【登山】「三頭山」

幾年かぶりの登山。昨日の日曜日、行ってきました。以下、参考記録&備忘録。

05:00 最寄り駅出発(電車)
07:50 奥多摩駅出発(バス)
08:30 小河内神社出発 登山スタート

出発してすぐのドラム缶橋。奥多摩湖に浮いている。湖面がキラキラしている。
(休憩)
登り始めが非常につらい。あぁ、あの頃とは体が違うなぁ、と痛感。さびたギアがギギギときしみながら回っている(感じがする)。
09:40 イヨ山到着

ザックをおろして休憩。ここの標識に、「ヌカザス山(次に登る山)手前、急坂、注意。」と書いてあって、非常にへこむ。
09:50 イヨ山出発
(休憩)
たしかに、だいぶつらかった…。三頭山はこちら側から登ったのは失敗だったかも。小河内神社でバスを降りてから、登山客に一人も会わず。いくら3月とはいえ…。

もう雪も消えかけていた。
10:50 ヌカザス山到着
11:00 ヌカザス山出発
(休憩)

と思ったら三頭山山頂付近の日陰のところは少し積もっていた。恐かった。
12:40 三頭山到着

到着!あの頃と違って、山頂にたどり着けたのがただ嬉しかった。あの頃は「どうして山に登るの?」と聞かれたら、「山を下るため。非日常な世界から自分の街に戻っていく時間が好きなんだ。だからさ、山頂なんてどうでもいいんだ」なんてことを返していたけれど。少しだけど、シンプルな自分になっているのだろうか。

同じく三頭山山頂にて。中高年の登山グループのよう。総勢20名程度。写真を撮るとき、「もういいかい?」とカメラマンがやると女性が「ちょっと待ってよ」。それにかぶせて他の女性が「ちょっと!ちょっとちょっと!」総勢大笑い。(あぁ、このギャグはここまで届いているのかぁ)と感慨深いものが。みんなで大笑いしながらカシャッ!「今、大笑いしている声まで撮れたね」「それにしても、ほん〜と、晴れてよかったわぁ」「今、きっと、大笑いしている声が形になって撮れたね」「ほんと、富士山がきれい!」「今、大笑いしている声まで撮れたね」おじさん、同じことを三度繰り返して言っていた。

その、素敵な富士山。

13:00 三頭山出発

せせらぎに沿って下りてくる。始めは本当にチョロチョロとしか出ていない水が、少しずつ勢いを増していく。


「山って静かでしょう」と言う人もいれば、「山は静かだと思うかもしれないが、実はそうではない。動物たちが暮らしを営む音、風の音がするのである。」と言う人もいて、まぁ、どっちもそうなんだけれど、ぼくが思ったのは、静かさを感じさせる音が多いな、ということ。風が吹くと、カラカラカラとサラサラサラの間の音がして、それは木の葉が揺れる音。遠くで鳶が鳴いている。そんな音がここそこで聞こえるんだけれど、同時にそれは(あぁ、静かだなぁ)とも思わせるんだよね。雪が降る音と同じかな(違うか)。
(休憩)

「滝」の字を見ると、どうもドキッてしてしまう。あんまり街中にないんだよなぁ。

まだ、側面は凍っていた。冬に結氷したのが溶け残っているのだろう。かっこいい。
13:40 三頭大滝出発

ちょっとわかりにくいと思うけれど、「五日市25km 人里4km」って書いてある。
14:50 数馬の湯到着

お湯に浸かったら思わず声が出た。「うぅうぅうぅぅぅぅぅぁぁぁぁ〜〜〜〜〜」
17:27 数馬の湯出発(バス)
18:37 武蔵五日市駅出発(電車)
20:45 帰宅
21:00 ドラマ「華麗なる一族」を見始める
21:45 泣く
22:30 登山具の片付け・洗濯始め
24:00 今週の仕事のスケジュール確認
25:00 就寝


以上。ごめんなさい、特にひっぱるような内容があったわけではありません(いや、引っ張ったつもりはないのだけれど)。翌日、思ったよりは体も軽く、なによりとっても気分がよく会社に行けました。今年は10山行はしたいな。