文章からルックスを読む

  
 先日、大野さん翔太と、三人で会う機会があった。
  
 そのときの話で、大野さんが興味深い話をしていました。
 「私は文章からだいたいその人となりを想像できるんだけど、東京で会ってきた人たちも、全員が想像通りでしたよ」
 聞いたかね? 大野さんと東京で会っていた諸君よ!
  
 まぁ、私はイケメソの爽やか好青年と予想され、翔太は二週間ぐらい風呂に入っていなさそうなくたびれた遊び人との予想でしたから、確かに外れていないわけです。
 しかし私は、その大野さんの会ってきた人たちの、ルックスなど想像したことすらありませんでした。
 「そんなん、文章から外見の想像なんてしますか?」
 「するよ。だってだいたいわかるもん」
  
 私が思い出したのは翔太のこの記事です。
 このコメント欄で書いているように、私は、誰が可愛いだろうという予想はしていますが、その容姿がどのようなタイプであるかまでは考えたことがありません。
 そこで私は説明しました。いつも通りデリカシーには定評があるので、オブラートに包んで、実名でお送りします。
  
 「私には、だいたい身体の中央あたりに『美女アンテナ』というのがあるんですね。書く文章を読むだけで、その書き手が可愛いかどうかがわかるんです。可愛いとアンテナが勃つんですよ。今までバリ3で反応があったのは、べにぢょさんnanaびせいそさんですね。アンテナがキャッチできていなくて漏れている人もいるかもしれませんが、前から言っているんですがこの三人は間違いなく可愛いとわかります。あと、コイツは間違いなく不細工だというのもなんとなくわかりますよ。例えばですね、」
  
 男は子宮で考えるというやつです。
 まぁ、美女アンテナというのはあながち嘘でもないのですが、それだけに頼っているのではなく、文章の書き方や内容や振る舞いから、この人はそれなりにモテていて、モテることに慣れていて、自分に自信があったり、あるいは可愛い人にだけ許される振る舞いをしたりとか、それが童貞の嗅覚でわかったりするのです。
 っま、べにぢょさんの場合は、ドット画像も出ているので可愛いことは誰の眼にも明らかです。
 nanaの場合は、後で写真を貰ったんですが「ちょっとお前これ芸能人みたいじゃん!」というぐらい可愛くて驚いたので、おそらくもう一人もきっと可愛いことは間違いないでしょう。
 しかし、可愛いだろうという予想まではしても、どういうルックスかまでは想像したことはありません。
 いわんや男についてをや。
  
 すると大野さんは言いました。
 「ああ、私も女性のルックスは想像したことはないわ」
 やっぱりそんなもんなんですね。