柊鰯と節句蕎麦


立春の前日、つまり節句の日は、旧暦では大晦日なのです。
やはり、蕎麦を食べる風習があり節句蕎麦と言われている。
長野からの打ち立て蕎麦と、弱々しい青魚のと、鋭い棘を持つ柊(ヒイラギ)
並べてみるとなかなの藝術的風景。魔術的風景でもあり絶妙な出会い。
シュ−ルレアリズムを超越している。
解剖台の上のミシンと蝙蝠傘の出会いもステキでドッキリですが!

柊鰯あ(ひいらぎいわし)は、節分に焼いた鰯の頭と柊の小枝を門口に掲げ、
魔除けとしたものですが、
柊と鰯の組み合わせは、臭気も演出されて、やはり、なんとも絶妙。
大和の文化に礼賛。

昨年3月2日のブログ「柊鰯と室生寺]にアップした写真ですが、
室生寺の門前の各家に飾られていた柊鰯の一つ。