changelogmemo
今、僕は研究室でデスクトップパソコン1台とノート1台を使っている。ほとんどの仕事はデスクトップで行うのだが、プレゼンや、会議のメモ、出張などではノートを使うことになる。こういう使い方をしていると、メモが散乱してしまうので、changelogmemoの導入は非常に有益だった。なんせ、メモがたった一つのファイルに共有されるのだから。2chでxyzzyについてのスレをみているときに、複数のファイルをchangelogmemoのファイルとして使い分けたいというのを見て、changelogmemの考え方から逆行していて意味ないじゃんと思っていた。ところが、実際にこの1週間テンパって見ると、changelogmemoを使うことができなかった。僕がchangelogmemoを使うためにはまずはデスクトップとノートのメモの同期が必要なのだ。忙しいときにそんなことをしている暇はないし、同期を取らずにメモをとると後で混乱する元になる。結局、changelogmemoを有効活用できなかった。そこでふと思い出したのが、2chのスレ*1。ああ、導入しておけばよかった…*2。
*1:http://pc2.2ch.net/test/read.cgi/software/1073911622/157-158n
*2:もちろん、近いうちに導入決定です。
SARS
中澤先生のところからリンクされているので、もう一度考えてみましたが、井上先生の仮説に対して紹介されたときと考え方が変わりました。以下にちょっと*1説明を書いておきます。これはあくまで私見です。まず言葉の確認として、感染とは、ある感染症に罹り、その感染症を伝播させうる状態にあることをさすとします。感染するためには、virusに曝露して、virusが体内で増殖する必要があります。感染、曝露、増殖という観点から僕はSARSを次のような感染症だと思っています。
そして、次の二つの仮説がなりたつと考えています。
- 靴脱ぎ仮説
- 屋外からのvirusの持込を減らし、経口感染のリスクを減らすことから、靴を脱ぐ国では伝播しづらい。
- 唐辛子仮説
- 別に唐辛子にこだわっているわけではないが、辛いものはどうも腸内でSARSが増殖するのを防いでいるようだ。
靴脱ぎ仮説は、日本や、韓国でSARSが広がらなかった理由として考えられ、唐辛子仮説は中国の湖南省*3やYanji*4で広がっていない理由として考えた。
長らく言葉にしてまとめていなかった事もあるのだろうが、僕はこの曝露と増殖をごちゃ混ぜにしてしまっていた。先日、中澤先生に紹介していただいた、井上先生の仮説は曝露について扱っているわけだが、頭の中で曝露と増殖がごちゃ混ぜになっているから、この仮説は湖南省の現象を説明できないなんて、中澤先生に言ってしまったのだ。冷静に考えると、湖南省では唐辛子仮説があてはまるものの、これは曝露を防ぐものではない。曝露しても、増殖を防ぎ、感染に至らず、流行しないというものなので、井上先生の仮説を否定する理由にはなりえない。
まぁ、だからといって、中澤先生も書かれているように、思いつきの域を出ないとは思う。この仮説を元にモデルを立て、検証した論文でも出れば、もう一度確認したい。