力士の小躍り このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-02-23

[] 中絶をすれば良いという考え方は女性を傷つけるだけ 16:01  中絶をすれば良いという考え方は女性を傷つけるだけを含むブックマーク  中絶をすれば良いという考え方は女性を傷つけるだけのブックマークコメント

  

 中絶関連の話題は1エントリだけにしようと思っていたのですが、もう一度だけ、これをもって最後に。

  

 私が不思議で仕方がないのは、私がむしろ女性保護の観点から書いている文章に対して、女性の反発が多いことです。

 そして、どうして「きちんとした避妊」をすっ飛ばして、いきなり理由もなくお腹に子供がいたかのような話になってしまうのか?

  

ブックマークコメントより  想像力はベッドルームと路上から - 『女性が「中絶」を選ぶのは「シングルマザー」に対する手当てが足りないから』

2007年02月22日 aliliput  とりあえず中絶が権利じゃないとか言っている人は何wwwじゃあ胎児やるからお前が産めよ

  

 何故「産めよ」となってしまうのか?

 私が書いている記事を読めば、「中絶は権利ではない」に対して、私は「産め」と言っているのではなく、「きちんと避妊しろ」と言っているのは明らかです。これは読めばわかる。

 これに反論するには「避妊の必要などない」以外にはありません。

  

 社会保障制度の不徹底に関しても、社会保障制度の拡充は必要ですが、だからそれが整うまでは「中絶」ではなく「避妊」でしょう。

 まずは「望んでいない妊娠を減らす」ということを考えるべきであって、「中絶の自由化」ではないはずです。

  

 「避妊をしないセックス」や「避妊が不充分なセックス」の、論理的や倫理的なメリットを主張しない限り、「セックスするならきちんとした避妊をしろ」は最終結論だと思うのですが、「生で中出しが気持ちいい」という問題外以外の理由はあるのでしょうか?

  

 で、今現在、「望まない妊娠」で困っている女性はどうしたらいいかといえば、「中絶の権利」などは主張せずに「反省」することでしょうね。というか、多くがしているでしょう。胎児はもちろんながら、女性にとっても悲しい話です。男性は女性ほど悩んでいませんよ。私は他人事ながら腹が立つんですが、当事者だと違うんですかね?

  

  

 中絶が、女性の権利であるとすると、女性に対して非常に大きなデメリットが生まれます。私はそれを嫌うのです。

  

 まず、中絶が自由にできるとなると、ルーズな男はさらにルーズになるでしょう。

 「いざ妊娠したって中絶すればいい」と安易に考える野郎は必ず出てきます。

 そして、中絶で傷付くのは母体と女心です。男だって無傷ではないにしたって、比較にならないぐらいの差があるでしょう。

 「妊娠したら中絶すればいいから」と、避妊が疎かになる男は必ずいます。そして女でも。主に男で、それに引きずられる女もいる。

 「中絶をすれば良いという」という考え方をする男はいて、それを許しているのは女性を傷つけるだけです。

 しかも「中絶を決めたのはお前だ」という責任逃れする奴までいるでしょう。

  

 で、避妊なんですが、コンドームと低ピルの使用でほぼ避妊の確率は100%に近いと書いていますが、低濃度でもピルはリスクが中濃度に比べて比較的に低いとはいえ、皆無ではない。

>2007年02月22日 pgya 女性関連, 非モテ 避妊も女性側にリスクが大きいとか問題あるもんなー。

 避妊のリスクについては、id:pgyaさんだけですかね? ふれていたのは。

 低ピルに比べて、リスクを無視してもいいのがコンドームです。しかしこれはパールインデックスが3%と言われています。大まかな説明をすれば、コンドームで避妊して一年間セックスしたら、100人の女性の内の3人が妊娠する、ということです。

 これが低ピルとコンドームを併用した場合など、10000人に一人も妊娠しない避妊が可能になると思われる(ピルだけで1000人に数人程度)わけで、ここは女性の「皆無とは言えない避妊のリスク」と、男性の「皆無といって差し支えない避妊のリスク」を計算し、ピルの服用を考えればいいと思います。

 逆にいえばコンドームは、人体的なリスクがない以上、しない理由がない。必着です。

 「ナマが気持ちいいから」という男であるならば、女性は自らの身を守るという意味からも、合意すべきではないでしょう。大事にされてませんよ。

  

 妊娠の場合も、避妊の場合も、常に男性は安全圏であり、女性の身体が傷付くだけです。

 しかもそれだけではありません。

 堕胎罪は、父親となる男性は免責されています。自己堕胎で罪に問われるのは女性です。男女の不平等としては姦通罪と同じパターンですね。

  

 男も堕胎罪で罰したところで、やる奴はいるでしょう。そう、死刑があったって殺人する奴はいます。

 でも、法やモラルで犯罪を抑止することはできる。

 男にも堕胎罪を適応すれば、ちゃんと避妊しようとするようになる男の方が増え、モラルも向上し、女性が避妊してもらえなくて困ることは激減するでしょう。

  

 これだけ圧倒的に女性が不利益な立場にいるのです。身体においても、心においても。

 女性の保護からも、中絶はしない方がいいし、男こそが避妊に協力的であるべきだし、法的な無責任から引きずり出す必要があります。

 むしろ、どうしようもない野郎どもの既得権益を損なう主張ですから、野郎の方から批判が来るかと思いきや、男からの支持の方が多い気がする。はてなは真面目な男性が多いのかね?

  

 妊娠出産中絶避妊、どれを取ってみても、リスクは女性にあります。

 男はコンドームすらまともにつけずに、女性を妊娠させている状況で、女性が全てのリスクを背負い「中絶は女性の権利」というのは、女性にさらなる不利益を被らせる役にしか立ちません。

  

 女性こそが、男性に「きちんとした避妊もできずにセックスするな」と言うべきではないんですか?

 中絶は、胎児も私も殺し傷つけるんだぞ、と。

  

  

 なお、繰り返しですが、強姦や暴力による女性の望まない妊娠は、中絶を決める権利は女性にあると思います。

 逆に全ての責任は強姦魔にある。

 強姦に遭って妊娠中絶した人と、避妊も不充分にセックスして妊娠中絶した人は、絶対に区別して考えるべきでしょう。失礼ながら区別しないと失礼だと思います。

  

  

 あと、改善点として、私はコンドームのつけ方を習ったことがありません。これは必須科目でしょう。

 学校で性教育の一貫として、元看護学校生の熊田曜子あたりを講師に、各中学に「コンドームのつけ方」を教えに派遣してくれたら、私も真剣に学んだと思うのですが。

crowserpentcrowserpent 2007/02/24 22:49 コメント予告してましたが遅くなってすみません。

 まず、中絶の生命倫理的な善悪の問題は置いても、中絶が避けるべき事態であることには変わりありません。「中絶の権利」があるのだから「いざ妊娠したって中絶すればいい」と考える人間は単なる馬鹿です。中絶なんてしない方がいいに決まっています。権利のあるなしの問題ではありません。

 実際に「中絶が禁止された場合」を想定してみれば、女性が被る不利益の方がはるかに大きいことが分かります。「権利があるんだから妊娠しても中絶すればいい(だから避妊しない)」と考えるような男性は、もともとこの論理自体がこじつけなんですから、権利がなかろうと思考回路に大差はありません。しかし、「中絶できない女性」の方は差し迫った問題に直面することになります(おそらく、違法な中絶術を受けることになるでしょう)。中絶を禁止されている国では、実際にこれと似たことが起こっているはずです。
 男性に堕胎罪を科すという発想では、この差は埋めようがありません。結局、避妊の問題は中絶の問題とは切り離して考えざるを得ないと思いますし、「避妊か中絶か」の2択を迫るような思考は問題が多すぎます。

takisawatakisawa 2007/02/24 23:29 へいらっしゃい。
  
まず「中絶が許されている」という状況では、いわゆる「莫迦男」問題が必ずおきます。「単なる莫迦」なんですが、そういう者もいる。
で、いざ、妊娠したときに「堕ろしてくれ」という男はいっぱいいるわけです。
しかし、堕胎罪が男にも適用されて、五年以上の懲役になると周知されれば、この被害は必ず激減します。職失いますから。
そうすると、みんな、必死に避妊するでしょう。なにしろ、今、避妊をしない理由が「ナマがいい」とか「面倒だから」程度の、深い理由など無いんですから。普通の男なら避妊するようになるでしょう。女性の被害が減ります。
中絶の女性の不利益がどれだけ大きいと思っているんですか? スリーストライクアウトという話も聞きます。
堕胎罪の周知徹底とともに、避妊技術の周知徹底も必要です。

で、堕胎罪以後も望まない妊娠するような奴は、逮捕されるべくして逮捕されればいいんです。飲酒運転で職を失う時代ですから。
問題は、これからも望まない妊娠をする莫迦どもではなく、今現在、既に望まない妊娠をしてしまっている女性ですが、これは裏技があります。
法律の改正には、公布から発効までに猶予があります。中絶というのは、主に二ヵ月半ぐらいの間になされるわけです。
新・堕胎罪が発効するまでの間なら、『今現在困っている女性』は、駆け込みで中絶すればいいわけです。
その後まで、避妊もせずに妊娠するような奴まで、守らねばならないような理由はありません。

で、闇中絶は、十年以上の懲役とか、厳罰でいいんじゃないですか? 相場がわからないので十年は適当ですが。

abduluzzaabduluzza 2010/03/30 12:54
最初に宣言しときますが、私は理想主義者で、真正保守の現実追認派も、似非保守偽善者プロライフも、似非リベラルプロチョイスも、どれも反対です。
そして女には望まない子を育てる義務はなく、必要でもないのに胎児を殺すのも反対なので、この案には反対です。

中絶で罰せられるのはいかなる場合でも男性だけにすべきですね。そして、女性には中絶権の代わりに早期分娩権と子捨て権の2重のチョイス(殺しを伴わないチョイス)を認めるべきです。もちろん、金を出すなり育てるなりは男性だけの責任にすべきです。

あなたは凡百の似非保守プロライフよりは、『男の問題点』を理解していること、中絶賛成=フェミニズム、中絶反対=保守=キリスト教と短絡的に理解していない点で評価できますが、結局女にも責任を負わせる時点でどうかと思います。

あと、強姦の場合は中絶を認めていますが、これは女性の権利云々というよりも、あなたが真正保守的な側面(女の権利や胎児の命よりも社会秩序の防衛や男の権利が大事)を持っているからではないでしょうか。

一番大事なのは女の人生の選択権と胎児の生命権、この世界の歴史で最も無視されてきた2つの権利を同時に守ることであって、男性の利益や社会の安定などではない、と少なくとも私は思います。
女に望まない子の母親になれというのも、胎児は死ねというのもどちらもエゴに過ぎない。女に子を選ぶ権利を、胎児に生きる権利を、そして責任はすべて男性乃至社会がとれ、これが結論です。
財源は、生殖年齢に達した男性全員から特別税を徴収すべきですね。