啄木の息 <ブログ版>

─ いまもなお瑞々しく語りかけてくる啄木の魅力を追い その息づかいに触れてみたい ─

     「本家 啄木の息」のリンクは、このページの最下段にあります。

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2006-11-27

[] 「凍」凍傷で指の大半を喪失したが 得たものは…

「凍」

  • 沢木 耕太郎・著  新潮社
  • 1,680円 2005年

2002年秋、ヒマラヤの「ギャチュンカン北壁」7,952mに挑んだ山野井泰史・妙子夫妻を描くノンフィクション。雪崩、高山病による体調不良、視力障害、重度の凍傷・・・。一時は「遭難」の知らせが日本に届いた----。

いくつもの闘いが描かれる。たとえば「ビバーク」。

高度7,000m、70度以上の斜度、垂直の壁は1,000mも続く。ピッケルで長時間かけて氷を削りわずかに奥行きが最大で50cmの棚を作る。それが二人のテント場。

次の次の夜は岩場のため7,8cmしか削れない。6本のハーケンを支点とするロープに体を結び、ぶら下がった状態でのビバーク。そこを襲う雪崩・雪崩・雪崩。

(比較したってなんにもならないが、50cmより広い幅で眠れる幸せ)

著者の「後記」に『「凍」は「闘」とつながる』とある。「凍傷」を描いているところでは、自分の指先がローソクのように白く凍っていくような錯覚も感じた。

そして、とてつもなく信頼し合った幸せなご夫婦の温かさも伝わってきた。

2006-11-22

[] 「年賀状アラカルト」「 啄木をめぐる人々-Part22」11/11-1/29

  • 会期 2006年11月11日(土)〜2007年年1月29日(月)
  • 会場 盛岡てがみ館
  • 「年賀状アラカルト」第22回企画展

年賀の時期にあわせ、創造性豊かで温もりのある年賀状の世界を紹介する。


  • 「啄木をめぐる人々−part22−」常設テーマ展

石川啄木をめぐって織り成されたさまざまな人間関係を、縁ある人々の手紙から浮き彫りにする。

遠野市出身の民俗研究家・佐々木喜善が、昭和3年に執筆した原稿。

啄木との交流の様子が記されており、東京での啄木の生活ぶりを伺うことができる。


  • 館長トーク

日時 2006年12月9日(土)11:00〜 14:00〜 (二回ともに約30分間)

盛岡てがみ館 http://www.malios.co.jp/~mfca/tegami/index.html

[] 「啄木資料展の巡回展示」岩手県立図書館 11/24-5/27

  • 2006年10月27日から11月19日までの「啄木資料展」で展示した図書の一部は、11月24日より来年5月の27日にかけて岩手県内の市町村図書館や公民館等で展示します。

2006-11-19

[] 石川啄木の「やおい」記事の系列--「Northern songs」

「Northern songs」2006年7〜9月合併号

  スワン社 2006_10_10発行 小樽発・読書マガジン 

目次

  • 「小樽のかたみ」のおもしろさ<後編> (新谷保人)
  • 映画「サムライの子」お盆に里帰り(新谷保人)
  • 続「坂の街」から  小樽グッズ研究所
  • 「小樽新聞」昭和二年の師走? (新谷保人)
  • 《違星北斗》小樽新聞「短歌欄」(おたるの青空 第26回)
  • 《並木凡平》「今ぞ立つアイヌの歌人 余市の違星北斗君」(おたるの青空 第27回)

「やおい」とは「山ナシ、落ちナシ、意味ナシ」の略で、現代のマンガ同人誌オタクの世界で使われている隠語。あるジャンルのマンガをさして「やおい」とバカにする。

     小樽日報社跡

       [小樽日報社跡]

詳しくは「スワン社資料室」へ http://www3.ocn.ne.jp/~swan2001/index.html

2006-11-17

[] 啄木たどる26の歌碑-釧路市

Friday 旅ものがたり

  • 釧路には明治の詩歌人・石川啄木の26基の歌碑をめぐる散策コースがある。
  • 歌碑は、石川啄木生誕50周年を記念し、1934年12月に有志で結成された準備委員会「石川啄木歌碑建設会」により建立された。
  • 残された歌を見ると釧路時代の啄木は、新聞社で思う存分筆をふるい、多くの女性と浮名を流し、最果ての地での暮らしを享受していたようにも思える。

(2006_11_10 YOMIURI ONLINE)


    

    さらさらと氷の屑が

    波に鳴る

    磯の月夜のゆきかへりかな

石川啄木文学散歩→ 釧路市(-啄木の息)

2006-11-15

[] Subete kara ushina-wareru to…ローマ字日記

25 TH , SUNDAY.

Yo no Genzai no Kyomi wa tada hitotsu aru : sore wa Sha ni itte 2jikan mo 3jikan mo lki mo tsukazu ni Kosei suru koto da.

 「こころよき疲れなるかな 息もつかず 仕事をしたる後のこの疲れ」

『一握の砂』の歌を思わせるこの日記に続くのは・・・・・

”吉原の遊郭”のこと、”浅草の塔下苑”のこと。


つづきはこちら→「ローマ字日記 1909-04-25」・・・石川啄木

2006-11-12

[] 「盛岡駅」名を追加して見やすく

  • JR盛岡支社は、盛岡駅に新しい駅名表示を追加すると発表した。
  • 現在は、石川啄木自筆原稿の文字を集めた「もりおか」だが、「小さく分かりづらい」との意見が寄せられた。

    盛岡駅名表示

       [現在の盛岡駅]

  • 新たな表示は「JR 盛岡駅 Morioka Station」。
  • 駅正面滝の広場上に設置する。

(2006_11_11 IWATE NIPPO 他)

2006-11-10

[] 《空路を好まない》についての疑問

飛行機に乗るのはあまり好みではない。緊張するし、長時間せまい空間にいなきゃならないし、特に離着陸時は好まない。

・・・・とかいって。

手荷物を整理し、靴を脱いでサンダルに代え、毛布を気持ちよいようにかけ、読書用の本を出し、イヤホーンを袋から出し、メニューをチェックし……、離陸に伴うルーティンをしているうちに意識がなくなる。ハッと気づくと海の上。

着陸時といえば、タイヤが滑走路に着いた衝撃でハッと我に返ったりする。

思っているより「空路は好きなんじゃない?」と疑いだしたこのごろ。

2006-11-04

[] 啄木も聞いたヒヅメの音--盛岡に観光馬車

盛岡城築城100周年を機に観光馬車の定期運行を目指し「馬車運行社会実験」が行われている。

馬車は城周辺の一周1.3キロを45分ほどかけて走る。「不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心」と城跡で詠った啄木も聞いたと思われるヒズメの音が心地よく枯れ葉の舞う街中に響いた。

(2006-11-03 IBC NEWS ECHO ほか)

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・石川啄木 年譜 ………… 26年と53日の生
・ローマ字日記………… 漢字と仮名では書けないことをローマ字で
・啄木文学散歩………… 息づかいの聞こえる ゆかりある場所を訪ねて
・啄木行事レポート …… イベントに参加しての私的レポート
・啄木の 女性たち ……… 啄木の人生を彩った「忘れな草」たち
・啄木と花 ……………… 歌に登場する花や木の資料

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