〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

レポ「国際啄木学会」立命館大学(終)


[京都タワー・街の灯台]


『一握の砂』徹底討論と研究発表

窪田空穂は、「みなさんに読んでほしい歌集の第一は啄木である」ということを述べている。
  空穂の作品 大正4年5月『濁れる川』
   啄木の歌よみつぎつほほ笑みてあればいつしか悲しくなりぬ
たぶん『悲しき玩具』のことかと思われ、空穂が啄木の本の熱心な愛読者であった証拠となる。内部生活をどこまで詠みこめるかというところで、空穂と啄木とはかなり近いところにあった。

  • なんとかして21世紀の人たちに啄木の価値を伝えていきたい。


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