メガネ共和国

2005-07-28

[] 平和教育

市内のとある高校での生徒向け配布物を入手。修学旅行の事前学習課題とのこと。とにかくすごいので全文引用

修学旅行沖縄」/夏休み課題/〜戦没者、戦死者数を実感するために〜

  • 沖縄戦で、戦死・戦没した日本人は、24万人です。
  • 24万人という数を実感するために下記の課題要項を理解し、作業を行います。また、この課題は●●祭と平和教育との合体企画になります。
  • 課題

1.プリントA3)に100の枠があります。枠内(枠からはみ出しても可)に雑誌新聞、チラシから顔を切り出し、貼って下さい。(プリント1枚につき、100名)

2.プリント1枚につき、100名×40枚を完成させる。

3.一人4000名×65名(生徒数)=26万名顔写真が完成します。

4.修学旅行平和学習の一環です。真剣に作業を行い、全員で完成しましょう! 完成していない場合は、班の責任とします。居残りも班全員とします。

ツッコミどころ満載。そんな「実感」獲得に意味なんかあるの?とか、戦死・戦没者の「実感」って日本人の数だけでいいの?とか、いじめ被害者の顔が大量コピーされて貼られたらどうすんの?とか、いじめ被害者にこっそり作業が押し付けられてたりしていたらどうすんの?とか、素朴な疑問はつきないわけで。こんなことを本気で「平和教育」だなんて考えているとも思えず、だとすればきっと真の意図があるのであろうと邪推。思うにそれは「夏休み中、生徒を放置状態にしておくと何か悪さをしてしまうといけない。彼らからは少しでもヒマを奪い、逃げられないような単純作業に縛り付けておこう」みたいなことなのではないかと。発案者の先生殿にはこういうのが生徒諸君のみならず、それを目にするであろう保護者の人たちの目にどう映るのかについて、事前に何らかの想像が及ばなかったのであろうか。

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