アガチス羽目板でいざ、復興への第一歩!From小川学童クラブ

A弘です。3/11に東北地方太平洋沖地震が発生してからはや2週間が過ぎました。地震及び津波の爪痕は想像以上に大きく、いわき市は大きな打撃を受けました。更には追い打ちを掛けるかの如く発生した福島第一原発事故。ニュース等で日々深刻な状況がリアルタイムに伝えられ、私達はその状況を注視しておりますが、放射性物質の拡散という見えない恐怖に怯えながら暮らしているのが現状ではないでしょうか。1日も早い事態の好転をただ願うばかりです。

さて、一方ではそんなどん底の状態にありながらも、いち早く復興にあたろうという動きもみられます。今回は小川学童クラブにアガチス羽目板を納入してきたのですが、早速3/26(土)より施工が始まりました。昨日現場の写真を撮って参りましたので、ほんの一部ではありますが、どうぞご覧下さい。


腰板を張り巡らせた教室の様子。右下の写真は大工さんが一番端(上下部分)をカッターとやすりを使って斜めに面取りしたもの。細やかな意匠が凝らされている。





 
左上:壁にぴったり収まる様に、鋸でカットし幅を調整する作業。
右上:壁面との接着面へのボンド塗布作業。
左下:羽目板の実をぴったり合わせるため、ハンマーで軽く打ち込む。
右下:エアー釘打ち機を使って固定する。



普段は幼稚園児や小学生でごった返している本施設。本当に空っぽになってしまうのは非常に珍しいという事で、今回一気に幼稚園の園舎と併せて施工してしまおうという運びとなりました。もうすぐ新年度がスタートします。アガチスでリニューアルされた部屋が、みんなのことを待ってるよ!

☆A弘☆