フラッシュドアの真実

フラッシュドアとは骨組みの両面にプリント合板などを接着した表面が平らなドアのことを言います。軽量で狂いが少ないという特徴があり、無垢ドアに比べ比較的廉価で作ることができます。


(一般的にマンションなどで採用されているフラッシュドア)



ここで「経年変化」と「経年劣化」という2つの言葉の定義づけをしておきたいと思います。


経年変化=「年月が経つうちに製品の品質や性能が変化すること。特に摩擦・腐食などで性能が劣化すること。」と辞書にはありますが、ここではアガチス特有の飴色に変化する特性を織り込み「年月が経つうちに製品の品質や性能がアップすること。特に飴色に深みを増すことで年々品質が良化すること。」とプラスの意味で定義させていただきます。経年変化という言葉は必ずしも否定的に使われるものではないと私は認識しています。


(設置後15年が経過したアガチスのドア)



経年劣化「年月が経つうちに製品の品質や性能が低下すること」


夫婦2人にわんぱく小僧3人の5人暮らし。
新築マンション入居後2年でこの有り様・・・


材木屋として、この現実をどう捉えるか?
目先のコスト優先主義にどう立ち向かうか?
本当に消費者に伝えるべきことは何なのか?
今こそ、真剣に向き合わなければいけない・・・




巾木も無残にシートがめくれ上がり・・・
5年後には一体どうなっているのだろうか・・・



PS インドネシア・ハルマヘラ産の丸太入荷が予定より2週間程度遅れており、3月10日ごろ約1,000㎥がスラバヤ入港予定です。お取引先関係者の皆様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、今しばらくお待ちください。
■K平■