ぷらっとほーむの日記 ぷらほブログ

山形市・若者の居場所と学びの場づくりのNPO団体です

シ戻 月泉 崩 壊

先週末、かっちくんと共に県教研の記念講演を聴いてきたのですが、講演の最後で講師(ライフリンク代表・清水さん)が見せてくれたアニメーションがとても良かったので、ご紹介したいと思います。

この歌を歌っている「ワカバ」さんは、一昨年さくらんぼテレビ・イメージソングを歌っていた人たちですよ。以下、清水さんから伺ったエピソードです。


ワカバのライブによく来ていた女性が、最近ライブに顔を見せない。何故だろうとファンの子たちに訊ねてみると、自殺してしまったとの事実を聞かされる。お線香をあげに、彼女の家を訪ねたワカバ。ご家族から彼女の部屋に案内してもらってびっくり。部屋一面、ワカバのポスターだった。「こんなに自分たちのことが好きでいてくれたのに、僕たちのメッセージは彼女に届かなかった。生きていく希望を届けられなかった。僕たちは何を歌ってきたのだろう?」と彼らはショックを受けた。この先、歌い続けて行く意味があるのだろうか?解散も視野に入れた話し合いの時、マネージャーがこんな言葉を彼らにかけた。「彼女は死んでしまったけれど、こんな形でワカバが解散することを望んでいたわけではないはずだ。今君たちが感じているつらい気持ちや葛藤をまるごと抱いたまま、歌い続けろ」。


以上のような経緯で、この歌は誕生したのだそうです。


そして、この歌に心打たれたアニメクリエイターの方が、このアニメーションを無償で作ってくれたのだそうです。


かっちくんと「ぷらほがやろうとしていることを表現してくれているようだね」と話してきました。