啄木の息 <ブログ版>

─ いまもなお瑞々しく語りかけてくる啄木の魅力を追い その息づかいに触れてみたい ─

     「本家 啄木の息」のリンクは、このページの最下段にあります。

 | 

2007-05-31

[] 「啄木の並木」再生

【国道4号線のそば】

【「少女」と歌われたのは、妻節子の親友・板垣玉代】

(2000年撮影)


みちのく“みち”物語

盛岡市北部の巣子の松街道 「啄木の並木」再生

  • 「茨島の松の並木の街道をわれと行きし少女才をたのみき」

        啄木「一握の砂」

  • 盛岡市玉山区渋民出身の石川啄木は、盛岡中学校時代この街道を通り、渋民の自宅と盛岡の下宿先を行き来していたという。
  • 数年前までは、樹木は荒れ、枝落ちや倒木で事故も起きた。
  • 沿道の住民らが木の点検や下草刈りを行うようになり、現在は約3.6km続く並木に赤松など約3600本が並ぶ。

(2007-05-26 毎日新聞)

2007-05-30

[] 「イーハトーブ岩手電子図書館」石川啄木の初版本など

【「小天地」の表紙】


美術館・博物館の収蔵品をネットで楽しむ -日経新聞 ネットナビ-

  • ネットで貴重な資料を楽しめるとして、日経新聞が紹介している。
  • 岩手県立図書館の「賢二と啄木と郷土資料」の中にある電子図書館「イーハトーブ岩手電子図書館」では、石川啄木の初版本なども画像で閲覧できる。

(2007-05-28 日経新聞

2007-05-29

[] 「盛岡デー・イン・東京」6/29-7/8

【2006年の盛岡デー・イン・東京】


「盛岡デー・イン・東京」

  • 会期 2007年6月29日(金)〜7月8日(日)
  1. メイン会場及び観光展
    • 7月3日(火)〜5日(木)
      • 東京駅北口地下「動輪広場」
      • 併設 ミニ啄木・賢治展、盛岡で暮らそう展、どんど晴れ紹介コーナー、ほか
  2. 盛岡観光&特産品ブランド展
    • 6月29日(金)〜7月1日(日)
    • 7月6日(金)〜8日(日)
      • 板橋サティ
    • 7月3日(火)〜5日(木)
  3. 啄木学級
  4. 盛岡の芸能と音楽の夕べ2007
    • 7月2日(月)19:00〜
      • 北トピア

2007-05-28

[] そんならば生命が欲しくないのか「医療崩壊を食い止めよ」東京新聞

マグノリア


「週のはじめに考える 医療崩壊を食い止めよ」

  • 勤務医の過重な労働環境により医師が次々に辞め、医師不足が起きている。
  • 肺結核で入院療養中の石川啄木

  そんならば生命が欲しくないのかと、/医者に言はれて、/だまりし心!

    「悲しき玩具」

「威圧的な医師に対する患者の無言の憤り、反発が読み取れる」のではないか。

(2007-05-27 東京新聞 社説)

2007-05-27

[] 「啄木学級 文の京講座」講師 井沢元彦氏 7/1

【文の京講座】


2007年度「啄木学級 文の京(ふみのみやこ)講座」

天才歌人・石川啄木を生んだ盛岡市と、その文学的情熱が開花した文京区との共催により、文の京文化発信プロジェクト「啄木学級 文の京講座」を開催。

江戸川乱歩賞作家の井沢元彦氏の講演。


  • 日時 2007年7月1日(日)13:00〜15:00(開場 12:15)
  • 会場 文京シビックホール -小ホール-

    東京都文京区春日1-16-21

   「啄木の女性観・恋愛観を中心に」

  • 入場 無料
  • 申込方法
      • 往復はがきに「啄木学級 文の京講座」と明記
      • 参加希望者の住所・氏名・年齢・職業・電話番号を記入
      • 返信用にもあて先を記載し下記へ申し込む
      • (参加受理書が返送される)
  • 申込先 盛岡市玉山総合事務所 産業振興課

 〒028-4195 岩手県盛岡市玉山区渋民字泉田77-1

  • 締切 2007年6月15日(金)必着
  • 問い合せ先 盛岡市玉山総合事務所 産業振興課

       電話 019-651-4111(内線 248・249)

2007-05-26

[] 啄木の短歌とワーキング・プア -JANJAN

【つつじの蕾】


「流行り言葉で読む日本の世相(3)」佐藤弘弥

  • 啄木の短歌「はたらけど はたらけど…」と「ワーキング・プア」について、市民メディア・インターネット新聞が取り上げている。
  • 番組では秋田県のある家族を取り上げ、働いても働いても生活が苦しい状態「ワーキング・プア」の実態を見せた。
  • さらに、現代人の潜在意識と深く共鳴する啄木の次のような歌を紹介している。

 どんよりと

 くもれる空を見てゐしに

 人を殺したくなりにけるかな 

(2007-05-25 JANJAN)

2007-05-25

[] [啄木祭] 新井満さんが啄木を語り、歌う 6/2

新井満さん 啄木学級東京講座にて 2006年7月4日】


「千の風になって」の新井満さんが啄木を語り、歌う

  • 日時 2007年6月2日(土) 13:30〜16:00
  • 会 場 渋民文化会館「姫神ホール」

     盛岡市玉山区渋民 TEL 019-683-3526

  • 入場料  当日 1300円 (前売 1000円)
  • 新井満さんの講演「いのちについて」

対談「音楽と文学の遭遇」

  • 問合せ先 啄木祭実行委員会(事務局:石川啄木記念館)

 電話 019-683-2315 FAX 019-683-3119

2007-05-23

[] 啄木の学びや、化粧直し

【タンポポの綿毛】


旧渋民尋常高等小学校が きれいに

  • 盛岡市玉山区にある旧渋民尋常高等小学校校舎で化粧直しが行われた。
  • この校舎は啄木の母校であり、後に自身が代用教員を務めたところでもある。

(2007-05-22 岩手日報)

2007-05-20

[] 「天才歌人、石川啄木の真実」トランヴェール5月号

【トランヴェールの表紙】


「トランヴェール」(JR東日本企画)2007年5月号

    特集「岩手の暮らしにふれる旅」

  • 盛岡を拠点とする7日間の旅という設定。

【3日目 啄木のページ】

“人間好きの、心優しき哲学者” 

「…啄木の文学をはぐくんだのはふるさとの大自然…もう一方では、村人たちとのかかわりも大きい…」と紹介するのは石川啄木記念館学芸員の山本さん。「…彼は真剣に人生を見つめた哲学者。小さな命に心を寄せる、愛情のある人だった…」とも。

  • “文学、恋……青春を謳歌した街”として盛岡中心街を紹介

旧制盛岡中学・盛岡城跡・啄木新婚の家 …


(「トランヴェール」JR東日本企画 2007年5月号 JR東日本新幹線車内誌(Train Vert))

2007-05-19

[] 思ふこと盗みきかるる如くにて -啄木-

【シロバナハナズオウ


聴診器と啄木 (編集手帳)

  • 子供たちが木の棒に耳を当てて音を聞いて遊んでいた。それを見たフランスの医師が、聴診器を発明した。
  • 胸を患った石川啄木にも、聴診器はなじみの器具だった。

「思ふこと盗みきかるる如くにて つと胸を引きぬ--- 聴診器より」


(2007-05-18 読売新聞 編集手帳)

2007-05-18

[] 20年間の監獄「砂漠の囚われ人マリカ」

ヒメオドリコソウ


「砂漠の囚われ人マリカ」

  • マリカ・ウフキル&ミシェル・フィトゥーシ著 香川由利子訳 早川書房
  • 1900円 2000年

主人公マリカ(長女19歳)は、モロッコ国王の養女だった。実父の関わったクーデターのために砂漠の牢獄に母と5人の兄弟(一番下は2歳)、2人の親戚とともに20年間も監禁される。飢餓や病気と闘い、やがて脱出を企て……。

過去の出来事ではあるが、そう昔のことではない。1990年代まで囚われていたのだから。


辛いその日々を支えたものは何だったのだろうと、考えた。

一つは、不自由には違いないが、日常生活を続ける努力をしたこと。

配給された材料で献立をたて、料理し後片付けをする。洗濯をし、掃除をし、おやつを作る。

二つ目には、品位を保ち、教養を身につけたこと。

まだ余裕のあった牢獄生活前半には、持っていった教科書で勉強した。形ばかりの時間割を作り、バレーボールや、体操もした。マリカは、牢獄にあってもだらしなさを一切認めなかった。食事中は行儀よくし、上品に食べ、「ありがとう」「失礼」と声をかけた。絶えず身だしなみに気をつかった。

三つ目は、創造的な生き方を追求したこと。

サソリを育てレースを開催した。散水ホースを盗んで電話のパイプにして夜になると各部屋をつなぎ会話した。マリカは、登場人物が150人におよぶ“お話”を創り出し毎日話して聞かせた。


監禁の後半には砂を這うような悲惨な生活で、心も体も蝕まれていく。

しかし、「私たちはすべてに耐えることができた。人間性を失わないでいるために」とマリカは語る。

これらがやがてすばらしい大脱出へ向かっていく。脱出のための準備などあまりに興味深くて、ここに書くのがためらわれる……。

2007-05-17

[] 岩手銀行が仮想店舗「イーハトーヴ支店」開設

レンゲソウ


ネット上の仮想店舗 啄木ノートなどのプレゼントも

  • 岩手銀行が、インターネット上での仮想店舗「イーハトーヴ支店」を21日に開設する。
  • インターネット専用定期預金は「宮沢賢治」「石川啄木」と名前がついている。
  • 申し込み者には抽選で特典が当たる。外れても啄木ノートの復刻版などが付く。 

(2007-05-17 岩手日報 ほか)

2007-05-15

[] 「海をのぞむ文学碑めぐり」-小樽

【水天宮境内の啄木歌碑】


ゆかりの作家、歌人 小樽で文学碑めぐり

  • 12日、市立小樽文学館主催「海をのぞむ文学碑めぐり」が開かれた。
  • 水天宮の境内では、啄木が歌った

「かなしきは/小樽の町よ/歌ふことなき人人の/声の荒さよ」

の歌碑などを巡った。


(2007-05-14 北海道新聞 道央)

[] 啄木の母「…古飯に湯をかけ給ふ母の白髪」

  • 母の日に啄木の「母の歌」が紹介された。

(明治41年、歌稿ノート(6・25)五十一首 暇ナ時)

《あたたかき飯を子に盛り古飯に湯をかけ給ふ母の白髪》

  • 「子を育てる母の優しい愛情と苦労を、啄木は「白髪」という言葉の中に凝縮している」と解説している。

(2007-05-13 紀伊民報)

2007-05-10

[] 〈春のセミナー〉レポート アイーナ

【駅表示 啄木の文字「もりおか」と「どんど晴れ」の垂れ幕が並ぶ】


【啄木行事レポート】

 国際啄木学会〈春のセミナー〉盛岡会場・アイーナ      

藤原隆男氏は「啄木と飲み仲間」について語りました。


  • 予は予の欲するままに! That is all ! All of all !
  • 人に愛せられるな。
  • 人の恵みを受けるな。
  • 人と約束するな。
  • 人の許しを乞わねばならぬ事をするな。
  • 決して人に自己を語るな。
  • 常に仮面をかぶっておれ。
  • いつでも戦さのできるように ー いつ何時でもその人の頭を叩き得るようにしておけ。
  • 一人の人と友人になる時は、その人といつか必ず絶交することあるを忘れるな。

明治42年4月12日(啄木の日記)

つづきはこちら→「国際啄木学会<春のセミナー>レポート」

2007-05-09

[] 追加情報「石川啄木を語る会」川越 5/13

【下駄の鼻緒】


【 ★は追加情報です】

第三回「石川啄木を語る会」 川越市立中央図書館

  • 期 日  2007年5月13日(日)13:00〜16:00

     (★受付 12:00〜)

       川越市三久保町2-9

  • ミニ講演
          • 司会・進行 横山強
        • 清水健一★「啄木の貧乏生活」
        • 柳沢有一郎「飛行機と啄木」
        • 大室精一「啄木短歌の魅力」
        • 目良卓★「響きから読む『一握の砂』-1」

*川越蔵造りの町並み散策(案内:大室精一)

  • 当日(5/13)10:00 川越駅改札口集合

  喜多院・五百羅漢・時の鐘(★午前6時・正午・午後3時・午後6時に鳴る)・駄菓子横町など

2007-05-08

[] 演劇公演「啄木伝」劇作家の秋浜さん

じゃじゃ麺


劇作家の秋浜さんに光 7月に追悼イベント

  • この夏、盛岡市玉山区出身の劇作家秋浜悟史さんを顕彰する催しが開かれる。
  • 追悼企画として、企画展・座談会・演劇公演「啄木伝」などが発表された。
  • 「啄木伝」は秋浜さんが劇団文化座のために書き下ろした作品で県内では未発表である。

(2007-04-29 岩手日報)

[] 次回「釧路と啄木の女たち」

「ザ・どらま」旗揚げ公演 釧路

  • 演劇グループ「ザ・どらま」の旗揚げ公演「ひとり語り シェイクスピアの女たち」が釧路市内で開かれた。
  • 次回は、6月に「釧路と啄木の女たち」を予定している。

(2007-05-01 北海道新聞 道東)

[] 「青森県近代文学館所蔵 作家の手紙展」

企画展「青森県近代文学館所蔵 作家の手紙展」

2007-05-07

[] 100年目の北海道「啄木来道百年」

【札幌 大通公園の啄木像と歌碑】


「啄木来道百年」北海道新聞 卓上四季

  • 啄木は、1907年(明治40)「百年前の五月五日、函館の土を踏んだ」と始まる。
  • 「予はただこの北海の天地に充満する自由の空気を呼吸せんがために津軽の海を越えた。自由の空気!」。
  • 小樽、札幌、函館、釧路と、北海道内を転々とする啄木を紹介。
  • 「二十一歳の啄木にとって、北海道の各地は感性を研ぎ澄ます舞台となったのだろう」と結ばれている。

(2007-05-05 北海道新聞 卓上四季)

2007-05-06

[] 「啄木、100年目の帰郷」千の風になった啄木の霊

【馬酔木】


「啄木、100年目の帰郷」新井 満

  • 「千の風になって」で知られる新井満さんが「思いきって告白すると、石川啄木の大ファンなのである」と書き出す。
  • そして、啄木短歌のどこが好きかというと「わかりやすい」「映画のワンシーンでも見るように楽しめるから」と続く。
  • 啄木は渋民村を出てから、各地でふるさとを思うが帰郷の夢はかなわなかった。新井さんは、「啄木の夢をかなえてあげたい。せめて啄木の魂を音楽の翼にのせて、故郷の山河に帰してあげたい。」と啄木の短歌にメロディーを付けた。
  • かつて啄木が教えていた校舎で、現在の小学生に歌ってもらった。その瞬間「ふと、背中のあたりに啄木の気配を感じた」。歌っていた子どもも「千の風になった啄木の霊が吹いてきて…」と語った。

(2007-04-29 日本経済新聞

2007-05-05

[] 願いがかなうなら…「預言者ピッピ 1」

【光と影】


預言者ピッピ 1  (コミック)


地震予知のため作られたロボットのピッピ。コンピューターに繋がれてデータを集め、正確に地震を予知し人々を救う。

ある日、ピッピの目の前で大親友・タミオが………!

これをきっかけに、ピッピは活動を停止してしまう。


ロボットだからピッピには「願う」ということがわからない。予知し、告げるだけ。

でも、ピッピは変化し(させられ)ていく。「もしも願うだけで…災いがなくなるのなら」「ぼくはそうする」「もしもそれで願いがかなうなら」


“万能の予言者が最も確実性の高い未来を予言する” そんな世界に生きたいだろうか。

「未来は不明だから人は夢が持てる」


これは第1巻のはずだ。第2巻がいつか出るのだろう。出るのは怖い。話の続きを知りたいが、知りたくない。

けれど、だが、しかし……。

 | 
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |

カテゴリー


「本家 啄木の息」は、下記のリンクでご覧になれます。

・石川啄木 年譜 ………… 26年と53日の生
・ローマ字日記………… 漢字と仮名では書けないことをローマ字で
・啄木文学散歩………… 息づかいの聞こえる ゆかりある場所を訪ねて
・啄木行事レポート …… イベントに参加しての私的レポート
・啄木の 女性たち ……… 啄木の人生を彩った「忘れな草」たち
・啄木と花 ……………… 歌に登場する花や木の資料

◉ 「本家 啄木の息」のトップページ ……………… アーカイブです。


ページビュー
1290036