〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「いわて銀河プラザ」


【オランダミミナグサ】


「アンテナショップは有効?」

  • アンテナショップの開設は、県の情報発信、販売・イベントの拠点としての可能性が高い。
  • いわて銀河プラザは1998年、銀座に開館した。
  • 乳製品や野菜、駅弁などの食料品から、日本酒やワイン、南部鉄器まで約1800品目をそろえる。ゆかりの宮沢賢治石川啄木に関する書籍コーナーや、岩手県の映像を流すモニターもあり、1日平均1600人が訪れる。
  • 固定客を確保するため、土産品だけでなく、調味料などの「日販品」も積極的に並べている。入館者数や販売額は伸び続け、2007年度には60万人が訪れ、販売額は5億円を超えた。
  • 岩手県東京事務所は「岩手は東京からのアクセスが悪く、ブランド力がないからこそ、ただ情報発信するだけではダメだと考えた」。観光やUターン情報を提供するコーナーも併設しており、「ふらっと買い物に訪れた人の中から、岩手を好きになってくれる人が生まれれば」と期待している。

2009-04-23 朝日新聞 マイタウン 長野)