岐路

居場所の相方といっしょに、山形市市民活動支援センター(霞城セントラル内)とヤングワークサポートプラザ(七日町)を初来訪。突然のアポなし訪問にも関わらず、あたたかく持て成していただく(とりわけ後者)。激しく感謝。とにかくも、彼(女)らの現場に実際に足を踏み入れ、直接自分の目で見ることができてよかった。
帰路、今後のNPO活動の将来構想――短期的/長期的ともに――について、相方と議論。時間不足状況で無理に切り出したためか、やや消化不良の感。明日の運営委員会にて仕切り直し。ともあれ発覚したのは、お互いにそう遠くない将来にそれぞれの生における岐路を迎えるであろうということ。当然ながら、NPO活動のほうにも何らかの影響は及ぶだろう。
まずなすべきは、互いにとっての、共通の「底」――臨時の撤退地点/活動の最低水準――がどこなのかに関する合意を調達すること。それさえわかれば、そしてそれさえ確保できれば、あとは各自の状況がどうなろうと、活動の最低水準は保守可能。もしかして、自分たちでも気づかないうちに、ある種の正念場を迎えつつあるのかもしれない。
個人的な思いを言うなら、課題はやはり何といっても、「多様性」の確保にあると思う。「寛容さ」といいかえてもよい。不完全でも未成熟でも、とにかくそこに「ある」ということ。それだけで本当は十分だったのに。「指導/治療/支援しない」「スタッフ/メンバーの対等性」という自己物語は、やはり「スタッフの(非専門家としての)専門性」物語とは両立不可能だったか?