啄木の息 <ブログ版>

─ いまもなお瑞々しく語りかけてくる啄木の魅力を追い その息づかいに触れてみたい ─

     「本家 啄木の息」のリンクは、このページの最下段にあります。

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2008-10-31

[] 「啄木のまち盛岡」市政見学会

【啄木の歌碑 渋民公園】

「みんなの市政見学会」盛岡市

  • 2008年11月6日(木)・7日(金)
  • 9:00〜16:00
  • 内丸の県民会館際からバスで移動し「啄木のまち盛岡」をテーマに、岩山や好摩駅、渋民公園など啄木ゆかりの歌碑を見学。
  • 担当 盛岡市役所市民活動推進課

(お知らせのみ。申し込み締め切りは過ぎています。)

2008-10-29

[] 『買いも買ったり』何か欲しいものは

【フランス土産】


『買いも買ったり』

  • 林望 著 光文社文庫
  • 2001年 590円+税

リンボウ先生が選んだ「買う話」アンソロジー。

気に入りをいくつか。

グアテマラ製の「トラブル・ドール」のお土産。2cmほどの人形6つの実用的な効用を知った。『欲しいッ』と思う。

1997年3月31日。月曜日ー。

書き出しからグイグイと引き込まれる。家中大騒動の素晴らしいその日のこと。

イラスト・文章ともに好きな画家・作家。ふんわりした文の中にキリッとした妻を描いている。


…かくして、人は、いつも何かを買いたがり、買うために努力し、買えなかったことを悔しがる。人生は、そんなことをして、いつの間にか進んでいくのではあるまいか。(まえがきに代えてーより)


買うことをもっと楽しもう。

2008-10-26

[]「中原中也-啄木」中原中也記念館

【汚れつちまつた悲しみに】

 

 天下の人これきけといふざまをして山に登ればハモニカ吹けり

 

つづきはこちら→啄木文学散歩「中原中也記念館」

2008-10-25

[] 啄木の母校「渋民小に都市景観賞」

【ススキ】


「渋民小に都市景観賞」盛岡市

  • 盛岡市の本年度都市景観賞に渋民小が選ばれた。
  • 昨年完成した2階建ての新校舎は、石川啄木記念館に保存されている旧渋民尋常小の校舎をイメージした。

(2008-10-25 岩手日報)

2008-10-23

[] 啄木流「三行詩」優秀賞10首選出

ナンテン


啄木流の「三行詩」で優秀賞10首選出

  −来年夏には「短歌甲子園」も開催

  • 盛岡商工会議所などが主催する「短歌のまち もりおか」推進事業は10月14日、「もりおかの短歌(うた)」の夏の部で優秀賞10首を発表した。
  • この後も秋・冬・春と続けられ、それぞれ10首を選出。来年夏に行われる「短歌甲子園」で年間グランプリを選出する。
  • 現在は秋の部を募集中。締め切りは11月30日。

(2008-10-22 盛岡経済新聞Web)

2008-10-22

[] 「小樽ちまちま文豪展」小樽文学館

【リンドウ】


市立小樽文学館

「小樽でミニチュア人形展」

  • 2008年10月3日(金)〜11月30日(日)
  • イラストレーター高山美香さんが製作した偉人や文豪のミニチュア人形を紹介する「小樽ちまちま文豪展」が市立小樽文学館で開かれている。
  • 人形は高さ10センチほどの紙粘土製。小樽ゆかりの小林多喜二伊藤整石川啄木のほか、江戸川乱歩山下清、などが並び、高山さんのエッセーも添えられている。

(2008-10-22 朝日新聞 北海道版)

2008-10-20

[] 『啄木資料展と講演会』岩手県立図書館 10/27-11/24

ウツボグサ】


岩手県立図書館企画展

『第28回 啄木資料展』

  • 2008年10月27日(月)〜11月24日(月)
  • 4階 展示コーナー
  • 当館が収集した石川啄木関係資料(平成18年4月から平成20年7月までに受け入れたもの)を中心に、啄木作品・啄木研究等の資料を展示・紹介。

 ..................................................................

第28回啄木資料展関連 講演会

  • 2008年11月8日(土) 14:00〜16:00
  • 4階 ミニシアター
  • 講師 啄木記念館学芸員 山本玲子氏
  • テーマ「啄木の足跡をたどる 〜渋民から函館、釧路へ〜」
  • 入場無料

2008-10-19

[] 「啄木をめぐる人々−part28−」盛岡てがみ館 10/16-2/9

【トウモロコシの宝石】


第28回企画展 盛岡てがみ館

  • 2008年10月16日 (木)〜2009年2月9日(月)

「芸術家の心と作品−素顔の手紙−」

    • 舟越保武、橋本八百二、澤田哲郎、海野経など芸術家の手紙と作品を併せて紹介。
    • テーマ展「啄木をめぐる人々−part28−」

石川啄木とその家族、恩師、友人、知己などの肉筆書簡や諸資料、また啄木亡き後にも、縁深い人たちがその面影を偲んでつづった手紙や原稿などから、啄木の人間像に迫る。

    • 常時公開資料

言語学者・金田一京助の長尺の書簡、彫刻家で詩人の高村光太郎の原稿「岩手山の肩」、政治家・後藤新平の書簡などを展示。

        • 盛岡てがみ館 Tel 019-604-3302

2008-10-18

[] 「啄木の短歌、賢治の短歌 第80回」

【フヨウの実】


「啄木の短歌、賢治の短歌」盛岡タイムス連載中

  盛岡大学長 望月善次

第80回 悲しみの両面

  • 啄木の短歌

  月の夜はいとおどけたる我が影を踏

  みて笑ひきうき旅にゐて

  • 賢治の短歌

  しらくもよ夜のしらくもよ

  月光は重し

  気をつけよかのわるひのき

    • 「おどけたる我が影」は、結合比喩であるが、「オドケ」の様子を取らざるを得ない話者とそれを見つめている話者がいる。
    • 「オドケ」に一役買う啄木歌の月光と重く照らす賢治歌の月光の根底は案外近いのだというのが評者の見解。

(2008-10-18 盛岡タイムス)

2008-10-16

[] 「盛岡啄木手帳」書簡や散文を集め発刊

ゴシキトウガラシ


「盛岡啄木手帳」が発刊

  • 盛岡ブランド推進の一環として、歌人・石川啄木の書簡や散文などを集めた文集「盛岡啄木手帳」が14日、発行された。
  • 短歌や小説はあえて盛り込まず、啄木が記した日記や評論、書簡の中から古里ゆかりの17作品を盛り込んだ。
  • 文庫本判で380ページ、3000部発行。1冊1000円で、もりおか啄木・賢治青春舘・東山堂などで販売される。

(2008-10-16 毎日新聞、岩手日報 NEWS ECHO岩手放送)

2008-10-15

[] 「節子の井戸復元 除幕」

マムシグサの青い実】


「啄木の妻・節子 生家の井戸復元 岩手大で除幕式」

  • 岩手大学の敷地内にある古井戸が、石川啄木の妻・節子の生家の井戸だったことが分かり、復元整備され、節子の122回目の誕生日の10月14日、除幕式を行った。
  • 節子が愛用した琴を使っての演奏や合唱が行われ、啄木と節子を偲んだ。
  • 記念講演で石川啄木記念館学芸員山本玲子さんは「啄木の非凡な才能を信じ、支え続けた節子は啄木の心模様を映す鏡だった」と説いた。

(2008-10-15 読売新聞 岩手日報 NEWS ECHO岩手放送)

2008-10-14

[] 「この世界の片隅に(中)」すずは健気に生きる

【ムカゴごはん】


「この世界の片隅に (中)」

周作と結婚した主人公のすずは、戦争の真っただなか昭和19年の広島に住んでいる。闇市、防空壕、空襲、配給、特高、間諜、憲兵、遊郭、・・・。

日常では使われないような言葉に、著者のこうの史代さんは解説を入れる。出戻りの義理姉の過去、そして、夫の過去にも話が飛ぶ。

とても難しい出来事が起きた。

幼なじみの男性がすずを訪ねてきた。夫はその男の部屋用の行火を「すずさん持ってってあげんさい…」と渡した。「ほいで折角じゃしゆっくり話でもしたらええ」と………夜なのに。「もう会えんかも知れんけえのう」と妻の背中に言う夫の思いは何なのか。

あと数ヶ月で無差別爆撃されるはずの未来に向かって、話は進む。

迷子になったすずに道を教えた遊郭に生きる女性リンは、それこそ「リン」と立っていて美しい。


下巻を読むのが恐ろしい。

2008-10-12

[] 「啄木の妻、生家の井戸 復元し14日に除幕式」

【コスモス】


「啄木の妻、生家の井戸確認 復元し14日に除幕式」岩手大

  • 岩手大学農学部付属植物園内の旧温室近くにある古井戸が、石川啄木の妻・節子の生家の井戸であることが、同大の保存資料で分かった。
  • 井戸は丸形で直径90センチ、深さ6メートル。関係者らは「節子の産湯に使われたのではないか」と胸を躍らせている。
  • 井戸は大正時代の写真などを基に、盛岡産の木材と白御影石を用いて復元。井戸のふたには啄木と節子の短歌が1首ずつ記された。
      • 除幕式 10月14日 9:30〜

 石川啄木記念館・山本玲子学芸員の記念講演会など。

      • 記念展示 10月31日まで(岩手大ミュージアム)節子の遺品など。

(2008-10-12 毎日新聞 地域ニュース 岩手)

2008-10-11

[] 石川啄木「母方の血脈」自費出版

【秋空】


「啄木の母方の血脈」

  • 石川啄木の母工藤カツの家系の資料を翻刻した「啄木の母方の血脈」が、国際啄木学会評議員の森義真さんら3人によって自費出版された。
  • 翻刻の基になった資料「工藤家由緒系譜」は、カツの兄の常象が執筆した。大助は常象の三男で、啄木は甥になる。大助は長兄、次兄が幼くして亡くなったため工藤家を継いだ。
  • 大助は「俳痴」の号で俳人として活躍。啄木が旧制盛岡中学3年の時に級友らと三陸旅行した際、釜石の大助宅に数泊したといわれている。啄木について「啄木鳥や あの木をつつき 又この木」と借金漬けの啄木を詠んだ句も残している。

(2008-10-10 毎日新聞 地域ニュース 岩手)

『啄木の母方の血脈──新資料「工藤家由緒系譜」に拠る』

    • 2008年5月11日発行 頒価 1,000円
    • 連絡先(森 義真 方) FAX 019-641-2462

2008-10-10

[] 「啄木歌碑の拓本」-土佐からの便り-

【上野商店街の歌碑<拓本作者・岡林一彦氏>】

「東京・上野の石川啄木歌碑」

  • 土佐の高知にお住まいの岡林一彦さんから、啄木歌碑の拓本と手紙をいただいた。

空の色や雲の流れや風のにおいに、秋がいっぱいとなってきました。

道々にも、オシロイバナが白や黄色、紅の花を可愛く咲かせ、気の早いのは実を抱き始めました。……

土佐に咲くオシロイバナの種を添えてくださった。

【上野商店街の歌碑】

昭和61年、東北新幹線の上野駅乗り入れ一周年を記念し建立された。書は金田一京助氏の長男、金田一春彦氏。歌の下に旧上野駅舎の切り絵が刻まれている。

(浅沼秀政『啄木文学碑紀行』より)

2008-10-09

[] 「啄木と賢治イベントカレンダーより 11月.12月.1月」

【ホトトギス-紫】


「啄木と賢治イベントカレンダー2008-2009」(編集/盛岡市商工観光部ブランド推進課)

<11月.12月.1月>

  • 2008年11月24日(月)

「啄木学級 関西講座」伊丹市アイホール

・講演「啄木のローマ字日記について」講師 山本玲子学芸員

・演劇「一人芝居 SETSU-KO」出演 畑中美耶子


  • 2009年1月10日(土)〜2月23日(月)もりおか啄木・賢治青春館

第37回企画展「啄木とスバル−さらばスバルよ!」

・100年前、文芸雑誌『スバル』が刊行された。その編集人となった啄木がスバルと関わり、そして離れて行く経緯と、そこから垣間見える啄木の文学論を紹介。

・文芸雑誌『スバル』のほか、書簡写真パネルなどを展示。

2008-10-07

[] 余市豆本『小樽啄木餘話』第二刷発行

【豆本・表紙】


『小樽啄木餘話』第二刷 を読む -「啄木の息」管理者

  • 水口忠 著 余市豆本の会発行
  • 2008年10月15日発行(小樽日報の創刊日) 頒価 500円

縦横とも10センチに満たない「余市豆本」。小樽に115日間住んだ21歳の青年・石川啄木を、小樽啄木会会長の水口忠さんが浮かび上がらせる。


目次


  • 小樽 啄木周辺

・妹 ミツの受洗

・桜庭チカ先生

・「赤い靴」と啄木

・「一握の砂」と坂西志保

 他

  • 新聞記者 啄木

・啄木日記を読む

・小樽の啄木評価の変遷

榎本武揚石川啄木

 他

  • 小樽 啄木餘話

・啄木通り

・二階の床柱は

・石川家の家計 小樽編

 他

【写真・明治40年啄木が新聞記者のころの中央小樽駅。高台にあったのがわかる。】

豆本といっても読みごたえがあり、写真もカットも題字も装幀もきれい。カラー刷りの「小樽啄木地図」が付録として折り込まれている。

  • ご希望の方はこちらへ…

小樽啄木会

小樽市立文学館

2008-10-04

[] 2008年度「国際啄木学会インド大会」11/28〜

【ホトトギス-白紫】


「国際啄木学会インド大会」

〈 インドにおける啄木の国際的展開をめぐって―『あこがれ』の読み方を中心として― 〉

日印双方の研究者による講演や対談、研究発表のほか詩の朗読等もおこなわれる。

  • 期間 2008年11月28日(金)〜29日(土)
  • 会場 Japan Foundation(ニューデリー日本文化センター)タゴール・ホール
    • 11月28日(金)

開会行事・基調講演 他

    • 11月29日(土)

研究発表・記念講演・閉会行事 他

  • 国際啄木学会事務局

 116-0003 東京都荒川区南千住8-17-1

 東京都立産業技術高等専門学校

 荒川キャンパス河野研究室

2008-10-02

[] 「ローマ字日記」この六日間予は何をしたか?…

【ホトトギス-白】


「ローマ字日記 1909年(明治42)5月7日」石川啄木

限りなき絶望の闇が時々予の眼を暗くした。

予は金田一君から借りて来てる剃刀で……左の乳の下を切ろうと思ったが、痛くて切れぬ。微かな傷が二つか三つ付いた。

Kindaichi kun wa odoroite Kamisori wo tori age, Muri-yari ni Yo wo hippatte, Inbanesu wo Shichi ni ire, Rei no Tenpura-ya ni itta.  Nonda, Waratta.

つづきはこちら→ローマ字日記「1909年(明治42)5月7日」

2008-10-01

[] 「岩手大学に節子の生家跡」

【秋の夕暮れ】


「岩手大学に啄木の妻・節子の生家跡」

  井戸枠や上屋を復元し市民に公開

  • 岩手大学植物園内にある古井戸を含む一画が、石川啄木の妻・節子の生家だったことが明らかになった。
  • 同大は時代考証を経て井戸枠などを復元。井戸枠のふたには啄木と節子の短歌を一首ずつ刻んだ。
  • 堀合(節子の旧姓)家の井戸が埋められずに現存しているのは、温室の植物の注水用として使われていたためという。
  • 復元を記念し10月1日から上田地域の歴史や節子に関する展示会を植物園の旧温室内と同大ミュージアム本館で開催。
  • 10月14日には記念式典と講演会を予定している。

(2008-10-01 盛岡タイムス)

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カテゴリー


「本家 啄木の息」は、下記のリンクでご覧になれます。

・石川啄木 年譜 ………… 26年と53日の生
・ローマ字日記………… 漢字と仮名では書けないことをローマ字で
・啄木文学散歩………… 息づかいの聞こえる ゆかりある場所を訪ねて
・啄木行事レポート …… イベントに参加しての私的レポート
・啄木の 女性たち ……… 啄木の人生を彩った「忘れな草」たち
・啄木と花 ……………… 歌に登場する花や木の資料

◉ 「本家 啄木の息」のトップページ ……………… アーカイブです。


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