あんていなふあんていダイアリー

2006-03-15

[]まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん

http://www.kerozoro-movie.net/


小気味良いテンポで進むストーリー

ハイテンションな作画が牽引して楽しく見られる映画

非常に面白かったです!


金田系の作画を1時間近くも続けて見られる映画

他にないんじゃないでしょうか。

これも亀垣さんだから出来た映画ですね。


ゾロリの劇場版ということで、

これまでもTVですばらしい仕事をされてきた

鈴木藤雄さんと、渡部圭祐さんに加え

ドラえもんで名前を見なかった藤森雅也さんは

おそらく出てくるだろうと予想していたのですが

お二人とも予想以上の仕事ぶりでした。

他のメンバーの相当頑張られたんだと思います。


個人的にはCMなどである程度どういう画面になっているか

予想ができていたドラえもんよりも衝撃度は高かったです。


ここを見ている方でドラえもんは見に行っても

ゾロリは見に行かない予定の方もいらっしゃると思うので、

こちらはネタバレ気にせずに書いてしまいます。


まず序盤の空飛ぶ海賊船登場から撤退まで、おそらく

絵コンテから作画監督まで藤森さんがやられたんだと思います。


海賊船の圧倒的な巨大感のあるレイアウト

ゾロリ達キャラクターの気持ち良いリアクションから、

デフォルメの利いたエフェクトに愉快なモブシーンまで

もうどれを取ってもすばらしかったです。

藤森さんはワンニャンでの仕事もすばらしかったのですが

それをさらに超えましたね。すごい!

藤森さんが監督アニメ見たいですね。


城でロブスター型掘削メカを作ったゾロリ。

コックピット内といえばあのポーズです(笑)

この辺はもう様式美みたいなものですね。

掘削中の土煙も良い感じです。


鼻毛岩に到着するあたりから一部

線が極太になるのは鈴木さんの修正でしょうか。

シャア仮面をかぶってビームハエ叩きで

蜂の大群と闘うあたりから金の部屋に転げ込むあたりの

作画も気落ち良くていいですね。


宝を入手後ダンジョンから脱出するときの作画も楽しいです。

特に鼻毛岩が壁を突き破る辺りのエフェクトは目立ってました。


遺跡脱出後タイガー海賊船でまた襲ってくるあたりで

雲型定規のようなエフェクトが見られたのは

鈴木さんが直接原画描かれてるのかもしれませんね。


なんとその後にはイシシ(ノシシ)による伝説の荒木作画のパロディが!

このカットパロディ劇場ではクレしん戦国、

OVAでは小麦ちゃんZでもあったので、見るのはこれで3度目です(笑)


石像ロボvs海賊船ロボの闘いの辺りは

渡部・今石系メカアクションが炸裂してました。

極端なパースをつけた構図でメカがパキパキ動いたりカキーンと光ったり。

エフェクトは比較的細かい方が渡部さんの仕事になるんでしょうか。

雨宮さんが参加されているいう情報もあるんですが、

自分はクレジットで目で確認することができませんでした。

参加されているなら担当はここでしょうね。


ラストヒロイン女の子が水浸しになるところも

すごくかわいらしく、且つ色っぽく描かれていて、

ヒロインを抱え上げるゾロリに軽く嫉妬しました(笑)

序盤の焚き火のところで髪を縛るシーンも良かったです。


似たような傾向の人を集めているので

一度見ただけではハッキリわからないところもあります。

これは面白かったので、できればもう一度見たいですね。


今春の劇場アニメ

ドラえもんリアル系作画の極みだとするならば

ゾロリはデフォルメ系作画の極みだと思います。


キャラクタードタバタアクションメカアクション、さらにモブや背景動画

ビームに爆発、煙(土煙、放屁)、炎に水などのエフェクトと盛りだくさんで

濃密な60分を過ごすことができました。デフォルメ系のアニメファンは必見だと思います。


自分はこんなに楽しんだゾロリですが、終わる寸前後ろの方から女の子の声で

「ゾロリつまんな〜い」と聞こえてきたのはショックで

一緒に言った後輩と苦笑していました。


今回もできる範囲でスタッフメモしてきたので載せておきます。

これ以上の情報お持ちでしたら是非教えて下さい。

監督:亀垣一
キャラクターデザイン:船越英之
総作画監督:柳田義明
演出:根岸宏樹
絵コンテ:亀垣一 小倉宏文 藤森雅也
作画監督:関根昌之 藤森雅也 鈴木藤雄
原画:仲澤崇仁 渡部圭祐 山田紀生 斎藤久
    山田みちしろ 清水洋 石井邦幸 富田浩章 雨宮哲
   他多数

追記:原画に「山田みちしろ、清水洋、石井邦幸、富田浩章、雨宮哲」を追加。

[]超劇場版 ケロロ軍曹

同時上映(ゾロリが同時上映?)のケロロ軍曹

序盤のキャラ紹介までは良かったんですが、

その後間延びしてしまった印象を受けました。

ゾロリの出来が良かっただけに、それがよけいに感じられて

自分は満足ができなかったです。

作画では開始直後のマクロスバルキリー部隊と

ギロロのバトルが一番良かったですね。


そうそう稲野義信さんらCG班も、

3Dケロロ小隊ガンダムと色々頑張っていました。