啄木の息 <ブログ版>

─ いまもなお瑞々しく語りかけてくる啄木の魅力を追い その息づかいに触れてみたい ─

     「本家 啄木の息」のリンクは、このページの最下段にあります。

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2015-05-30

[] 世界に向け現代の啄木情報発信を 釧路

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[オリーブ]


日本の寂れた地方都市よ、
“インバウンド町おこし”で再び賑わいを

  莫 邦富 [作家・ジャーナリスト]

  • 講演など仕事の関係で日本各地によく行く。地方を訪問する頻度は低くないと思うのだが、一度訪れた地方都市を再度訪問するまでに、たいていかなり時間がかかってしまう。
  • 今週、訪れた北海道の釧路も例外ではない。前回は冬ということもあり、市内をあまり回らなかった。そのため、今回は3時間近くもかけて市街区を貫く主要通りの北大通りと南大通りを軸にして、市内をぶらぶらと歩き回っていた。啄木通りとも呼ばれる南大通りに一歩入ると、否応なく明治時代の歌人・詩人である石川啄木の存在感の大きさに圧倒された。
  • 歩行道の路面に何かがはめ込まれているのに気付き、覗いてみたら、啄木の歌を書いたタイルだった。旗のようなものが電柱にぶら下がっているのが遠くから見えてきたが、近づいて見たら、なんとその旗の片面に「啄木通り」と書かれている。裏側には、啄木の歌がプリントしてある。
  • 啄木来釧の日を記念する場所もあれば、釧路を発った時の場所も大事に宣伝している。わずか76日間しか滞在していなかった詩人とこんなに密接に結ばれている地方都市は、日本広しといえども、そうたくさんあるはずはない、と思った。
  • 地面のタイルに彫られている啄木の歌は、明治41年(1908年)1月21日の夜9時半、釧路駅に降り立った啄木が寂しい駅前の情景を見て詠んだものだ。

 「さいはての駅に下り立ち 雪あかり さびしき町にあゆみ入りにき」。

  • 日本文学を学んだことのない外国人に、これらの歌を理解することを求めるにはかなりの無理が生じる。その意味では、釧路の町は今日の啄木を求めていると理解していいだろう。
  • 海外から作家やシナリオライターまたはブロガーなどに釧路に来てもらって、実の生活を通して釧路の魅力を海外へ情報発信したら、外国人観光客の誘致につながっていくと思う。
  • インターネット時代の今日、時間の流れも明治時代と違ってかなりスピードを上げた。啄木のように76日間滞在しなくても、10日間か2週間くらい時間をかけて取材すれば、かなりの情報を集められ、発信できるはずだ。最果ての駅も町も寂しさに勝つ賑わいを取り戻すべきだ。インバウンド事業はその救いの星になるかもしれない。

(2015-05-28 ダイヤモンドオンライン)

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2015-05-29

[] 石川啄木の母校で障子の張り替えなど

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[ブラスバンド]


啄木の母校で地元の人々が奉仕活動
(岩手県)

  • 石川啄木の母校で、自ら教鞭をとったこともある盛岡市の渋民尋常高等小学校で、地元の人たちによる障子の張り替えなどが行われた。
  • 来月6日に開催される啄木祭を前に、地元の商工会議所青年部と女性部が、地域の奉仕活動の一環として、校舎の障子の張り替えや外壁に防腐剤を塗る作業を行った。また、中庭では、近所のしぶたみ保育園の園児が、花壇に花の苗を植えた。

(2015-05-27 テレビ岩手、2015-05-28 岩手日報

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[][] 啄木の親友「金田一京助の手紙展」〜6/15

盛岡てがみ館

  • 盛岡市出身の言語学者・金田一京助の手紙などを展示する企画展「金田一京助の手紙」が、盛岡市中ノ橋通の盛岡てがみ館で開かれている。6月15日まで。
  • 親友の歌人・石川啄木についてふれた手紙もあり、京助の見合いは啄木が勧めたことなどがわかる。同時に開かれている特別展「啄木をめぐる人々」では、少年時代の啄木の写真パネルや友人の手紙などが展示されている。

(2015-05-28 読売新聞)

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2015-05-28

[] 発見! 石川啄木と義父・堀合忠操との不思議な縁

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[レースフラワー]


石川啄木>義父と不思議な縁 国際学会の小林さん確認 資料読み解くヒントに /岩手

  • 盛岡市出身の歌人・石川啄木が子どものころに通学し、20歳で代用教員も務めた旧渋民小学校の改築式(1884年)に、啄木の義父・堀合忠操(ほりあいちゅうそう)(1858〜1931年)が出席していた−−。国際啄木学会盛岡支部長・小林芳弘さんが昔の新聞で確認した。小林さんは「啄木と忠操の不思議な縁を感じる。啄木の人生で不明な点を解明するのに、キーパーソンになるかもしれない」と意義を語る。
  • 小林さんは、岩手新聞(現・岩手日報)の1884(明治17)年10月23日付紙面に、啄木の義父忠操の記事を見つけた。記事は「学校新築」という短信。「北岩手郡渋民村の渋民小学校は此ほど落成し去る廿日開校式を執行し(略)郡役所よりは準判任御用係堀合忠操君が臨まれ(略)」とある。このほか、忠操が「南北岩手紫波郡役所」の役人として行軍の付き添いや、第1回衆院選の書記として開票所で活動した別の新聞記事も見つけた。
  • こうした忠操の一連の記録は、啄木研究の中で解明できていない、「借金メモ」と呼ばれる資料を読み解くヒントにつながるかもしれないという。
  • 今回の発見について、石川啄木記念館の森義真館長は「これまで堀合忠操にはほとんど光が当たっておらず、わからないことが多かった。啄木や節子の行動で明らかになっていない部分の参考にもなり、貴重な発見だ」と話す。【浅野孝仁】

(2015-05-28 gooニュース>毎日新聞)

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2015-05-27

[][] 「うたう啄木、たたかう啄木」啄木学級 7/3

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[ブルーベリー]


○文化発信プロジェクト

啄木学級―文の京講座― 受講者募集!

盛岡に生まれ育ち、文京区でその生涯を閉じた、両区市のゆかりの歌人「石川啄木」の、文人としての功績の顕彰と、ひとりの人間としての魅力に触れる講座です。

  • 2015年7月3日(金)14時開演 (13時開場)
  • 場所:文京シビックホール 小ホール
  • 対象:文京区在住・在勤・在学者
  • 定員:180名(区民枠・抽選)
  • 主催:文京区・盛岡市・盛岡観光コンベンション協会
  • 受講料:無料

◎ 講演「うたう啄木、たたかう啄木」

 山折哲雄氏(宗教学者・評論家)

◎ 対談「啄木がつないだ文京と盛岡」

 真山重博氏(文化地層研究会)×森義真氏(石川啄木記念館)


  • お申込み・お問い合わせ
  • 往復はがき(1人1枚)の往信に、「啄木学級受講申込」、郵便番号・住所・氏名・電話番号(文京区在勤・在学者は勤務先・学校名)と、返信にも宛先を明記し、下記へ郵送。

 〒028-4195 岩手県盛岡市玉山区渋民字泉田360

          盛岡市玉山総合事務所産業振興課

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2015-05-26

[] 「代用教員」啄木

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[マユミ]


《火論》 代用教員=玉木研二

  • 学校の先生の資質能力を磨き、免許や資格を格上げしようという提案が政府・自民党で相次ぐ。結構だろうが、肩書や資格は必ずしも「力」にはならない。たとえば、戦前長く小学校教育を補い支えたのは、無資格の「代用教員」だった。
  • 給与は低く、財政上安上がりだった。多くは貧しかった。
  • 代用教員を経験した後の有名人物は数知れない。石川啄木とか、市川房枝小津安二郎などの名を見ると、その教室を想像してみたくなる。(専門編集委員)

(2015-05-19 毎日新聞)

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2015-05-25

[] 梅雨入り前に不審なもの発見!

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どうしよう、花の左から誰か覗いてる。







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ほら、身を乗り出してこっちを見てる。







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ワッ、ワッ、ワッ!

いっぱい、いるゾッ。

 ・

 ・

 ・

 ・ 

これは、ニオイバンマツリのつぼみ。







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「匂番茉莉(においばんまつり)」の花は二色咲きだと思っていたら、紫色で開き、数日後、白に変わるのだそうだ。

花の甘い香りに気づくと、「梅雨入りも近いな」と感じる。

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2015-05-23

[] 停車場の人ごみの中に…石川啄木

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[ベニサラサドウダン]


<金口木舌>バスに乗って

  • 「ふるさとの訛(なまり)なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」(石川啄木)。とまではゆかないが、自家用車所有をやめてバスに乗り始めたら発見した。
  • 盗み聞きするでもなく突然耳に入って来る乗客の言葉の断片がある。例えば一昨日の夜、中年女性の「あじゃま(あらら)」という言葉が耳に飛び込んだ。敬愛する叔母の口癖に、元気にしているかと思い出す。仕事帰りかその女性、同乗者と長男の問題を話し込んでいた。
  • バスの語源はラテン語のオムニバス(万人向きの)から来ているとか。昨年、辺野古の県民集会帰りに乗った路線バスでは乗客が大根の漬物を回し合った。旅は道連れ、世は情け。

(2015-05-23 琉球新報)

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2015-05-22

[][] 青春の歌人,石川啄木を顕彰 高校生短歌大会 8/19~21

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[アカマツ]


第10回全国高校生短歌大会開催へ 参加高校募集

  • 第10回全国高校生短歌大会「短歌甲子園2015」が、8月19日から21日まで渋民文化会館「姫神ホール」(玉山区)と盛岡劇場(松尾町)で開催される。
  • 同大会は、盛岡市ゆかりの歌人石川啄木を顕彰するとともに、啄木が生まれ育った盛岡市にふさわしい若い世代の短歌作りを振興しようと2006年から毎年開催している。
  • 全国大会には、予選を勝ち抜いた学校と昨年度の優勝・準優勝校のチームを含む36チームが出場。大会当日は3人で構成されたチームで競う団体戦と、参加選手全員による個人戦が行われる。

  • 応募締め切りは6月11日。

(2015-05-22 盛岡経済新聞)

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2015-05-21

[] <ふるさとの山に向ひて> 「山は変わらない…」

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[カエデ]


「あぶくま抄」<福島民報

  • 高村光太郎の詩集「智恵子抄」にある「あどけない話」は、二本松市猪苗代町などにまたがる安達太良山の名を全国区に広げた。妻智恵子が愛した、東京にはない「ほんとの空」に近づける山として。
  • 3日に亡くなった詩人長田弘さんも故郷の自然に愛着を抱き続けた。東日本大震災後、本県出身の詩人を代表し、日本記者クラブで2回ほど講演した。講演で石川啄木の短歌<ふるさとの山に向ひて言ふことなし…>を引いた。「山は変わらない。山は古里の象徴だ。そういう風景によって生かされている」。景観を壊す復興に異議を唱えた。

(2015-05-17 福島民報

 

2015-05-20

[][] “ビールを飲む啄木×サイダーを飲む賢治” 等身大の魅力

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[ズミ]


郷土の本棚

石川啄木宮沢賢治の人間学』佐藤竜一 著

  比べて迫る等身大の魅力

  • 本県文学界の二大巨星である石川啄木宮沢賢治。どちらが好きかという犬猫論争ではないが、岩手県民であれば、自分が“啄木派”なのか“賢治派”なのか、多少なりとも意識したことがあるのではないか。
  • 著者は“賢治派”の人。執筆の動機を「2人を比べることで、それぞれが鮮明に見えてくる部分があるのではないか」と説明する。
  • 著者が「大酒飲みといってよいかもしれない」と記す啄木は、盛岡中学3年時の三陸方面への旅行で、既にビールに親しんでいた。この時なんと満14歳。「もっとも、当時は未成年が飲酒することは法律で禁止されていない」と補足する。
  • 一方「酒はつきあいで仕方なく飲むもの、だったと推測される」という賢治は、花巻のやぶ屋でそばと酒、ならぬサイダーという意外な取り合わせを注文するのが常だった。
  • 来年の啄木生誕130年、賢治生誕120年の節目を控えた時機を捉え、2人の等身大の魅力を追った。

(2015-05-17 岩手日報

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石川啄木宮沢賢治の人間学』

 ビールを飲む啄木×サイダーを飲む賢治

  • 著者 佐藤竜一
  • 出版社 日本地域社会研究所
  • 2015年5月発売 1728円(税込)

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2015-05-19

[][] 「啄木をめぐる人々〜盛岡中学時代」特別展 盛岡てがみ館 〜9/1

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[ヤマツツジ]


盛岡の文化 より深く

 啄木の中学時代に焦点 てがみ館

  • 盛岡市の盛岡てがみ館で特別展「啄木をめぐる人々〜盛岡中学時代」、市中央公民館で企画展「盛岡と映画「映画の街もりおか』のあゆみ」が開かれ、それぞれテーマを掘り下げた展示が見学者の関心を誘っている。
  • 盛岡てがみ館では、石川啄木の旧制盛岡中学時代(1898〜1902年)に焦点を当て、同校の後輩らゆかりの4人の原稿や書簡を展示。啄木の原点を浮かび上がらせている。
  • 啄木の親友金田一京助の弟で、後に母校盛岡中学の英語教師になる平井直衛は、同校の1、2年生ころの啄木と盛岡で初めて出会った。当時小学校入学前だった平井は、後の原稿「石川さんの印象」の中で「色の白い若々しい、そして大人の様に工合よく上品ぶった学生さん」が「にっこと笑って」姉に会釈したと回想する。帽子も流行の通り、斜めにかぶっていたという。
  • 展示は9月1日まで。

(2015-05-16 岩手日報

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2015-05-18

[] 姫神山、山開き「ふるさとの山に向ひて 言ふことなし」

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[タブノキ]


《山開き》ふるさとの山に万歳…姫神

  • 新緑に包まれた盛岡市玉山区の姫神山(1124メートル)で17日、山開きが行われ、約1100人が登山を楽しんだ。
  • 姫神山は山が連なっていない独立峰。山頂では360度の眺めを堪能でき、岩手山早池峰山などを眺望できる。
  • 山頂では、「ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」という玉山区出身の石川啄木の歌が読み上げられると、登山客が一斉に万歳三唱した。

(2015-05-18 読売新聞)

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2015-05-17

[] 盛岡一高「啄木歌碑」の説明板を建立

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[クヌギ (ネックレス)]


「啄木歌碑」説明板を除幕 盛岡一高同窓生有志が建立

  • 盛岡一高同窓生有志は、盛岡市上田の同校に立つ「啄木歌碑」の説明板を建立し16日、除幕式を行った。
  • 恩師で元国際啄木学会長の遊座昭吾さんが寄せた「説明板があることで、歌碑の前に立つ人が増える」と喜ぶメッセージも紹介された。
  • 石川啄木(1886〜1912年)が、入学した盛岡尋常中(現盛岡一高)で金田一京助らと親交を深め、文学への関心を高めたことなどを説明。歌碑に刻まれた歌「露台(バルコン)」(バルコニー)を解説し、上京した啄木が母校と青春を詠んだ心境も簡潔に記した。

(2015-05-17 岩手日報

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盛岡一高 石川啄木歌碑

   盛岡の中學校の

   露臺の

   欄干に最一度我を倚らしめ


   《ルビ》 露臺(バルコン)  欄干(てすり)  最(も)一度  倚(よ)らしめ

 

2015-05-15

[][] 企画展「『真の男!』〜宮崎郁雨と啄木」〜9/6

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[ボリジ]


啄木と郁雨、友情に光 盛岡・玉山で企画展

  • 石川啄木記念館(森義真館長)の企画展「『真の男!』〜宮崎郁雨(いくう)と啄木」は9月6日まで、盛岡市玉山区渋民の同館で開かれている。同区出身の詩人・歌人石川啄木(1886〜1912年)の函館時代からの親友で、啄木一家に惜しみない援助を与えた宮崎郁雨(本名大四郎、1885〜1962年)に光を当て、2人の友情を伝えている。
  • 同展では、苜蓿社の文芸雑誌「紅苜蓿(べにまごやし)」や、「一握の砂」発刊直後から郁雨が函館日日新聞に連載した書評「歌集『一握の砂』を読む」、啄木が郁雨に礼の手紙を宛てた形で同紙に連載した「郁雨に與(あた)ふ」などを紹介。

  • 関連行事
    • 関連講演会「啄木と宮崎郁雨」 6月13日午後2時から、渋民勤労者研修センター。先着40人。聴講無料。講師は森館長。
    • ギャラリートーク(各日午後2時) 5月31日(日)、6月28日(日)、7月26日(日)、8月30日(日)。

(2015-05-15 岩手日報

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2015-05-14

[] プロレス検定に石川啄木が!!

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プロレス検定DS







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え、え、え、え、え?


あの石川啄木

ゆかりの地・滝沢村で

電流爆破マッチを決行。


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2015-05-13

[][] 現代の苦悩をさきどりした悲劇の詩人・啄木

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[ボリジ]


「英語で読む啄木 自己の幻想」 

    • ロジャー・パルバース 著
    • 河出書房新社 2015年4月発売
    • 定価 1,700円+税=1,836円

賢治の英訳で知られる著者がもうひとりの東北の夭折の詩人・啄木に挑んだ。

二百の短歌を英訳するとともに現代の苦悩をさきどりしていた悲劇の詩人としての啄木を復活させる。

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2015-05-12

[] 「啄木のひたいに触れて聞くかなしみは」-酒折連歌賞の募集-

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[ハゴロモジャスミン]


「酒折連歌賞」の作品募集 山梨

  • 酒折連歌賞実行委員会と山梨学院大は、第17回「酒折連歌賞」(産経新聞社など後援)の作品を募集している。
  • 「酒折連歌」は、問いの片歌(五・七・七)に対し応募者が答えの片歌(五・七・七)で返す歌遊び。今回の問いの片歌は「自転車のギヤを一段あげよう今朝は」「だれか来る木々の匂いと風をまといて」「啄木のひたいに触れて聞くかなしみは」「うずまきの指で描いたちいさいいのち」「歩くこと走ること風の声を聞くこと」の5句。応募句数に制限はない。
  • 締め切りは9月30日(必着)。結果発表は来年2月1日。

(2015-05-10 産経ニュース)

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2015-05-06

[] 古里の訛りの聞こえそうな停車場へ

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[チャイブ]


「天地人」 東奥日報

  • 東京駅の雑踏の中、トレーを持った若い女性に、試食の菓子を勧められた。「ん、おいしい」とつぶやくと「もしかして、津軽からお越しでは。私、弘前なのでとても懐かしく感じます」。女性は20歳前後だろうか。イントネーションで察して声を掛けてくれたらしい。つがる市の川柳作家濱山哲也さんが教えてくれた。都会で懸命に働く若者の姿に、胸を打たれたという。
  • 岩手県出身の歌人石川啄木の有名な歌を思い出す。<ふるさとの訛(なまり)なつかし/停車場の人ごみの中に/そを聴きにゆく>。古里を思いながら帰ることができない。都会の言葉にもなじめない。つい古里の訛りの聞こえそうな停車場へ足を向けた感傷が流れる。
  • 寺山修司にもこんな歌がある。<ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし>。同郷の友が都会の言葉を流ちょうに操っている。気まずさと寂しさと。そんな苦々しさだろうか。
  • 最後に冒頭の濱山さんの一句を。<津軽弁これが私の本籍地>

(2015-05-01 東奥日報>天地人)

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2015-05-02

[] きょう・5月2日、22歳の石川啄木が訪れた…

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[カツラ]


小社会 高知新聞

  • 東京都文京区立の森鴎外記念館は、地下鉄の千駄木駅から団子坂を上り切ったところにある。真新しい記念館は立派な鉄筋コンクリートの造りだが、鴎外が暮らし始めた明治中期は木造2階建て。当時は階上から品川沖を望め、鴎外はここを「観潮楼」と名付けた。
  • 上京した22歳の石川啄木が、観潮楼を初めて訪れたのは1908(明治41)年5月2日。啄木は年長の鴎外の印象をその日の日記に書いた。「鴎外氏は、色の黒い、立派な体格の、髯(ひげ)の美しい、誰が見ても軍医総監とうなずかれる人であった」。
  • 鴎外は前年からここで定期的に歌会を開いていた。詩歌を志す若者が交流する場にもなった。その一人が啄木だった。地方出の啄木にとって、サロンは人脈を広げる格好の場となった。観潮楼に顔を出す前には歌人の与謝野鉄幹、晶子夫妻とも会っている。日記には「晶子夫人と色々な事を語る」とあり、詩歌の道で生計を立てる労苦をじかに聞いた。

(2015-05-02 高知新聞>小社会)

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2015-05-01

[][] 観潮楼における石川啄木佐藤春夫らについて紹介 森鴎外記念館 6/20

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[ホトケノザ]


鴎外講座 基礎編4 『半日』―千朶山房と観潮楼―

鴎外を知っていただくための6回連続の基礎講座です。 

4回目は小説『半日』を取り上げ、観潮楼における鴎外の生活を考察し、石川啄木佐藤春夫ら、鴎外と交流のあった若い作家たちについて紹介していきます。

  • 日時 2015年6月20日(土) 11:00〜12:30
  • 講師 倉本幸弘氏(森鴎外記念会常任理事)
  • 会場 文京区立森鴎外記念館2階講座室

    東京都文京区千駄木1-23-4

  • 料金 無料

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2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
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「本家 啄木の息」は、下記のリンクでご覧になれます。

・石川啄木 年譜 ………… 26年と53日の生
・ローマ字日記………… 漢字と仮名では書けないことをローマ字で
・啄木文学散歩………… 息づかいの聞こえる ゆかりある場所を訪ねて
・啄木行事レポート …… イベントに参加しての私的レポート
・啄木の 女性たち ……… 啄木の人生を彩った「忘れな草」たち
・啄木と花 ……………… 歌に登場する花や木の資料

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