金田系のハートをキャッチする新プリキュアOP

http://www.youtube.com/watch?v=A57m0WDmaMY
プリキュア、版権絵がパースっぽくて
気になって見てみたらすごいことになってました。
久しぶりに興奮した。


組み手より後半のコンテはもはやロボットアニメ。
宇宙をバックにキメポーズで金田光まで飛び出す始末(笑)
これは前半と後半のギャップがすごいというか、
同じアニメとは思えない。


最後の光以外は金田系の記号をまったく使ってないんですが、
そのスピリットを感じるんですよ。
動かす楽しさ、気持ちよさを感じさせてくれる。


伊藤(玉川)さんの仕事になるのかな?
2話以降見てみないとわかりませんが。




足のつま先が細いデザインはどうかと思ってたけど、
こういうレイアウトで動いているのを見るとけっこう良い。
敵役のデザインなどキャシャーンsinsに姫野絵というか
星矢っぽい印象を受けました。


追記
アバンの作画はモロにsinsで星矢だなぁ。

僕らは神を失ったけれど

今までもこれからも金田さん自身の作品、
または金田リスペクトした人の作品を体験し、
あの人の考え方、スタイルを受け継ぎ、
アニメーションを作っていく人がいる以上は、
金田さんが画面の中から完全に死ぬことはない。


もっと金田系作画がみたいとおもう。

けいおんEDの中抜き感と木上イズム

http://www.youtube.com/watch?v=z1o2xxyKdP4

絵コンテ・演出:山田尚子
作画監督堀口悠紀子
原画:浦田芳憲 坂本一也 石立太一 植野千世子
   大藤佐恵子 高雄統子 内藤直 多田夏美
   中川裕佳子
   岡野文恵 中野江美子 辻雅敏 丸木宣明
   山田尚子

最初の黒髪の子の口パク芝居がよかった。
原画で細かい芝居のポイントを押さえて、
音のタイミングに乗せて歌わせる。
ほとんど全原画じゃないのかな。


とてもセンスと技術が要求される作画を
サラッと描いているところが格好良い。


よくあるパターンといえばそれまでだけど、
EDはOPとの対比になっていて、
たっぷりと動画を入れたボリューム感のある
王道的な京都・Do的な芝居を見せ、
EDで逆に動画を抜いたシャープな芝居を見せる。
この違いももグッと来た。


例として傾向は違うけれど、
鉄腕バーディのアバンでも見られたように
バタ臭ささがなく、金田系でもない、
新しい中抜き芝居が生まれようとしている。
こういうのを待ってた!


間に入った目新しい目だけの芝居や、
ラストで薔薇の花を振りかざすところで
オバケ→フォローの木上イズムを
さらりと見せてくれるのもファンとしてうれしかった。

苺ましまろencore

http://www.youtube.com/watch?v=EjQQz91ktI0
沼田さんテイスト溢れるOP。あの指!


冒頭、電話がかかってくるところの
苺ましまろらしいねちっこい芝居がよかった。


鈴木博文さんによるEDも秀逸。


本編で一番目立ってたのは
まさか美羽とアナで金田サーカス。
なんじゃこりゃ、と吹いた!(笑)


そういえば佐藤さんといえば、佐藤さん漫画の
護くんに〜を酔狂で買おうと思ったのですが、
なんとアマゾンで0円〜。


http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4840237921/ref=sr_1_olp_1?ie=UTF8&s=gateway&qid=1233323566&sr=8-1


こういうのって買っても大丈夫かと、逆に心配になる。

日常

あらゐけいいちさんの漫画「日常」を買った。面白い。
角川コミックなんて買ったの十年ぶりぐらいじゃないかな。


話の緩急のつけかたというか突然暴走する様なんか
JCあたりでアニメ化しても面白いんじゃないかなぁ。


文では説明しづらいけど
「ズコー!」と古典的にブッ跳んで
DNAのような二重螺旋を描きながら、
雲を突き抜け空に消えていくオチを
松田宗一郎さんのマジ作画で見たい(笑)

とらドラ12話

教室のプロレスシーンと
廊下で大河がクレープ食べさせるシーンが良かった。


プロレスは田中さんなんだろうけど、
クレープは誰なんだろうなぁ。
やわらかい絵に大げさな芝居がツボでした。


今回は作監も良かった。
パースの使い方や芝居のさせ方がとても今っぽい。


このアニメ、OPの廊下の奥歩きや、
何話か忘れたけど便所から竜二を大河が、
無理矢理バックネットに連れ出すカットなど
丁寧なものから荒いものまで
印象に残るところがところどころある。


11話以降安定してレベルの高いものを見させてもらっています。
16話は未見だけどサプライズあったらしいので楽しみ。

松尾さんと門脇さんの話

ケメコデラックス 第02話「小林家の人々」

脚本・絵コンテ・演出:山本寛 作画監督:松尾裕輔 原画:門脇聡 拙者吾郎 吉岡忍 佐古カズヤ    福井有美 花ひな子 井本圭吾    角田充 中野良一 前田義宏 純山さあ



どちらかというとカッチリとした1話の絵に比べ、
全体的に柔らかく丸みを帯びた今風の絵になった2話。
特に手が丸まっていて主人公までかわいらしくなってた。
妹の動きがABパート共に良かった。


松尾さんから門脇さんの原画だと思うんですが、
Bパート二階に上がる階段をフライパンを持って、
様子を伺いながら恐る恐る上る際の、
トテトテとメリハリを利かせた動きのかわいらしさや、
フライパンを振り回す際のオバケの入れ方が気持ちよい。


オバケの入れ方なんかは三好さんというか、
あの人の影響を受けているようにも見えます。
伸び伸び書いている感じが素敵。


演出の山本さん、原画作監の門脇さん、
松尾さんらは今期メインは”かんなぎ”で、
ケメコはスケジュールの都合で同時になったのかな。


かんなぎは髪の毛を見るアニメとして楽しみにしてます。


1話はたぶん冒頭が松尾さん、
ナギの美少女土地神〜が田中さんでどちらもスゴイ髪の毛さばき。
TVの魔法少女が門脇さんかな。


だれかわからないけど今月のオトナアニメ表紙も
原画の鉛筆跡バッチリで髪だか紙だかワカランような描き方(笑)
http://www.yosensha.co.jp/book/b1667.html