[ハルジオン]
◯支局長からの手紙
姫路の玄関 ／兵庫
- 石川啄木の「ふるさとの訛（なまり）なつかし停車場の……」ではありませんが、誰にとっても駅は特別な場所でしょう。。
- 姫路駅の駅長が6月に代わりました。舘（たち）勝則駅長は91年春の入社です。舘駅長によると「姫路駅はこの10年で乗降客が1割近く増えた駅で、人口が減少傾向にある中で、すごい」とのこと。
- 原因は二つ、13年に開業した駅ビル「ピオレ姫路」のにぎわいと世界文化遺産、姫路城を訪れる外国人観光客の増加です。
- 駅長は、鉄道の安全や定時運行を守ることが最大の業務です。その基本を守りつつ、人の流れの変化を注視していくのだろうと感じました。駅のホームでの乗降客の会話が、若い駅員を通じて駅長にヒントを与えるかもしれません。【姫路支局長・田畑知之】
