【高知駅前にあった標柱】
「支局長からの手紙:温かき異郷の路」高知
- 岡崎誠也市長が碑の必要性を認め、市有地提供を快諾しました。陳情の代表、梶田順子さんが終了後、右手でOKサインを作ります。
- 私には朗報を伝えたい人がいました。20年以上前から歌碑を切望していた国鉄OBの岩崎巌松さん(95)です。陳情の日の夕方、自宅を訪ねました。「市有地の提供が決まりました」と耳元で大きな声で伝えると、「用地が決まったらOK」。笑顔が広がります。帰り際に言われました。「相当、肩の荷が下りた」
- 市長は「建設費は民間で」とクギを刺しています。募金が最大の課題です。全国の力を借りながら、もうひと踏ん張り南国の温かさを北国に見せる時です。
【高知支局長・大澤重人】
(2009-04-27 毎日新聞>地域ニュース>高知)