啄木の息 <ブログ版>

─ いまもなお瑞々しく語りかけてくる啄木の魅力を追い その息づかいに触れてみたい ─

     「本家 啄木の息」のリンクは、このページの最下段にあります。

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2007-03-30

[] 写真詩集も発売「ふるさとの山に向ひて」

[写真詩集]「ふるさとの山に向ひて」 NHK出版

  著者 石川啄木[詩] 新井満[作曲・文]

  価格 1,050円

  発売予定日 2007年4月27日

2007-03-29

[] 新曲「ふるさとの山に向ひて」発売 -新井 満-

新井満氏が新曲「ふるさと」テーマで啄木の詩に曲

  • ヒット曲「千の風になって」を翻訳、作曲した作家・新井満が、新曲「ふるさとの山に向ひて」を発売する。
  • 昨年秋、NHK「ラジオ深夜便」の歌の製作を依頼され、「直感的に啄木だ、と。聴いた人が心にふるさとの山河を浮かべ、いろいろなことを思い出せる歌に」と書き上げた。
  • 新井氏は「啄木の詩はわかりやすくて映像的。作家として啄木と心の中で会話しながら作った。気持ちよく歌える歌に仕上がっていると思う」と自信をみせる。

(2007-03-27 サンスポ.COM  3/28 夕刊フジ)


「ふるさとの山に向ひて」 -新井 満-

  ポニーキャニオン/1,000円

  品番 PCCA.02438

   2007年3月28日発売

1. ふるさとの山に向ひて(深夜便のうた)

  作詞:石川啄木/作曲:新井満/編曲:コペルニクス

2. ふるさとの山に向ひて(オーケストラ・バージョン)

  作詞:石川啄木/作曲:新井満/編曲:萩田光雄

3. ふるさとの山に向ひて(朗読バージョン)

  作詞:石川啄木/作曲:新井満/編曲:谷川賢作

4. ふるさとの山に向ひて(カラオケ・バージョン)

  作詞:石川啄木/作曲:新井満/編曲:コペルニクス

5. ふるさとの山に向ひて(歌とオーケストラ)

  作詞:石川啄木/作曲:新井満/編曲:萩田光雄

2007-03-28

[][] 文語か口語か「啄木から」 花山多佳子

文語か口語か

  その元祖たる明治の石川啄木の歌

文語か口語か

「啄木から」 花山多佳子


  • 文語と口語は、明治以来、散文でも、とりわけ短歌では多かれ少なかれ混じり合い、混乱しつづけてきたと言っていいだろう。

  • 平成18年度NHK全国短歌大会での受賞作品をたまたま見ていたのだが、いずれも文語、口語が一首の中で自然にまじり合っていることに時代を感じた。

  • 口語化や混用への動きというのは、前にも言ったように、明治以来、何度も繰り返されてきている。……その元祖たる明治の石川啄木の歌は、今でも参考になる。

   白き蓮沼に咲くごとく

   かなしみが

   酔ひのあひだにはつきりと浮く


雑誌「短歌」平成19年4月号 角川学芸出版

2007-03-27

[] 「盛岡の先人教育」 石川啄木など

盛岡市が先人教育を実施へ 小中10校を研究指定校に


  • 盛岡市教委は2007年度を初年度とする「盛岡の先人教育」の推進計画を固めた。
  • 盛岡は新渡戸稲造原敬石川啄木など日本や世界に貢献した偉人や世代を超えて愛される作品を残した作家、芸術家などを多数、輩出している。
  • 「先人ゆかり給食」や玉山村時代から行われてきた「啄木かるた大会」「小学生俳句・短歌大会」を先人教育の要素を取り入れながら継続。

(2007-03-26 盛岡タイムス)

2007-03-26

[] ジャカルタ大会・国際啄木学会 9/3-

国際啄木学会・ジャカルタ大会

  • 日時 2007年9月3日(月)〜
  • 会場 インドネシア ジャカルタ
      • (希望者には「バリ島巡り」なども予定)

*詳細は後日

2007-03-25

[] 第三回「石川啄木を語る会」川越市 5/13

第三回「石川啄木を語る会」 川越市中央図書館

  • 期 日  2007年5月13日(日)13:00〜16:00
  • 会 場  埼玉県川越市 中央図書館 視聴覚ホール

       川越市三久保町2-9

  • ミニ講演
          • 司会・進行 横山強
        • 清水健一「未定」
        • 柳沢有一郎「飛行機と啄木」
        • 大室精一「啄木短歌の魅力」
        • 目良卓「未定」

2007-03-22

[] バイオリンを弾く青年たち-啄木・廉太郎…


  • 文明開化の潮流から一番遅れを取っていた東北や四国、…の辺境から、なぜ、西洋音楽文化のシンボルといってもいいバイオリンを弾く青年たちが現れてきたのか?
  • 瀧廉太郎や石川啄木は、作曲や詩歌文学など、芸術的な表現の場において、バイオリン演奏からつかみ取ったものを活かし、己の天分を花咲かせようとしていった。
  • 啄木は、バイオリン演奏を通してワーグナーの楽劇思想と出会い、そこから得たものを文学的表現の世界に活かそうとした。
  • 啄木は…小学校の代用教員として、よくバイオリンを弾いて生徒に聞かせ、唱歌の伴奏をして一緒に歌う心優しき青年でもあった。

(2007-03-12 高知新聞 月曜ワイド)

2007-03-21

[][] 岩手県芸術選奨に輝く『忘れな草 啄木の女性たち』



  • 3月22日、盛岡で表彰式。

節子に会いたくなった。会って、聞いてあげたかった。だれにも言えずに逝ってしまった彼女の、胸に渦巻く思いのたけを。薄幸の人生と引き換えのように「啄木の妻」としての名を残した節子に。もとより架空のものではあるが、虚構といってしまうにはあまりに近くまで節子がやってきたように感じている。

(はしがき より)


忘れな草  啄木の女性たち』山下多恵子 著

   未知谷 版(Tel 03-5281-3751) 2,400円+税

2007-03-18

[] 今後、女のために金と時間を費やすまい…Tsumari Kamen da.

石川啄木「ローマ字日記」

28 TH, WEDNESDAY.


Gake-shita no le de wa Nobori wo tateta.  Wakaba no Kaze ga Kazaguruma wo mawashi, Koi to Fukinagashi wo Ha-zakura no ue ni oyogasete iru.


どこもかしこも若葉の色が目を射る。夏だ!


財布の中にひしゃげた五厘銅貨が一枚。電車賃もない。


女に三円の金を使い、宴会に最後の一円を使い、給料の前借も来月までできず……。

こころの揺れは風車か吹き流しか。


つづきはこちら→「ローマ字日記 1909-04-27」・・・石川啄木

2007-03-14

[] 「第4回啄木忌前夜祭」 4/12

「第4回啄木忌前夜祭」

  • 期日 2007年4月12日(木)18:00〜
  • 場所 おでってホール 3F(盛岡市中ノ橋通1-1-10)
  • 入場無料
      • 第1部 「小・中・高生は、啄木をどう読むか」(詳細企画中)
      • 第2部 私の啄木(参加者スピーチ)
      • 第3部 講演 佐藤勝氏(湘南啄木文庫主宰)

       演題「啄木愛好者の楽しい研究方法」

[] 第96回啄木忌法要 4/13

第96回啄木忌法要

  • 期日 2007年4月13日(金)
  • 場所 宝徳寺(盛岡市玉山区渋民2-1)
  • 参加費 1000円
      • 10:00〜 法要
      • 12:00〜 講話と昼食会

2007-03-13

[] 小学生が啄木を紹介「遊んで食べて荻浜」

卒業記念にガイドブック作製

 宮城県石巻市立萩浜小学校

  • 総合学習のテーマは「荻浜をもっとPRしよう」と歴史、観光スポット、釣りマップ、海の幸の四つ。
  • 歴史では支倉常長、石川啄木などの史跡の由来を紹介。

(2007-03-13 三陸河北新報

  • 啄木は函館から東京に向かう途中、荻浜に寄り、歌を作りました。

「港町とろろと鳴きて輪を描く

 鳶を圧せる潮ぐもりかな」


  • 歌碑は、荻浜公民館の脇にあります。

(ガイドブック「遊んで食べて荻浜」荻浜小のHPより)

2007-03-12

[] 華麗なステージ「ドリームガールズ

ドリームガールズ Dreamgirls

女性コーラストリオが野心家のマネージャーと出会う。彼の力で人気スターのバックコーラスの仕事を獲得し、やがてトップスターとなっていく。

アメリカの抱えている差別の問題や、その世界での激しい浮き沈みを歌を通して語る。

ストレートに「ミュージカル」とも言い難いが、「歌」を通して語っている場は多い。映画を観ているというより、ライブショーを観ている感じ。力強いダンスと人間のラインの美しさに圧倒される。

そして、歌! 大劇場の巨大スピーカーからの音はおなかの中に直接入り、よじ登って心臓を揺さぶる。

今年のアカデミー賞でこの映画のジェニファー・ハドソンが「助演女優賞」を受賞した。そのインタビューに「歌は自然に身体から出てくるもので、歌自身が私を導いてくれる」と語り、「歌は、私の人生のすべて。わたしの声は神から与えられたもの」と答えているのはうなづける。


「歌うこと」は「生きること」。

2007-03-09

[] SF大河ロマン「大奥」第一巻・第二巻

「大奥」

江戸時代初期。赤面疱瘡という奇病で男性の人口が女性の四分の一になってしまう。男は大事にされ、ほとんどの仕事を女性が担うようになる。幕府の要人も女性、将軍職さえも女性が継ぐ。従って「女の園」の大奥は、「男の園」となり、美男三千人が犇めく。

もちろん巷では、地位や金のある家しか婿とりはできない。貧乏な家では、花街で男を買って子ども(子種)を得る。


男女逆転の筋立てはむずかしそうに思えるが、全くそんなことはない。

権力争いも嫌がらせもいじめも、男性であれ女性であれ、その場所で生きていく時には同じことをするのだ。

八代将軍吉宗・水野・お信・久通 …… 登場人物たちのカッコよさ。

ドロドロを描きながら、スッキリと爽やかなタッチ。

「SF大河ロマン」は始まったばかり。

第三巻が待ち遠しい。

2007-03-05

[] 春のセミナー 2007年 国際啄木学会 4/14

国際啄木学会 2007年 春のセミナー

  • 日時 2007年4月14日(土)
  • 会場 アイーナ8階(岩手県盛岡市 いわて県民情報交流センター)

     JR盛岡駅から徒歩4分

【日 程】

    • 理事会     10:00〜11:00   811号室
    • 評議員会    11:00〜12:00   811号室
    • 総会      12:30〜13:10   812号室

   ・開会の辞 ・挨拶-会長、外国啄木学会(代読)

   ・議長選出 ・協議 ・閉会の辞


  • 講演       13:15〜14:15   812号室

   「石川啄木と飲み仲間達」

    藤原隆男(岩手大学名誉教授)


  • 研究発表(3分科会方式) 14:25〜16:30

 ◯ A会場  812号室

    司会・河野有時(都立産業技術高等専門学校

  ・柳沢有一郎(筑波大学大学院生)

   「『何がなしに/肺が小さくなれる』考」

  ・望月善次(岩手大学特任教授)

   「結合比喩(中村明)から見た啄木・賢治短歌」      

  ・長江隆一(八雲啄木会)

   「石川家の謎と啄木短歌の真実性」

  ・今野 哲(長岡工業高等専門学校

   「尾山篤二郎における啄木〜啄木没年前後〜」

 ◯ B会場  810号室

    司会・安元隆子(日本大学)

  ・西川敏之(国木田独歩の会事務局長)

   「独歩と啄木 時代の中での夢と希望」

  ・森 義真(近代文学研究家)

   「野村胡堂宛書簡に見る啄木像

         -猪川浩の明治35・36年書簡を中心に-」

  ・西脇 巽(医師)

   「小姑と嫁 光子と節子の場合-友好から怨恨への転変-」

  ・米地文夫(前岩手県立大学

   「啄木と賢治の『北方の風土観』

         -岩手・北海道・ロシアをどう見たか」

 ◯ C会場  811号室

  シンポジウム「我等の一団と彼」をどう読むか

  ・コーディネーター若林 敦(長岡技術科学大学

  ・近藤典彦(前群馬大学

  ・鈴木 敦(明治大学大学院)

  ・飯村裕樹(岩手大学学生)

  発表=1名の持ち時間 30分(発表 20分 質疑応答 10分) 


  • 閉会式     16:35~16:55   812号室

     ・ 各分科会の報告 (3分科会 X 5分)

     ・ 閉会のことば

   (会場移動 アイーナ→マリオス)

  • 懇親会     17:15~19:00

   「カフェテラス スカイメトロ」マリオス20階

    (盛岡駅西口 アイーナのとなり)

     会費 4000円

     (挨拶 谷藤裕明盛岡市長<予定> など)


 ・一般の方の参加を歓迎します

2007-03-03

[] 啄木文学の原点探る 人物講座

   「不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心」


  • 盛岡市南青山町の市西部公民館の人物講座が始まった。

  • 初回は石川啄木研究家の遊座昭吾さんが「空に吸はれし十五の心−啄木文学の原風景・盛岡」と題して講演。約40人が多感な青春期を過ごした啄木に思いをはせた。
  • 遊座さんは啄木の日記やエッセー、短歌を読み解く中で「盛岡中学時代を振り返ることが多い」と指摘。「十五は青春まっただ中の啄木を象徴する言葉。『十五の心』が20代の啄木を絶えず励まし、ペンを持たせ文学をあきらめさせなかった」と話した。

(2007_03_03 岩手日報

[] サマーカレッジ開校 岩手大学JTB

  • 岩手大とJTBは8月、50歳以上の県外在住者を対象にした「シニアサマーカレッジ」を開校する。

  • 参加者は1~2週間本県に滞在し、岩手大の教授や行政、地元団体などの職員らから本県の歴史・文化についての講義や実地研修を受ける。
  • プログラムは宮沢賢治石川啄木、遠野物語、平泉の文化遺産を中心に、盛岡市遠野市、平泉町で行われる。

(2007_03_03 岩手日報

2007-03-01

[] 国際啄木学会 東京支部会 3/24

第46回

期日 2007年3月24日(土)14:00〜

会場 明治大学・駿河台研究棟 4F 第一会議室

会議   14:00〜

研究発表 14:30〜

1 折々の啄木 -小川達雄

2 郁雨とたつを -永井滋

3 『悲しき玩具』歌稿ノートの配列意識 -大室精一

懇親会  17:30〜 


 *一般の方 歓迎

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「本家 啄木の息」は、下記のリンクでご覧になれます。

・石川啄木 年譜 ………… 26年と53日の生
・ローマ字日記………… 漢字と仮名では書けないことをローマ字で
・啄木文学散歩………… 息づかいの聞こえる ゆかりある場所を訪ねて
・啄木行事レポート …… イベントに参加しての私的レポート
・啄木の 女性たち ……… 啄木の人生を彩った「忘れな草」たち
・啄木と花 ……………… 歌に登場する花や木の資料

◉ 「本家 啄木の息」のトップページ ……………… アーカイブです。


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