やっと開幕した感じです。かつてJFKと呼ばれた鉄壁の抑えからすれば、脆弱極まりない終盤のリリーフ陣、スタンリッジや久保が抜けて、コマの揃わない先発陣、エース或いはエース候補の信じられない打たれ方、気が付けば、ラグビーの試合のような点数の入り方で、球団史を塗り替えそうな失点数、そして肝を冷やす西岡の怪我・・・・一体今年はどうなることやら、思いやられる開幕直後でしたが、やっと貯金が出来ました。

そんな時に知らされた統一球の反発係数の異常な高さ。ミズノの品質管理能力がその程度のものなのか、それとも意図的なものなのか。これだけ毎年問題になっているのですから、厳重に品質管理してきた筈。本来、シーズン前に公表すべき。品質管理に頑張ったけど、この程度のバラツキがでてしまうとか・・・。少なくとも、シーズン開始のかなり前(できたらキャンプ前)には、今年の反発係数の平均値と標準偏差ぐらい発表すべきと思います。
で、平均すれば昨年より0.02も高いということは、ミズノの技術をもってしても仕方ないことなのでしょうか。NPBはこの期に及んで、上限を0.003越えただけと事態の矮小化をはかってますが・・・。それとも、反発係数を0.001単位でコントロールして、営業成績を制御しようとしているのでしょか。選手生命よりは、経営が大事なのかもしれませんが、これじゃやってられないと、選手会は猛抗議すべきでは・・。どんなボールで野球をするのか、やってみないとわからないじゃ話にならないのでは。