あんていなふあんていダイアリー

2006-04-29

[]吉永さん家のガーゴイル 第04話 「鏡に映らない心」

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フロアディレクター鈴木芳成 
絵コンテ岡本英樹 
演出:山崎友正 
作画監督:あみさきりょうこ 近藤高光 三浦貴弘 山形孝二 
原画:田代雅子 吉田みずき 森中正春 石井和彦 佐野陽子 
   笠原慎一 山形孝二 藤岡正宣 新井佐紀子 橋本里美 
   山門郁夫 三波悦子 飯塚葉子 本城恵一郎 原口夏希 
   飯村慎一 都竹隆治 小林里恵 
   大城勝 あみさきりょうこ フリーフィル アニメハウス 
第二原画:岸川麻美 小林亜由美 石崎可奈子 市川美帆  
     幸野浩二 田島祐佳 吉田瑞紀 原口夏希  
     小西富洋 門田明与  
     新村杏子 菁画舎 


スタジオ雲雀から練馬大根の主力班が参加。

練馬大根では意外と出番の少なかった近藤高光さんも。

さらには大城勝さんも参加。


大城さんと近藤さんキャラポニーテールというと

七つの海のティコを思い出すのですが

今回ももっとブンブン髪の毛振って欲しかったですね。


田代雅子さんは若手の中でもかなり巧い人のはずなんですが、

本編だと自分はまだ確認できません。


近藤さんといえば動きをカクカクさせるために、

入れられる不自然ポーズが特徴的で4話ではそれらしいカットがもチラホラ。


本人を確認できるところは少ないですが色々気になったところを書いてみます。


まずはタイトル前。双葉に蹴られたクラスの男子が起き上がるところ。

ここで起き上がるときにそれらしい絵が一枚入ってますね。良い効果です。


ここはまず間違いなくリリのスカートの中を

「見てる」ようにカット割りされてると思うのですが

何のリアクションもなく話が進むので、逆に不自然に感じてしまいましたよ(笑)


クラスの男子の発言にリリが振り向きも地味ですが良い感じです。


エフェクトが違うので別の人だと思いますが

爆破スイッチを押すところの百式が少しと、

ガーゴイルに腕を撃たれて地面に膝をつく百式

スティックを出すところでかなり近藤テイストを感じます。

その後の双葉達が河畔に降りてくるあたりまで

もしかしたら近藤さん原画じゃないかと。


ガーゴイルマシンガンで撃たれて爆発するあたりも

独特のエフェクトでした。 ここはちょっと上手い比喩が見つからないです。


鈴木監督アニメはその内容が見る人を選びますが

結構見どころがあるので、なんだかんだでここ数年の作品は、

らいむいろ〜を除いて全部見てたりします。

吉永ガーゴイルはその中でも一番親しみやすいストーリー

楽しく見させてもらっています。 5話も良さそうな感じ。

他の作品が見る人を選びすぎとも言えますが(笑)


何度話題にしていますが、ステレオタイプでない作画ファンには

HAPPY☆LESSONオススメですよ。


ところでフロアディレクターって初めて見るクレジットなんですがなんなんでしょうね。

2006-04-27

[]ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu! 第04話「いきなり退学〜!?☆初めての授業」

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脚本福島幸典
絵コンテ・演出:玉川達文
作画監督星野真澄
原画いとうまりこ 臼井里江 尾形雄二 沖田直美
   川原久美子 小松香苗 今野博司 佐藤天昭
   シノミン 玉川達文 鳴瀬望 西山伸吾
   野武洋之 森亜弥子 吉岡佳広
   作楽クリエイト アニメアール TNK 菁画舎

ふたご姫2期での玉川さんの初参加回。


友達のために魔法を使ってしまって、

退学を覚悟したふたご姫キャメロットが叱らずに

ふたご姫らしいと、二人の成長を誉めるところは

心打たれる大人の演出ですね。これはすばらしかったです。


夕日の中で魔法を使う決心をするあたりに玉川さんの味わいを感じました


作画での玉川さんの担当は旗振りに合わせてダンスするところでしょうか。

リオーネ達のチームサンバの動きにキレがあっていいですね。

ここだけ動きの質が全然違っています。


せっかくなので玉川さんが担当されたOPについても書かせてもらうと

気になるところはあるものの、全体に楽しく非常に丁寧な仕上がりでした。

佐藤さんコンテのOPアニメはメイプルタウンの頃から作画の要求レベルがものすごく高いですね。

それでどれも見ごたえのあるものに仕上がっているのもすごい。


作画担当も気になってはいるんですがプリンス達が次々と手を伸ばすところが

ブライトやティオあたりから見て光田さんかなぁぐらいしか考えれられませんでした。


ふたご姫は2期になって丸い目の演出が目立ったり、

エモーションダンスと呼べば良いんでしょうか、

イヤイヤダンスなどが極太ラインで縁取りされたり

若干スタイリッシュになった印象があります。


以前、ふたご姫1期OPのラスト原田さんのカット

キメポーズのセンスについて玉川さんが語っておられましたが、

今はレイアウトや動きが巧い人は沢山いるんですが、

ああいうリリカルなセンスを持った人のリリカル仕事を見られるアニメって

意外と少ないんじゃないかなぁと思います。そういう意味ふたご姫は貴重です。


今回のEDでのふたご姫の決めカットは非常に好感が持てるものでした。

特に「一度だけでも〜」とふたご姫がアップになるカットは良いですね。

ここは担当も気になります。


しかしふたご姫2期は決めセリフがちょっとカルト宗教っぽくて気になるんですが…(苦笑)


話は逸れるんですが、最近花より男子のOPのダンスが玉川さんの仕事だとお聞きしました。

担当は最初のつくしが出てくるところでしょうか。

いやぁ、あの頃からダンス巧かったんですね。

2006-04-26

[][]Gu-Guガンモ 第48話 Aパート「春だ!飛び出せ!シェイプアップ大作戦」

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脚本:星山博之
演出:池田裕之
作画監督:志田正博
原画:深沢幸司 新岡浩美

全編ダンス一色の回。これといったストーリーは無く、

ガンモキャラクター達が音楽に合わせてとにかく踊る。


フラッシュダンス」「スリラー」「ウェストサイド物語」など

当時の流行ダンス映画パロディもふんだんに取り入れてます。

さすがの猿飛キャラクター達がモブに紛れて登場してたりするのは

ジャイアンツ回恒例ののご愛嬌ということで。

まぁ毎度何かしらやってましたが(笑)


作画についてもジャイアンツ担当の最後の回だけあって、

今まで2班で分かれていた志田さんの美少女作画と摩砂雪さんのアクション作画が同時に見られます。

モブの美少女度もアクション度まで非常に高い。

東映ルールにより摩砂雪さんはノンクレジットになってしまっていますが。


一番の見どころはダンススクール内でリンダとスクール生のジャズダンスでしょう。

ロングショットよりもバストショットになっての手の動きや顔の表情付けがいいですね。

ここはビデオなどで相当勉強して書いてると思われます。振り付けが際立ってます。


それ以外で個人的に良かったと思うのが、

ダンスという多彩なアクションを要求される話にもかかわらず

1、2コマで滑らかに動かすよりも、3、4コマまたはそれ以上でキレのあるダンスをさせていたこと。

全部がそういう作画で統一されていたというわけではないですがそういう作画が目立ってました。

特にダンスクール内、ばぁやのダンスは劇中でも誉められてるようになかなか良かった。


DVDブックレットにアップテンポの曲にあわせての

フィルム編集は大変だったろうと書いてあったですが、

自分も曲に合わせてエディターとスプライサーで

フィルム編集をやったことがありますので、

その大変さは良くわかります。


今はパソコンで出来るようになったので大分楽にはなってますが

それでも精度の高いものが要求されるので大変なことには変わりないですね。

2006-04-24

[]アニマル横丁OP2

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OP/EDコンテ・演出:西本由紀OP/ED作画監督千葉道徳
原画:渡部圭祐 杉本功 大塚健 深澤学 

期待のOP第2弾。今回もへらスタメイン。


ぬいぐるみ達と抱き合うところの芝居が実に良い感じです。

たっぷりと遊びを入れた今風の作画なんですが意外と誰かわからない。

このメンバーでこういう作画する人って誰だろう。


その後のキャラの止めアップも顔と服の線の密度の違いに

何かただならぬ気配をを感じますね。


馬(名前忘れました)が手を取り合うところから

ぬいぐるみ達が驚くところはまでは紛れもない渡部さんの作画でしょう。

独特の動きとエフェクトで相変わらず目立ってます。


そして魔法少女の格好して出てくるところが深澤さん?

なんともアレンジの利いたデザイン


DearsEDが印象的だった杉本さんはダンスということで参加かな。

2006-04-23

[]スクールランブル 二学期 第03話 「美獣vs美獣/軍神vs武神/先生vs生徒」

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脚本:江夏由結
絵コンテ・演出:大久保政雄
作画監督野田康行
ガン&エフェクト作監:村松尚雄
原画大久保政雄 松本勝次 一町田嘉暢 簾畑由美
   高橋るみ 藤田正幸 浅野満代 本田辰雄

サバイバルゲーム話の後編。いやぁ楽しかったです。


播磨VS花井のガンファイトのところがおそらくは大久保さんの原画だと思います。

銃を持った播磨の極端なパースづけや緩急の付いたアクション大久保さんらしいですね。

画像の播磨に付いてるエフェクトは一体何?(笑)


尖ったアニメ作ってる会社の人はこういう構図もよく使うのですが

それをコメット作品でやるというある種のミスマッチが面白いところです。


油の入った缶が爆発するあたりが部分的に作画の一番の見どころでした。

あの飛び散り方は大久保さんならではのエフェクトですね。


今回「ガン&エフェクト作監」として村松尚雄さんが入ってるのですが、

ガンファイトのところはおそらく修正無しで通してるのではないかと思います。

また、キャラは別で大久保さんはラフだけ書いて1原2原、修正と

入れてる可能性も十分にありそうです


この間までは大久保さんのカットはほぼ間違いなく判るだろうと

自信を持っていたのですが、今回何故「おそらく」とつけたかいうと、

マイメロ2期のOPの柊弟の出てくるカットのように大久保さん自身が書かなくても

コンテ・演出で制御すればかなり近いものが出来てるんですよね。


今回の話で意外と大久保さんらしいカットだと思ったのは、

体育教師が腰に手を当てて凄むところ。

構図といいタッチの入れ方といい

今までの大久保さんのコンテ回で何度か出てきた絵です。


今回の件でZENとWAVEの本編参加は基本が

スクラン2期ということで考えていいんでしょうかね。

意外と他の作品に出てきそうな感じも否めませんが

それは楽しみとしておきましょう。

[]帰ってきました

札幌に戻ってきました。7月まで出張の予定は無し。

離れてる間に放映されたものツブ揃いで、

どこから手を付けていいのか悩んじゃいます。

これは嬉しい悲鳴。

2006-04-19

[]アニメージュ情報

船の中で暇だったので適当にまとめました。メモなので誤字は気にせず。

すでに事前情報じゃないものもありますが。

4/11 桜蘭高校ホスト部 02話 絵コンテ佐藤イチ
4/12 いぬかみっ! 演出・絵コンテ作画監督斉藤良成
   NARUTO 180話 絵コンテ:兵渡勝
4/13 リングにかけろ1−日米決闘編− 01話 演出:貝澤幸男
4/13 ザ・サード 01話 作画監督:山岡淳一
4/14 西の善き魔女 02話 絵コンテ:笹木信作
4/15 あたしんち 177話 作画監督:尾賀英俊
4/16 まじめにふまじめかいけつゾロリ 59話 演出・絵コンテ:三家本秦美
   スクールランブル 03話 演出・絵コンテ大久保政雄 作画監督野田康行
4/17 忍たま乱太郎 11話 作画監督遠藤靖裕
4/18 桜蘭高校ホスト部 03話  絵コンテ岡村天斎
4/19 ウィッチブレイド 03話 作画監督小林利光
4/21 クレヨンしんちゃん 462話 Bパート 作画監督大塚正実
   ドラえもん 87話 演出:三家本秦美
   西の善き魔女 03話 演出・絵コンテ吉田徹 作画監督:さのえり 中澤勇一
4/22 ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu! 04話 演出・絵コンテ:玉川達文
   BLOOD+ 28話 演出・絵コンテ:松林唯人 作画監督:高村和宏
4/26 NANA 04話 絵コンテいしづかあつこ 作画監督門之園恵美
4/27 忍たま乱太郎 19話 作画監督遠藤靖裕
4/28 ケロロ軍曹 107話 絵コンテ:笹木信作
   ドラえもん 89話 演出・絵コンテ:三家本秦美
   西の善き魔女 04話 絵コンテ福田道生
4/29 BLOOD+ 29話 絵コンテ:玉川達文
5/1  妖逆門 03話 作画監督二宮常雄
   名探偵コナン 76話 絵コンテ桜井美智代、こだま兼嗣
5/2  忍たま乱太郎 22話 作画監督:玉利和枝 藤森雅也
5/3  錬金3級まじかる?ぽか〜ん 09〜10話 作画監督金子ひらく
5/8  ブラック・ジャック21 04話 演出:竹内哲雄 作画監督杉野昭夫
   名探偵コナン 473話 演出・絵コンテ佐藤真人
    うたわれるもの 06話 作画監督:徳田夢之介
5/9  桜蘭高校ホスト部 06話 演出・作画監督もりやまゆうじ 絵コンテ福田道生

・紙面での誤字の多さにアニメージュの大変さを知りました。

 人名はともかくふたご姫GuY!」は一瞬なんのことかと思った。ガイって…(笑)

水着回で金子ひらくさんが作画監督というのはかみちゅ!の7話以来?非常にやばそうな臭いが…。

ウィッチブレイドの初期設定が。さすがにこりゃTVに出せないわ、お母さん!

・「この人に話を聞きたい」の写真でアオリぎみに頭からツマ先まで写すのは

  出崎さんの足の長さを強調した小黒さんのこだわり?

無敵看板娘 制作テレコム 監督富沢信雄

京アニKanonは全24話

・ハチクロ2期 監督:長井龍雪

009-1 監督キャラクターデザイン総作画監督紺野直幸

OVA 鬼公子炎魔 監督神戸守

ちょこっとSisterはあの人にやってもらえばいいのに…。

2006-04-18

[][]Gu-Guガンモ 第21話 Bパートガンモはようかい!?幼稚園は大さわぎ!!」

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演出:永丘昭典
脚本武上純希
作画監督井上俊之 今沢恵子
原画:梶島正樹 井上俊之

21話は絵から判断するとおそらく、

Aパートが梶島さん、Bパート井上さんの原画だと思います。


注目すべきは途中で挟まれる「日本むかしばなし」調作画。

これをガンモの画面だと、井上さんの原画と言って

どれだけの人が信じるでしょうか(笑)

「日本むかしばなし」の亜細亜堂回を忠実に再現した、

勉強家の井上さんらしいとも言えるカットですね。

怪談話の後の先生ガンモの「鳥股」あたりの影のつけ方は本当に恐い。


最後に幼稚園先生が黒魔術のようなことをやるシーンがあるんですが

後の「タイムギャル」の死神の作画に繋がると考えると興味深いです。

特に先生の大げさなアオリをつけた周りこみのあたり。

ガンモの後ろで燃え上がる炎の尖ったエフェクトの書き方は当時の井上さんらしいです。


井上さんを「特徴が無いのが特徴」という人がたまにいますが、

少なくともこの頃はキャラクターの書き方からエフェクトまで十分に特徴ありますよね。

単純な動きだけだと自分は若干見分けづらいところがありますが。

2006-04-17

[]明日からしばらく

新潟へ出張してきます。22〜23日には帰ってくる予定。

例によって船旅です。

2006-04-16

[]森(中山)久司が来る!

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夜が来る!第2夜「邪つの月」

脚本藤本ジ朗 演出・絵コンテ:奥野浩行 作画監督山本佐和子 原画中山久司 山本佐和子 河野稔 志田ただし    今里佳子 吉田誠 井上哲 倉嶋丈康    藤原未来夫 吉田徹 橋本英樹 西条明    奥野浩行

久しぶりにビデオ屋の奥の方にあるアニメの話です。


OP前の最初のエロシーンの最後、怪獣に変身して部屋の中を闊歩するあたりと

髪の毛紫色パンクな人が主人公正義の味方?にリンチされて

必殺技で吹っ飛んだところを電車に轢かれるあたりがおそらく中山さんだと思います。

明らかに際立ってますね。超リアル系


エロシーンのところは基本的に絵は上手く、

アップではしっかり動いているんですが、

ロングでちょっと動きがぎこちない感じがします。

女の人だけやたらと修正入ってますね。もちろん顔に。


しかし怪獣後は広角レイアウトですごい絵を入れてきますね。

怪獣へのメタモルフォーゼシーツのシワの書き方が人並み外れてます

男たちの目の書き方を見るとうつのみや調というか

ちょっと御先祖様の流れを感じます。


アクションシーンは完全に切れた作画やっています。

まずパンクな人に踏まれて出た血が一瞬光るところからわけがわからない(笑)

パンクな人が吹っ飛ばされるところはやっぱりすごいですね。

ボリューム感のある煙がすばらしい。

必殺技カットでは手にオバケというかかなり荒いタッチが入って独特の味に。

爆発を避けながら逃げていくところが良いですね。個人的ベストカット

水色基本で、オレンジや黄色のエフェクトが格好良いです。


一口に中山(森)エフェクトといっても、タッチで書く爆発、シルエットで書く煙、

金田系というか感覚系のエネルギー(炎など)と色々なパターンがあることに気付きました。

どれか一つでも目立つのですが、それがいくつか組む合わさって現れると

画面のボリューム感が一気にアップします。どれも気持ちの良い動きですね。

[]ロッテスノー HEALTHY&BEAUTYアイスCM

http://www.lottesnow.co.jp/hb/movie/index.html

CMクリーチャーがチェコのアウレル・クリムト風味!

魔法の鐘」を思い出させる映像ですね。これはいいなぁ。

2006-04-15

[]さすがの猿飛山下摩砂雪調作画

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さすがの猿飛 第39話「山は呼んでいる!肉丸vs八宝斎」

脚本:柳川茂 絵コンテ:森脇真琴 演出:山田雄三 作画監督金沢比呂司 原画服部一朗 小田多恵子 楠千鶴子 高倉佳彦 

何度か話題にしている、さすがの猿飛39話。

一度それなりの形でまとめておこうかと思います。


山下将仁さんの「クチナシより愛をこめて」が

80年代の「暴走作画」として有名でTV番組にも取り上げられるのに

これがあまり話題にならないのはおかしいと思っている1本です。


見どころはなんと言ってもBパート後半の

八宝斎を肇とする老忍者軍団VS本部の山忍者軍団とのバトル。

テンションの高い山下摩砂雪調作画に背景動画の連発!

回り込みまで入ってきます。

とにかく勢いにまかせた若さ溢れる作画ですね。


敵も味方も八宝斎以外はすべて名無しなのでどう説明していいのか…。


最初の合戦シーンからテンション高すぎです。

山下調作画で若人も老人も動きまくります。


忍者達に金縛り?でグルグル巻きにされた忍者

地上に落ちていくところにまで背景動画(笑)


髭の老忍者が周り込みを入れながら後ろから追ってくる忍者

イズナ落しをやるところは迫力があってグーですね。

木の間を猿のように伝っていくところはちょっと劇画調。

この作画の中では浮いています。


テンションが一番が高いのがラストの八宝斎と長髪忍者のバトル&チェイス。

肉丸一家の「おじいちゃん、がんばって!」という掛け声を

こちらも思わす出したくなるような頑張りっぷり。(笑)


逃げる八宝斎を敵忍者が追う形で街中から和風高層ビル

壁を駆け上がってビルの最上階の畳敷きの大広間、

天井を破って屋根の上さらにまた壁を走ってビルの下へと

背景動画でいたるところを動きまくります。

コマはたぶん3コマじゃないかと。


肉丸の親父が「おじいちゃんがんばって!」と叫けびながら

カメラ回り込みで肉丸一家のロングカットバーンと格好良く決まるところは

もう笑うしかないですね。 原画は金澤さんかな。


この話でずっと気になってるんですが、

さすがの猿飛でこういう作画をする人が

このクレジットの中で自分は考えられないんですよ。

摩砂雪さんあたりノンクレジットで入っているのかなぁ。


さすがの猿飛DVDレンタルもされてるので、

最近の作画をちょっと違う作画が見たいって人には

オススメですよ。

2006-04-14

[]今年のショタケットで

怪奇鬼太郎劇場の「きんのたまむし」先生による

作監コンプリートブック」が発売されます。

個人的に非常に気になる一品。臭いたつ作画ファンは要チェック!

http://www002.upp.so-net.ne.jp/kitaro/

[]グラヴィオンうつのみや調作画

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超重神グラヴィオン 第09話 「遠い抱擁」
脚本:志茂文彦
画コンテ・演出・作画監督鈴木信吾
原画鈴木信吾 石浜真史 椛島洋介 嶋田俊彦
   森下真澄 佐々木薫織 水野佳樹 川畑えるきん
   久嶋浩徳 堀井伸雄 楠本巨樹 内納健治
   坂井久太 山内尚樹 みうらたけひろ 
   UNI ANIMATION

昨日のコメント欄でオススメしていただいたグラヴィオン9話

手元にあったのでを見直してみました。


パートメイド達に全裸に剥かれたエイジがミズキの部屋に入ってから

ミズキがエイジにウィスキーをぶっかけられるあたりまでが

鈴木さんの担当パートになるんでしょうか。

もしかしたら他の人も手伝いで一部入ってるかもしれません。


絵はウィッチブレイドの時ほどキャラデから離れてはいませんが、

動きは確かにブラっとしたうつのみや調入ってます。


蹴られたエイジがテーブルにもたれこむところのブラっとした動きや

ミズキがエイジにウィスキーぶっかけられるあたりの芝居の入れ方が中でも特徴的。

蹴られるところはいいなぁ。画像ブラー入っちゃってますが。

床にぶつかって折れたモップをや口元を映すあたりもこだわりなんでしょうね。

やりたいことはよくわかります(笑)


パートの最後のあたりにエイジの手が映し出されるカットがあるんですが

ここも指の描き方に特徴があって気になりますね。


気付いたところといえば、

パート開始直後でパソコンをいじるミズキと回想で入るアヤカがみうらさん

パートアヤカが消えた機械のところで

ミズキがDNを交えながら重力について色々説明するあたりが石浜さんかな。

ローアングルカメラに向かってミズキが座り込むところなんか特に。


しかしこうも似た傾向の作画する人が集まってると何がなんだかよくわからないですね。

同じモノが好きだから集まったんでしょうが(笑)


やはり一度見た作品も改めて見ると新しい発見が沢山ありますね。

改めて見ることでアニメに含まれる情報のうちの作画という範疇においても

いかに自分が色々な情報を見落としているかということを気付かされます。

逆に言えば、以前は見落としていた情報を拾えるようになったとも言えますが。

作画にしても演出にしても、撮影にしてもマニアと呼ばれる人は

同じ物を見てても、そこから得られる情報量が全然違うんだなぁと思ったりします。


ただまぁ、そのようなマニアになるべく(呼ばれるべく?)

「これだけは見とけ」と言われる十分に検証の進んだ

共通言語になりそうな有名な作品を

ストイックに見たりする必要は個人的には無いと思っています。

共通言語はあった方が同じ趣味の人とコミュニケーション

取りやすいというのはありますが

はじめからポイントを絞ってしまうと、

それ以外の情報を見落とす確率が高くなってしまいますから。

日常見れるもので自分の好きなもの、見たいのものから

それぞれが楽しめる情報を得ればいいんじゃないかと。

楽しめるのが一番。そうじゃないと長く続かないですよね。


マニアになるのはおそらく個人の貪欲さと経験の積み重ねですね(笑)

自分も後15年続けられればマニアになれるかも?

2006-04-13

[]告知

自分の所属する研究室引越しで手を怪我してしまいまして、

状況によっては縮小更新を余儀なくされるかもしれません。


また来週、18日〜22日まで新潟へ行くので

怪我とは別に更新ストップするかもしれません。

しばらく続いた本州出張もはおそらくこれで最後!

[]ウィッチブレイド 第01話「始」

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脚本小林靖子
絵コンテ:大橋誉志光
演出:土屋浩幸
作画監督鈴木信吾
作画監督補:小倉信也
原画原田大基 加藤剣 山本義成 斎藤和也
   橋本浩一 北條直明 門上洋子 三輪和宏
   山中正博 丸山友 崎山和明 佐藤道雄
   浅野勝也 山本晃宏 丸山隆 岡崎洋美
   鈴木豪 佐野英敏 光田史亮 野崎麗子
   松川哲也 日下岳史 屋幸秀 金子ひらく
   鈴木信吾

これはお母さんの腰周りが気になるアニメですね(笑)


船上のカットなどロングショットになるとお母さんの横顔が

貞本義行さんみたいな絵になるのはこういうデザインなんでしょうか。

うのまことさんの絵だともっと鼻に特徴があるイメージだったので

悪くは無いんですが、ちょっと違和感を感じてしまいました。


警察官に羽交い絞めされて暴れているところはかなりよく動いていました。

お母さんも警察官も修正が入っていないのか、原画マンの個性が良く出ていて

動きも絵柄もちょっとうつのみや調に。特に警察官が(笑)

ここは誰か気になりますね。


作画的に1話の最大の見せ場は続くカーチェイスシーンでしょう。

手書きアニメならではの伸び縮みの入った発車カットは良い物を見せてもらいました。

パトカークラッシュするまでの画面のがなかなかの迫力。


車内での細かい芝居の付け方も良かったです。

最初のカメラマンが車に乗り込むところなども同様に芝居が入ってたので

これは演出の方での制御なのかもしれません。


しかし自分の子供が乗っている車にパトカーアタックするお母さんは大問題ですね。

そりゃ福祉のおばさんにも呆れられるし、ブタ箱にも入れられますよ(苦笑)


OP映像が不自然な感じなのは単純に映像が間に合っていないのか

例のタイツ履かされた影響で見せられないような映像を隠しているのか

どっちなんでしょうね。TVで正式版が出れば前者、DVD待ちなら後者なんでしょうが。

あのスタッフでこのOPというのは考えにくいので正式版を待ちましょう。


最近各所で活躍のアール原田さんと光田さんが参加してたのですが、

担当カットははっきりとは見つかりませんでした。

光田さんはともかく原田さんの特徴がイマイチわかってません。

わかったのは船上のシーンでお母さんが海に落ちるあたりが金子さんの作画かな…ぐらい。

このお母さんがいる限り、金子さんはこれからも出続けるでしょうから後に期待。


数日前に「無謀運転と映像規制について」と話題をmixiに書いていて

アニメでもそういう規制が実際にかけられていることをお聞きしました。

中でも面白かったのが、背景動画時の中央の破線の処理で

明らかに速度違反していないように見せないという方法です。

これはこのアニメでも実際にやられていました。


速度感の表現をアクセルペダルを踏むカットを入れたり、

それに順ずるエンジンの回転音などで速度感を出しつつも

速度メーターなどで速度が今何キロ出ているということを

直接的には描けないんですね。


パトカー盗んだお母さんもちゃんとシートベルトはしてました(笑)

だからあれぐらいの事故でも助かったんでしょうね。

子供は年齢を考えるとギリギリチャイルドシートはいらないのかな。

本物の児童福祉庁ならばそこら辺キッチリしてて当然だとは思いますが…。

2006-04-12

[]いぬかみっ! 第01話 「はだかでドンマイっ!」

f:id:takeshito:20060412082800j:image

脚本:玉井☆豪
絵コンテ:蔵境考
演出:中山敦史
作画監督:友岡新平
原画浅野勝也 矢上孝一 松原一之 加藤剣
   二宮壮史 吉木正行 玉木慎吾 友岡新平

   岡本健一郎 森悦史 宮下雄二 いがりたかし    橋本貴吉 中谷薫 渋谷英樹 山本典子    猿渡信二 益田貴治   

今風の作画をたっぷりと楽しませてもらいました。

話も下品で自分の好みとマッチング(笑)


スタッフクレジットはもしかしたらAパートとBパートで分かれてるのかな。


アバンタイトル部が主に友岡さんの作画でしょうか。

アクションもエフェクトも見どころたっぷりでした。

主人公達の服や、鎖で縛られた敵、炎や煙などのエフェクトが

柔らかめのシルエットで良い感じです。

動きのタイミングといい、芝居のつけ方といいすごく現代的ですね。


個人的に気になったのがようこの口パク

リップシンクロではないですが本当に「喋り」を感じさせる口元でした。

これはおそらくパターンの多さとタイミングの勝利でしょう。

「つぼんだ」形の絵が入ってるのがいいなぁ。


パートの啓太の部屋の中でようこが

「ねぇ、いいでしょぉ」というセリフを言うところで大げさな芝居が入るんで

かみちゅ!の薮野さんっぽい芝居の入れ方なのかなぁと思ったら

最後に顔がびょんと伸びてびっくりしました(笑)


電柱の上から「ふ〜ん、そんなに私とデートしたくなかったの…」と言うカット

セリフマッチングした表情もいいんですが、ここもやっぱり口元が良いんですよ。

「ええぃクソッ!」と啓太が煙玉を投げて逃げていくところは

あまりにお約束すぎて面白かったです。


その後の啓太が商店街を逃げるところが本編の作画的には一番目立ってましたね。

顔の崩し方なんかはすしおさんみたいな絵にみえました。

走りの作画でいわゆる「暴走作画」が見られると作画ファンは嬉しくなっちゃいます。

その中でもこういうコミカルな作画は大好きです。


アークトゥールズの「リリカルなのは」は1期で作画で一部気まずいところがありましたが、

2期ではそれがほぼ解消されていたので、今回は十分に期待しています。

しかしサブタイトルのつけ方がすごいなぁ(笑)

2006-04-11

[]BLOOD+ OP3

f:id:takeshito:20060411075402j:image

http://www.youtube.com/watch?v=x5mrxoHt2VE

絵コンテ・演出・原画作画監督塩谷直義 
原画斉藤久 宮沢康紀 山下善光 田畑寿之
   山田誠 浅野恭司 大原泰志 石井百合子
   中村光宣 崎山智明 津態健徳 矢萩利幸
   塩谷直義

ベストカットはやっぱりラストの小夜のお尻でしょう(笑)


動き自体を楽しめるポイントは少ないんですが

コンテ・レイアウトバッチリ決まってるのが格好良いですね。

色彩も現代的なこだわりを感じられます。


風人物語の頃に、IG内で大平晋也さんリスペクト

原画を書く人がいると聞いていたのですが、

それがいよいよ表になってきました。


見開く瞳や、頭を抱えて叫び、伸ばした両腕と

サイファハリーと共通するモチーフが多いのが特徴。


厚くふっくらとした唇や平行四辺形の瞳の書き方など

全体的に寺田克也さんのデザインに歩み寄っています。

ラストで小夜と対峙するディーバがイノセンス攻殻機動隊)風の

デザインになってるのはIGリスペクトということなんでしょうか。


今回のOPで面白いのは塩谷さんをはじめとする

原画マンの鉛筆の線がしっかりと残してあったり

マーカー風の着色がしてあるところ。

これはもう「大平晋也対策本部」で培ったIGの技術ですね(笑)


塩谷さんはこの線だものなぁ

http://www.production-ig.co.jp/contents/people/images/rakugaki/060216.jpg


アニメOPというと、音楽にのせて

本編のストーリーや各キャラクター性をなぞったものと

内容と関係なく本編のキャラを使った(使わない場合も有)

完全に音楽プロモーションビデオとなっているものとがありますが

BLOOD+は明らか後者の方を狙ってます。


この手のOPは格好良いのはいいんですが、

如何にOPが魅力的でも、OPで満足してしまって

本編を見ようという気にあまりならないんですよね。

BLOOD+OPが切り替わるたびに見ています。

良くないとは思ってるんですが。

2006-04-09

[]ファインの「いっただきま〜す」

f:id:takeshito:20060409204027j:image

昨日の「ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu!」第02話から

ファインパーティケーキに飛びつく数カット

誰の担当かはわかりませんが私的ベストカットです。


バケの入れ方や伸び縮みの感じがグーですね。

なによりファインらしくてかわいい(笑)


このカットは「いっただきま〜す」という前カットからの

続きセリフタイミング測ってるんだと思われますが

もう少し早くできるともっと気持ち良さが

感じられたんではないかと思います。


おそらくはコンテか演出の指示っぽいので、

作画で制御できるところではなかったと考えてちょっと残念。


金田系やリアル系の芝居やエフェクトは

それなりに語られてる分野だと思うのですが、

こういうキャラクター性を反映したような

かわいい系の動きはもしかしたら

まだあまり語られてない分野じゃないですかね。

こういうニッチを攻めるのも面白いかもしれません。


かわいい系作画マニア(笑)

南家さんリスペクト

2006-04-08

[]うたわれるもの OP

f:id:takeshito:20060408210124j:image

http://www.youtube.com/watch?v=w0wozyWlQJ8

OPアニメーション
絵コンテ・演出:田中基樹
作画監督中田正彦
原画:池上太郎 亀井治 中村和久 東海林康和
   塩川貴史 吉野真一 大野泰江 沖田篤史
   中田正彦

途中で入る合戦シーンがかなり頑張ってます。


いわゆるスーパーアニメーターの作画ように

見ている側に快感を覚えさせるようなものではないんですが

こういう頑張ってる作画が見られるのはやっぱり嬉しいですよ。


最初の二刀流の剣士が手前に向かって走りながら兵士達に切りかかる

シャイニングティアーズを思い出させるようなカット

レイアウトアクションの流れは良いんですが

動画が足りないのをブラーで誤魔化してしまったような感じがちょっと残念。

できればしっかりラインを見せて欲しかったです。


爬虫類っぽい騎馬の上で槍を振り回してる人のところが

やっぱり全体でも目立ってます。

ここは文句無しによく動いてますね。


巨大な剣をもった女剣士が剣で

地面を破砕するところは大胆な構図が格好良いです。

ここは砕ける岩やエフェクトなんかを頑張ってくれると

作画ファン的にはもっと嬉しかった(笑)


続く日本刀のようなものを持った女剣士が

刀をクルっと持ち返るあたりもなかなか。


以上の作画の間にロングショットの合戦シーンが入るんですが

そこも結構な密度で描かれていて良かったですよ。


コンテにアクション作画が追いついてないという

印象を受けてしまいましたが、

全体的には作品の雰囲気を出していてこれはなかなか好印象です。

OPアニメスタッフクレジット入れるのは

やっぱりそれなりに自信があったんでしょうね。


本編は未見なんで詳しくはわからないんですが、

背景を含めてしっかりと雰囲気を出している感じですね。

これでトゥハートの時のような日常芝居が入って

演出が決まれば割と良作になりうる予感がします。


ところで岩佐PっていつまでOLMにいるつもりなんでしょう。

[]タイツ履いてよ、お母さん!

http://www.witchblade.jp/news/index.html

昨年12月のアニメ誌等で発表いたしましたものは、
下半身の肌が露出したデザインになっておりました。
そして今回、新しく発表いたしましたものは、
肌の露出部分が全てタイツストッキング)で
覆われているデザインへと変更されております。 

TVに出る際にパンツを履かされた

デビルマンを思い出すような、ちょっといい話。

2006-04-07

[]星を動かすアニメーター

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トップをねらえ2! 第05話 「星を動かすもの」

絵コンテ摩砂雪 演出:錦織敦史 演出補佐:大塚雅彦 キャラクター作画監督錦織敦史 メカニック作画監督すしお 原画:西位輝実 馬場充子 竹内哲也 小島大和    末村晃一 嵩田晃  岩瀧智  菅沼栄治    高橋裕一 杉浦幸次 小倉陳利 阿蒜晃士    平松禎史 林明美 今石洋之 中村章子    吉成曜 すしお 當眞新 鶴巻和哉 錦織敦史 第二原画:山口智 貞方希久子 佐々木啓之 雨宮

エキゾチックマニューバ全開で

雷王星の中心核を握り締め、

変動重力源にぶつけるところまでが

おそらくは吉成さんの原画だと思います。


どこからか細かい破片が集まってディスヌフが

作られるところですでにただ事じゃないですね。

コマ送りしてみるとわかるのですが、

ちゃんとメカのパーツから骨格までしっかりと書かれています。

戦艦が吹いている煙がぱにぽにOPの髪の毛風なのにも注目(笑)


吉成顔したラルクが「エキゾチック・マニューバ!」と

マニューバを開放するあたりまでは興奮気味に見てたんですが、

雷王星が消えるところのエフェクト作画で絶句!

スケール感の大きすぎる作画に圧倒されてしまいました。

圧巻の出来!これはすごいなぁ…というか恐ろしい。

正直上手く言葉にならないぐらい

とんでもないものを見せられてしまった感でいっぱいです。


サブタイトルの「星を動かすもの」とは

吉成曜さんのことだったのではないかと

一瞬本気で思ってしまうようなそんな作画でした。


他にもいいところいくつかあったんですが

先のシーンがあまりにも強烈でほとんど忘れてしまいました。

これじゃイカンですね(苦笑)

2006-04-06

[]地方のアニメスタジオのメリットとデメリット

昨日バスの中で、地方のアニメスタジオについて少し考えてました。


東京スタジオ構えるのは交通や人材確保など色々な面で

メリットがあると思うのですが、アニメスタジオの数が多いため、

人が流れやすいというデメリットもあります。


その点では地方のアニメスタジオ

色々不便な点もありますが、その立地ゆえ人材を囲っておけるので、

一つのスタジオで十分に人を育てられるというメリットがありますよね。


例えばアールで人が育ちやすいのは、

優秀な人の元で見習いの頃から指導を受け

プロとしての技術や意識を十分に成長させてから、

フリーとなるのでその後の活躍があるのだと思います。

それは黄瀬さんや沖浦さんの仕事ぶりが良い例かと。


ただ、アールの問題はアニメーターとして成長して

大阪で仕事を貰っているうちはいいんですが、

作監をやるようなレベルになってくると、

社内で作監できないので、東京に出向しなければならない。


昔のように1話グロスで受けられれば

社内で作監作業までやって、東京に上がりを送れたのだと思うのですが、

今のスケジュールではそうはいかないんでしょう。


京アニなんかは自社製作を始めることで、

その問題をクリアしてしまった例で、

今や京アニブランドと呼べるような立ち居地を確保してます。


逆に、もしかしたらガイナなんかは

東京出てきて失敗した例かもしれないと思ってます。


立地が変わったところに、制作力が足りなさが響いてクリエイターを囲っておけない。

居心地が良いのか、残ってる人はちゃんと残ってますが

ガイナ以外での仕事が多くなっちゃってますよね。


「ガイナだから見よう」というブランド価値は、もはや失われてしまっているように見えます。

[]「スケーター伝説・愛」

f:id:takeshito:20060405231803j:image

スケラブ総作画監督高田

敢えて名前は書きませんがある新番アニメの劇中ドラマ

明らかに本編から浮いています。


かつてここまで大マジメにフィギュアスケートシーンが

描かれたアニメがあったでしょうか(笑)

ちなみに画像はトリプルアクセル中。


ほぼ間違いなくビデオなど参考にして

書かれてると思うのですが、ライブアクションはやらずに

ポーズなどおそらく自分で考えて書かれてると思います。

特別な派手さはありませんが、巧いです。

というか良くやったと思いますよ。


高田さんは今まで参加される作品をよく選んでる印象があったのですが、

今回は完全に本編と切り離すということでOKしたんでしょうかね。

ラディックス作品の参加は灰羽以来かな。


高田さんが「総作画監督」ということで、

もし劇中アニメ入るのならばまた見てみたいですね。


高田さんもそうですが、

最近タツノコVCRに関係した人たちのことを

もっとよく知りたいと思っています。


D-VOLTやAチーム以外にも好みの作画をする人がいそうで

色々調べたくなってきましたよ。

2006-04-05

[]雲雀アニメ井上俊之さん?

f:id:takeshito:20060405133143j:image

http://www.youtube.com/watch?v=t2w1O4Z1iVY

以前見たときはイマイチだと思ってたOVA版のOP ですが

久しぶりに見てみたら1カットだけ、某JUNIOアニメOPでの

井上俊之さんの原画を思い出させるようなダイナミックな原画が。

ほんの一瞬なんですがここはなかなか格好良いですね。


タイトルでは雲雀と書きましたが

正確にはハピレスOVA版の制作は「スタジオ雲雀」ではなく

「ヴェネット」。スタッフも全く別です。

ただ、OVA版の1話が雲雀のTV版でも

流用されているので、ちょっとややこしいです。

OVA版はOPスタッフは公開されてなかったと思います。

もしかしたらワンパックの誰かかもしれませんね。


f:id:takeshito:20060405133217j:image

新番の吉永さん家のガーゴイルOPでも背動入れて

ダイナミックに動いているところがありました。

水しぶきのところはおそらく途中からマルチ使ってるんじゃないかと思います。

地味に手が込んでますね。

ここはたぶん岩崎さんか鎌田さんじゃないかと。

鎌田さんは雲雀ではなくて、じゃんぐるじむの人。


変な生き物が地面を割って現れるところもなかなかいい感じです。


http://www.youtube.com/watch?v=IgadVPk_c_Y

鈴木行さんが監督する雲雀アニメOPは毎度がんばってます。

絵コンテ鈴木行
演出:鈴木芳成
作画監督渡辺真由美
原画:岩崎康介
   鎌田祐輔 竹上貴雄 小原渉平
   柳野龍雄 加納綾 あみさきりょうこ
   渡辺真由美

追記:試験的に今話題のYoutubeにリンクしてみたんですがいいのかなぁ。

2006-04-04

[]魔女っ子チックルのOP。

f:id:takeshito:20060404073107j:image

先日初めて見せてもらったんですが、これはいいですね。


チックルが踊りながら木の間を潜り抜けるところや

チーコと二人でダンスしているところに

なんとも言えない味があります。

髪の毛(今風にいうとツインテール)の揺れ方もすごい(笑)


これはおそらく動線の取り方とその中の動きのポイント

抑え方が人並み外れて巧いんだと思います。

独特の才能みたいなものを感じさせられますね。


二人で海辺で遊んでいるところの

ビームにしか見えない水や、斜めになってる顔

ラストでキュピーンと無駄に光る目とか(笑)

自分には金田伊功さんっぽい仕事にも

見えるんですが、実際の作画担当は不明。


mixiで情報呼びかけさせてもらったところ

キャラクターデザインされてる木村圭市郎さん

(もしくはネオメディアの誰か)の

仕事ではないかということで落ち着きました。


これは色々収穫でした。

ここ数日OPの話が続いてますね(笑)

2006-04-03

[]そういえば今日

TVでコナン劇場版「水平線上の陰謀」やりますね。

おそらく世界で一番豪華客船が出てくるであろう

東京ムービートムス…)の豪華客船モノだけあって

今回はかなり気合入ってます。

いつもより多めの爆発や水のエフェクトに加えて

ラスト近くでは小五郎のアクションも見られますよ。


以前借りてきたビデオノイズスタッフクレジットのところだけ

見られないというなんともイヤンな状態だったので今回は録画します(苦笑)

[]スクールランブル二学期 OP

f:id:takeshito:20060403115127j:image

絵コンテ・演出:金崎貴臣
作画監督渡辺はじめ
OP原画野田康行 大久保政雄 福地和浩 原由美子
     小泉初栄 渋谷一彦 高品有佳 酒井和男 
     細越裕治

OPだけ見せてもらいました。


花井と播磨が顔をくっ付けて画面手前に走ってくるところから

タイトルが出てくるところまでが、

ほぼ間違いなく大久保さんの原画だと思います。

例によって大暴れしてますね(笑)

爆発で播磨が吹っ飛ぶところとか良いですねぇ。


今回のOPでは若干修正が緩いんでしょうか、

大久保さんらしい絵になってると思います。

今主流の柔らかく丸みのある絵ではなく

全体的に角のある硬い絵で線を極力減らして書かれています。


と言っても「コレが生原画だ!」というものを見たことがないので、

作画のスタイルから想像して言ってるのですが。


「鼻水」「涙」に続き今回は「だ液」。

大久保さんはホント「体液(エフェクト)」好きですね(笑)

ところで「だ液」出てたってことは

花井と播磨がキスしてたと考えていいんでしょうか…。


大久保さんは先に紹介した妖怪人間ベムと合わせて、

コメットの春の新番のOPで3冠達成したことに。

…結局どれに出るのかわからない!

おそらくは演出やったマイメロだと思うのですが確定はできません。


[]おねがいマイメロディ くるくるシャッフル OP

コンテ・演出:大久保政雄
作画監督野田康行
作画:梶原紳一郎 小泉初栄 渡辺敦子 高橋美香
   石井舞 川島尚 諏訪昌夫 宮川和子

大久保さんはこちらはコンテ・演出で参加。

バクが火を吐くところや、マリーランドの住人達がびっくり箱から出てくるところ

柊弟が出てくるところなんかは大久保さんらしいテイストが感じられます。

特に柊弟のあたりは本人が書いていてもよさそうな画面でした。

こちらは今回も野田さんの美少女作画は光ってますね。

2006-04-02

[]妖怪人間ベム OP

f:id:takeshito:20060402131854j:image

演出:原田作監山崎原画石井邦幸 松本勝次 大久保政雄
   藤田正幸 原田

OPラストでベム、ベラ、ベロが出てきて

それぞれの必殺技みたいなのを見せるところが

ほぼ間違いなく大久保さんの原画だと思います。

ベム、ベラが出てくるところが大久保さんらしい

パースを利かせたアクションタイミングが格好いいですね。


絵から判断して女の人が手で顔を覆い隠すところが

原田さんの原画だと思います…って、

まさかTVアニメ原田さんの話をすることになるとは

思っていませんでしたよ(笑)


東京アニメフェアやHPPVを見て

今期のコメット新作の中でも特に自分が期待していたのが

この「妖怪人間ベム」だったりします。


まず「少女椿」の原田浩さんがTVアニメを、

しかも「妖怪人間ベム」やるということを知ったときは唖然としました。


全体的に演出も8mm映画臭いです。

OP最初の数カットや背景動画のところなんかは

モロに原田さんのテイストだと思います。

今のデジタルでこういう原色を使った色使いをやると、

本当に気持ち悪い、グロいバケモノになるんですね。

個人的にはむしろいい感じです。


旧作アニメリメイクでまさか

こういう人を連れて来れるとは…コメット恐るべし。

2006-04-01

[]舞-乙HiME 第26話「Dream☆Wing〜夢の在処〜」

f:id:takeshito:20060401185910j:image

絵コンテ小野学
演出:小野キャラクター作画監督久行宏和
メカ作画監督大塚健
原画小松英司 山元浩 稲吉智重 稲吉朝子 佐々木正勝
   鈴木幸江 阿部美佐緒 山本勝久 椛島洋介
   金田正彦 近有希 滝吾郎 市原茂 桜井親良 
   小泉寛之 斎藤新明 鈴木大 
   秋山英一 小渕陽介 鈴木豪 松島哲也
   スタジオマーク 川添政和 川島勝   
   アニメアール 光田史亮 海堂浩幸 森田岳士
   中村プロダクション 林勇雄 藤原麻記子

最終回ラスト近くで大幅なメンバー補充あるかと思ったんですが、

結局、ほとんどレギュラーメンバーで乗り切りましたね。

これもスケジュール管理を担当した制作さんの力だと思います。

アールマークライブ中村プロと

サンライズに縁の深いスタジオ安心感を持って見ることができました。

25話などで少し気になるところがありましたが、

ほとんど気にならないぐらいで十分満足できました。


ハルカがスレイブ相手に大暴れするシーン。

スレイブにキックをしてから鉄球で粉砕、「一網大魔人よ!」と

ガンダムSEED風のポーズでキメるところまでが、

アニメアールの光田さんの担当だと思います。

火花を散らしながら回転して鉄球投げるところがすごく格好良いですね。

投げたキャッチする前にキメポーズみたいなのを入れるのは

光田さんのアドリブなんでしょうか。

「かかってきなさい!」とフレームインするところの

抜いたタイミングがちょっと今石洋之さんっぽい動きです。

(効果線にも注目!)


エフェクトから見て、アカネとマイヤがスレイブにダブルキック

喰らわすところがおそらく小松さんの担当だと思います。

マキマキ呪いスレイブ倒すところも小松さんっぽい感じですね。


今回は二人とも目立ってるのでわかりやすいんではないでしょうか。


先のカットの前後のナツキがキャノンをぶっ放すところと

ナオがスレイブを切り刻むところも目立ってました。

ナツキの方は椛島さんでしょうか。25話ではガクテンオー突貫のあたり。

椛島さんはまだよくわかってないのでちょっと自信が無いですが。


こうして見るとハルカとミドリは本当にスタッフに愛されてるキャラだと思います。

シリーズ通して、二人が出てくるカット気合の入り方は別格でした(笑)

(この間の執務室でのハルカとユキノのやり取りは原田さんかな?)


最終回らしいバトルアクション以外で特別気になったのが、

病室のアオイにチエが駆け寄るシーン。

誰なのかはわからないのですが、すごく独特の動きしてますね。

中割りが少ないというかーリミテッド感を出しているんでしょうか。

シリーズ通してあまり見たことのない動きだったのでものすごく目に残りました。


舞オトメ。キャラクターストーリーは好みが分かれるところと思いますが、

個人的になかなか楽しめたシリーズでした。

作画アニメっぽいシルエットや動きはほとんど無いんですが、

メカアニメーター独特のハッタリを利かせた画面が面白かったです。

このシリーズアニメーターさんの名前を何人か覚えられましたよ。


舞オトメは作画ファンに人気の有名アニメーターがほとんど参加していないせいもあってか

作画で語られるところが無かったのがちょっとさびしいかったです。


今年になってから作画について語られる場所(人)がまた少し減ってしまいました。

自分の好きな人について調べたり語ったりするのはもちろん歓迎するんですが、

あまり人に拘らず、普通にTVで見られるものから

間違ってても、名前がわからなくてもいいので

それぞれが良いと思ったものをピックアップしていければ、

作画に対する理解はより深まるものと思います。


まぁ、単純にそれぞれが面白いと思ったものを

体裁を気にせずに面白いって言って欲しいんですよ!(笑)

これは正解も不正解もないですし、誰でもできると思うので。

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