啄木の息 <ブログ版>

─ いまもなお瑞々しく語りかけてくる啄木の魅力を追い その息づかいに触れてみたい ─

     「本家 啄木の息」のリンクは、このページの最下段にあります。

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2006-10-31

[]「時をかける少女」Time waits for no one.

時をかける少女

17歳のヒロイン。踏切事故に遭ったのをきっかけに時間を超える能力(タイムリープ)を持ったことに気づく。

タイムリープするために勢いよく回り、あちこち衝突しながら過去に飛ぶ。何回も繰り返しているうちに過去がだんだん・・・。


「何があってもまた戻ればいいんだもん。何回だってやり直せる」ヒロインはそう言うが「Time waits for no one.」そうはいかない。

教室にグラウンドに体育館に理科準備室に………、気合いを入れてアニメーションを描いた人たちの激しい息づかいが聞こえてくる。

細田監督の言葉

時をかける少女」には、その時々の言葉で、時々の方法で、時々の少女たちで、 何度も語られるべき、世界の秘密が隠されているのだと思う。

「あなたと過ごした日々をこの胸に焼き付けよう

思い出さなくても大丈夫なように」流れる主題歌は秀逸。


上映する映画館が少なくて、観るのが大変。

2006-10-27

[] 熟練者の仕業

高速道路上に工事を知らせるオレンジ色の三角コーンが並んでいた。コーンに書かれた文字が、一定方向に角度正しくズラーッと続いている。『ここにも一流の職人さんがいるんだなぁ』と、感心した。

以前、走っているトラックの上からコーンを一つひとつ等間隔に落としている人を見たことがある。でも今回は、整列の仕方があまりにきれい過ぎる。


どんどん走っていくと、今まさに「コーン行列作り」をしている先頭に行き当たった。トラックの荷台には、ロボットがいた。長いアームでコーンを一つ掴むとその腕をぐる〜んと回して道路上にポトンと落したのだ。

「熟練ロボ職人」さんの仕業だった。

2006-10-25

[] 「啄木と五行歌」草壁焔太さん講演

  • 岩手五行歌会主催の講演会が22日、盛岡市のプラザおでってで開かれた。五行歌の会主宰の草壁焔太さんが「啄木と五行歌」と題して講演した。
  • 石川啄木五行歌を予言している」。「啄木があと10年生きていれば、五行歌とそっくりなものを作ったのでは」と話した。

(2006-10-24盛岡タイムスWeb)

2006-10-24

[] 「啄木ゆかりの地めぐり」盛岡市 11/1

盛岡城跡公園を中心に啄木ゆかりの場所や歌碑をめぐり歩く。

  • 2006年11月1日(水)10:00〜12:00
  • 参加料 無料
  • 集合 旧岩手県立図書館前
  • 申し込み 10月31日(火)までに盛岡市先人記念館(019-659-3338)へ。

[] 「啄木学級」盛岡市玉山区渋民 11/3

啄木が代用教員として教壇に立った「渋民尋常小学校」の校舎で、啄木文学の理解を深める。

  • 2006年11月3日(金)13:30〜16:30
  • 渋民尋常小学校石川啄木記念館敷地内)(盛岡市玉山区渋民字渋民9)
  • 申し込み 往復はがきに名前、住所、年齢、電話番号を記入し、10月27日(金)までに(必着)〒028-4195玉山区渋民字泉田77-1,玉山総合事務所産業振興課(電話 019-683-3852)へ。
  • 参加費用  無料(啄木生誕120周年につき)

2006-10-23

[] 蚊取りの香

季節外れの蚊!

忘れたほど久しぶりに、渦巻き蚊取り線香に火をつけた。

ああ、煙と香りの中に浮かぶ、さまざま。

2006-10-22

[] 啄木の東京生活つづる直筆書簡公開 函館 ~4/18

  • 函館市文学館で函館ゆかりの歌人石川啄木が、義弟の宮崎郁雨にあてた書簡三点の公開を始めた。啄木が東京で執筆活動を始めた1910年(明治43)10月のもので、東京での生活を垣間見ることができる。
  • 書簡は、長男真一が生まれた喜びのほか、処女歌集「一握の砂」の出版準備に追われるなど、多忙な日常生活の様子がつづられている。
  • 公開は2007年4月18日まで。

函館市文学館 TEL 0138-22-9014

(2006-10-21The Hokkaido Shimbun Press.)

2006-10-20

[]「啄木・賢治を着る・オリジナルTシャツ展」-盛岡-

  • 石川啄木宮沢賢治をテーマにしたアート作品をプリントした「Tシャツ」の展示会が開かれている。
  • 岩手県内在住のグラフィックデザイナーなどが制作したオリジナルTシャツ60点。
  • 10月23日(月)まで アイーナ5階 ギャラリー2

(アイーナ = 盛岡市盛岡駅西通1丁目 いわて県民情報交流センター)

2006-10-19 IBC NEWS ECHO)

[] ドラム缶に啄木の本を詰めた元画学生の作品が「無言館」に

  • 日本が戦争へと突き進んでいく1930年代。絵を愛した画学生が、自宅近くの自然を描いた作品が長野県上田市の「無言館」(戦没画学生の慰霊美術館)に寄託された。深谷市出身の吉岡辰雄さん(享年29歳)。
  • 「家に書棚がなく、ドラム缶に石川啄木の本などを詰め込んでいた勤勉家の兄だった…」と妹さんが語った。
  • 来秋、第2分館がオープン予定。吉岡さんの作品は第2分館に展示される。

2006-10-19 WEB The Saitama Shimbun)

2006-10-16

[] 「啄木歌碑の拓本」-土佐からの便り-

10月に入り、土佐の高知の空にキンモクセイの香が漂いはじめました。

高知にお住まいの岡林一彦さんから啄木歌碑の拓本が届いた。

拓本とりは、「墨を打ち下ろすタイミング、力のいれ具合、リズムを合わせ、渾身のパワーをぶつける」。それを岡林さんは「拓本一発勝負」と表現している。

拓本をとっているうちに水が足りなくなり、あちこち探しました。結局、デパートまで行ってもらってきました。

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 [銀座の啄木歌碑・岩城之徳氏の言葉<拓本作者・岡林一彦氏>]

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 [啄木歌碑<拓本作者・岡林一彦氏>]

石川啄木は明治42年から亡くなるまでの約3年間、京橋瀧山町の朝日新聞社に勤めた。それを記念して銀座の人びとが歌碑を建立した。

歌碑の写真はこちら→「啄木学級東京講座2001」

2006-10-14

[] 「ツレがうつになりまして。」イグちゃんも活躍

ツレがうつになりまして。

ある日「ツレ」(著者の夫)が「うつ」になる。バリバリ働いていた人なのに、「死にたい…」なんていう。ツレとツマはどうやって「うつ」とおつきあいしたか。

深刻な事態だが、ツレのイラストは“三角おむすび+ドングリ頭”だからほんわかしてくる。

ツレのエッセイがところどころ挿入される。「うつ」本人が書いているので、暗くもあり、辛くもあり、そして可笑しくもある。

あとがきでツレがツマに感謝の言葉を述べる。そこを読むと“「うつ」を病んだことで幸せになった二人の話”なんだなと思える。

わたしは今「うつ」ではない(と自分では思っている)。でも、だれでもいつでも「うつ」になる可能性がある。「うつ」になったら、読むのがつらいかも。しかし、何があっても幸せに生きられるのだよ、と伝えてくれているのかな。


イグちゃん(ペットのイグアナ)の可愛いこと………。「イラスト」だけならね。

2006-10-12

[] 『啄木の父 一禎と野辺地町』青森からの発信

『啄木の父 一禎と野辺地町』を読む -「啄木の息」管理者

    • 高松鉄嗣郎著 2100円+税 
    • 青森県文芸協会発行 著作権者=高松俊子 2006-09-29発行

第一章 宝徳寺罷免   (苦悩の一禎 宗費未納金 …)

第二章 一禎の生い立ち (出生の謎 啄木の誕生 一禎の家出 …)

第三章 啄木の放浪生活 (函館の生活 札幌 小樽 …)

第四章 一禎と野辺地町 (一禎と野辺地学生会 啄木への手紙 …)

第五章 一禎とその時代 (著書の中の一禎 戦前の啄木会 …)

 発行所連絡先 青森県文芸協会出版部

  〒037-0004 青森県五所川原市唐笠柳藤巻467

  電話 0173-35-5323  FAX 0173-35-8414

一禎の出生にはいくつかの説があり、謎があると書かれている。

掲載された年譜でみると、3歳10カ月のとき大泉院という寺にあずけられ、8歳で得度する。

一方、息子・啄木は、両親姉妹に囲まれて豊かに育つ。この本を読んでいると、啄木を溺愛し、やんちゃに育てたであろう父・一禎の気持ちがみえてくるような気がする。

      高知「啄木の父石川一禎 終焉の地」の標柱

    [高知「啄木の父石川一禎 終焉の地」の標柱]

1992年建立され、2000年暮れごろ高知駅前整備事業のため撤去された。

「文学散歩・一禎 終焉の地」はこちら→「高知県・高知市」

2006-10-11

[] ローマ字日記1909年(明治42)4月24日

24 TH , SATURDAY.

Tegami 'Sapporo no Chie-ko san kara ------!

" O-hima araba Hagaki nari to mo ------ " to kaite aru.

    札幌「天神山緑地」の啄木歌碑

    [札幌「天神山緑地」の石川啄木歌碑]

--鹿ノ子百合」ような女性・橘智恵子を歌う--

  石狩の都の外の

  君が家

  林檎の花の散りてやあらむ


つづきはこちら→「ローマ字日記 1909-04-24」

Chiekoの林檎園記念歌碑→「文学散歩・札幌」

2006-10-09

[] 啄木のユニークな新聞記事を解く「Northern songs」

  • 「Northern songs」2006年4〜6月合併号
  • スワン社 2006-08-15発行 --小樽発・読書マガジン 

目次

1 「小樽のかたみ」のおもしろさ<前編> (新谷保人)

2 「坂の街」から  小樽グッズ研究所(新谷保人)

3 啄木を偲ぶ 宮崎郁雨ほか(おたるの青空シリーズ 第25回)

2006年5月13日に第94回「小樽啄木忌の集い」が開かれた。「『小樽のかたみ』のおもしろさ」という題で、新谷保人氏が講演をされた。そのまとめが詳しく書かれてある。

明治40年の日本、北海道,小樽、新聞社、新聞記者……大きな観点から石川啄木の作ったスクラップ帳「小樽のかたみ」を解いている。

詳しくは「スワン社資料室」へ http://www3.ocn.ne.jp/~swan2001/index.html

2006-10-07

[] ダンスが夢をかなえる「フラガール」

「フラガール」

昭和40年の常磐炭鉱。大幅な人員削減をして、テーマパーク「常磐ハワイアンセンター」を作ることになった。ダンスの先生を呼び,素人が必死にフラダンスを習う。

“大爆笑”のストーリーかと思っていたら大間違い。極めて真面目で泣けてしまう。

「ダンスの振り全てに意味がある。これは“波”、これは“心”、これは“あなたを愛しています” 手話と同じよ」と振りをつけながら踊る先生。この人は実在していて、70歳になった今もこの映画の舞台「常磐ハワイアンセンター」で教えているという。


フラを習っている友人の言葉を思い出した。

「フラは神に捧げるダンスだからね。心を鎮め統一し神に感謝して終わるの」

素直に“ありがとう”といえる映画。

2006-10-05

[] 啄木が本郷で住んだ家

すぐれた作品が生まれた本郷時代、石川啄木はどんな家にすんでいたのだろう。

六月二十五日

頭がすっかり歌になつてゐる。何を見ても何を聞いても皆歌だ。この日夜の二時までに百四十一首作つた。父母のことを歌ふ歌約四十首、泣きながら。

啄木の住んだ「喜之床」

[啄木の住んだ「喜之床」は 現在も同じ理容店]

つづきはこちら→「啄木文学散歩 本郷 - 蓋平館・赤心館・喜之床」

2006-10-01

[] 「啄木の『美しき思ひ出』コンサート」

  • もりおか啄木・賢治青春館で30日「啄木の『美しき思ひ出』コンサート」が開かれた。
  • コンサートでは、啄木も実際に弾いたというオルガンと、代用教員時代の下宿から見つかったバイオリンで、啄木作詞の「初恋」「校友歌」などの曲が演奏された。
  • コンサートは10/7、10/14も午後2時から開かれる。

 もりおか啄木・賢治青春館 Tel 019-604-8900

(2006-10-01読売新聞・岩手日報)

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「本家 啄木の息」は、下記のリンクでご覧になれます。

・石川啄木 年譜 ………… 26年と53日の生
・ローマ字日記………… 漢字と仮名では書けないことをローマ字で
・啄木文学散歩………… 息づかいの聞こえる ゆかりある場所を訪ねて
・啄木行事レポート …… イベントに参加しての私的レポート
・啄木の 女性たち ……… 啄木の人生を彩った「忘れな草」たち
・啄木と花 ……………… 歌に登場する花や木の資料

◉ 「本家 啄木の息」のトップページ ……………… アーカイブです。


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