〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「谷静湖と石川啄木」薄幸な2人の出会いと別離


モクレン


「谷静湖と石川啄木

  • 北沢文武 著 塩ブックス
  • 2009年 630円
      • 大逆事件を機に、石川啄木社会主義へ急速に傾斜。
      • 埼玉の文学青年・谷静湖から、1冊の地下出版本・クロポトキン著「青年に訴ふ」を借りて読み強く感動する。
      • それぞれ稀代な文才に恵まれながら、共に26歳数か月の薄幸な生涯を終えた谷静湖と石川啄木、この2人の出会いと別離を豊富な資料と鋭い推理で描く。