは、自分が死んだほうが有利な場面がある。必ずしも自分の生き残りが目的ではないので、「如何に役目を果たして死ぬか」ということが優先される。

また狼に関しても、仲間が何人かいるので、自分犠牲になって他の仲間を守れるのならば、積極的に死ぬべき場面もある。特に狂人は狼に勝たせるのがお仕事なので、「自分を狼と思わせて処刑される」でよかったり。狼は夜に人間を襲えるけど、人間は昼のリンチでしか狼を倒せない。その貴重なリンチの機会を一回無駄にさせるので、狂人自分の身を犠牲にするというのが良い判断というときもある。

対人戦

そして最大のポイントは、このゲームの相手は人間であるということ。人間が複数集まってやる。ということは、同じセオリーが共有されていなければ、それはセオリーとなりえないし、セオリーに反することでも、その場に集まっている人間が納得してしまえば、それはセオリーと同じかそれ以上の効果を持つ。

またどんなに効果的な戦法も、相手が人間である以上は「裏をかいてやろう」という心理がどこかで出てくるし、既知のものだからこそ、それに対するリアクションが分かれていく。あくまで「過去はこうだった」で、「今回はどうなるか」がわからない。そこが対人ゲームの面白いところ。

これを約半日やってたわけです。半日「あいつ吊ろうぜ」「あいつ殺そうぜ」「お前、怪しいな」「お前、狂人だろ!」とか。通算で100人以上死んでますね、昨日一日で。へたすりゃ200人くらい死んでるか。カジュアルに殺し合いをしてたわけです。

究極の人狼

昨日のハイライトは、なんといってもこれ。究極の人狼。これをやれる日が来ると思わなかった。

6〜69人用

ゲーム紹介:究極の人狼 / Ted Alspach’s UltimateWerewolf - ボードゲーム紹介

GM(進行役)を含むと69人でプレーできるという驚愕のゲーム。通常、人狼は10人から20人くらいでやるのですが、30人規模の人間が集ったからこそできるゲームもあるわけですよ。で、まさかそんな人数が集まることはねえと思っていたわけで、「できるわけねえよ」と常々思っていたわけですが、それがあっさりできてしまったわけですね。恐るべし人狼オフ

ところがところが、ここで大問題。各人が健康診断よろしく「○○さーん、どーぞー」とGMに呼ばれ、各自が役職カードを引くわけですが、俺が引いたのがゴースト。この役職はどういうものかというとだなあ。

初日に死ぬ。死んだ以降、毎日村人側に手紙を出して、ヒントを伝えることができる。村人側。

議論に参加するまでもなく死亡です。本当にありがとうございました

で、手紙を書く側になるわけですが、これがまあ歯がゆくて歯がゆくて。具体的なことを書きすぎると、ゲーム的にあれだし、かと言って婉曲的に書くのは難しいし。「あ、どう書こう。どう書けばいいんだ。ぐぬぬぬぬぬぬぬ」というわけなんですよ。

でだ。俺が書いたヒントは生き残り全員が見れるわけなので、狼はその情報を利用して、村をミスリードできるわけですね。「急に話し出した奴に注意」というヒントを出しても、俺が想定している人と、狼が誘導しようとしている人は別々になるわけで。

「これ、○○のことじゃね?」(←オマエだよ!)

ってことがありましてね。「しむら、うしろ!うしろ!」的な歯がゆさと言いますか、ええ。対人ゲームの面白さですよね。情報はどちらも利用できる。村人にとって有益な情報なはずだが、利用する人間によっては不利になることがある。世論誘導のおもしろさ。

昼の11時から21時まであっという間の10時間お腹が空いたので、近くのジョナサンで2次会。ここでもまだ20人。最後は各テーブル、アナログゲームカードゲームなど)でシメ。最後までアナゲとは、皆さん病気ですね。素晴らしいです。

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