インディアン・ヒマラヤトレッキング(2)

ポプラの木とストック・カンリ峰(6153m)。イカす。バスで1時間かかるストック村に移動。

ザンスカール山脈、ラダック山脈、ストック山脈などインディアン・ヒマラヤの峰々に囲まれるインダス川源流域の原っぱ。歩いても歩いても変わらない景色。忘れがたい風景だが、写真が・・・

夕方雪。この辺に雪が降るのはかなり珍しいみたいで、大人も物珍しそうに関心を寄せていた。ロバが雪を食っていた。朝起きたら山が雪化粧をしていた。

天候もよくないし時間もないので、相談して「baby trek」と現地で呼ばれている初心者向けの1泊2日のトレッキングコースに出発。ガイドを1人やとって計4食、車の送迎つきで日本円2万円程度。トレッキング会社のオーナーの妻が日本人でいい人だったこともあって別に2万円くらいいいかなと思ったが、ちゃんと値切ればよかったかも。

キールまで2時間ほどのドライブ。圧倒的な山々の迫力。ザンスカール川とインダス川の合流域がなかなかのもの。このへんも写真が残念。

トレッキングスタート。こんな感じのところを1日目は6時間半、2日目は5時間歩く。

標高4000メートル地帯を歩く。膝の状態が悪く体力が以前より落ちていることに加え、寒さにもやられる。だんだん高山病の症状が出てくる。富士山、北アルプスよりきつかった。

宿である民家に到着。村はほかにもうかる仕事がないので、いろんな民家が観光客向けの宿を運営している。高山病が酷くなり、夕方宿についた瞬間倒れこみ、寝込む。動悸とふらつき、酷い頭痛でトイレに行くのも辛かった。17時から翌朝8時くらいまで、15分〜30分起きに目が覚めた。このときの辛さはもう忘れたい。