〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 啄木が最後に暮らした場所など巡る “復興スタンプラリー”

[ズミ] 復興スタンプラリー 震災と台風 東京、岩手の鉄道・バス5社 /東京 東京都と岩手県で鉄道・バスを運行する5社がタイアップし、都内の同県ゆかりの地や同県北部を巡るスタンプラリーを実施している。東日本大震災や昨年夏の台風10号で被災した岩手を…

 啄木は「少数のよい友人を持つてゐる人であつたらう」与謝野晶子

[ズミ] 「風土計」 [岩手日報] きょうは歌人与謝野晶子の命日、白桜忌。1942(昭和17)年、63歳で亡くなった。晶子は夫の鉄幹とともに石川啄木と深く関わった。鉄幹が主宰し、晶子が詩「君死にたまふことなかれ」などを発表した文芸誌「明星」には啄木も投稿…

 石川啄木と足尾鉱毒事件の田中正造

啄木文学散歩・もくじ (「啄木の息HP 2009年初春」からの再掲) 栃木県佐野市 石川啄木と足尾鉱毒事件の田中正造 足尾銅山の鉱毒問題に生涯をかけた田中正造の足跡を訪ね、正造の墓と石川啄木の歌碑のある「佐野厄除け大師」に初詣した。 1 佐野市郷土博物…

 おきあんご作「天才少年 石川はじめ」上演 6/3〜4

少年・啄木の恋を描く 喜劇「天才少年 石川はじめ」盛岡で来月上演 いわてアートサポートセンタープロデュース公演「天才少年 石川はじめ」は6月3、4の両日、盛岡市肴町のいわてアートサポートセンター風のスタジオで上演される。 1900年の夏。仲の悪い士族…

 『一握の砂』の深堀りで魅力に迫る 4/25〜9/3

◯ 石川啄木記念館で企画展 一握の砂 “深堀り” 魅力に迫る資料64点 石川啄木記念館(森義真館長)の企画展「啄木と『一握の砂』」が、盛岡市渋民の同館で開かれている。 啄木は東京朝日新聞社の校正係だった1910(明治43)年4月上旬、社会部長の渋川玄耳に新…

 「啄木祭」講演・推理作家の井沢元彦さん 6/3

◯ IBC 岩手放送ラジオで生放送される! 石川啄木記念館★6/3(土)は啄木祭 盛岡市渋民の「石川啄木記念館」にお邪魔しました!啄木の人生を、直筆の手紙やノート、日記、写真や映像で紹介しています(^^) 6月3日(土)は「啄木祭」が開催されます!講演は、歴史…

 石川啄木の「ひこうき」に渋さ不破が曲

渋さ不破&芳垣、大友によるショローCLUBが山本精一迎えたライブ盤リリース 不破大輔(渋さ知らズ)、芳垣安洋(渋さ知らズ、ROVO、アルタード・ステイツ、etc)、大友良英という1959年生まれの3人により結成されたショローCLUBが、ライブアルバム「from 195…

 啄木ゆかりの渋民小で外壁に防腐剤・障子張り替え

[サクラ] 啄木ゆかり、学びや手入れ 盛岡の記念館で奉仕作業 盛岡商工会議所玉山地域運営協議会の青年部(千葉洋平部長)と女性部(竹田かづ子部長)は24日、盛岡市渋民の石川啄木記念館内の旧渋民尋常高等小学校校舎で奉仕作業を行い、啄木ゆかりの学びやを…

 啄木・賢治ゆかりの地めぐり 盛岡ふるさとガイド

[ユリノキ] 「盛岡ふるさとガイド 「街なか観光」3万人目」[盛岡タイムス] 発足17年目を迎えた観光ボランティア団体「盛岡ふるさとガイド」の利用者が23日、3万人に到達した。3万人目の利用者、休暇村大阪センター(大阪府)ゆっ旅ツアー一行を迎え、記念セ…

 小樽図書館「キーンさんと啄木さん」など 5/27〜6/18

[エピデンドラム・カショクサイサイ] 北海道小樽市 小樽図書館 没後105年の今なお人々の心をひきつけてやまない夭折の歌人・石川啄木。啄木の生涯と北海道、そして小樽での日々について足跡をたどります。 ◉ 「ドナルド・キーン 石川啄木の日記を読み解く〜最…

 「明治書院」に「石川啄木も籍を置いた」

啄木の日記に「小川町の明治書院に行つた。」 5月10日は明治書院の創立日です。三樹一平が創業し、与謝野鉄幹を編集長に迎え、落合直文命名の「明治書院」が誕生したのが今から121年前。 「明治書院の歴史」ページに「石川啄木も籍を置いた」とあります。筑…

 テレビ - 石川啄木ゆかりの地で歴史に思いを馳せる 5/29

出発!ローカル線 聞きこみ発見旅 いわて銀河鉄道 西村和彦&アジアン・馬場園梓 BS ジャパン 7チャンネル 2017年5月29日(月)夜7時00分〜夜8時55分 いわて銀河鉄道を、西村和彦とアジアン・馬場園梓が聞きこみ旅。極上の短角牛など岩手の美味を堪能!石川啄…

 石川啄木がこよなく愛した姫神山 山開き

「姫神山 頂上に夏日の絶景 1千人で今年の山開き」[盛岡タイムス] 盛岡市玉山馬場の姫神山(1123.8m)で21日、今シーズンの山開きが行われた。同日の同市の最高気温は30.5度の真夏日。今年最高の気温を観測したが、登山道は新緑の木々が日差しをさえぎり、山…

 金田一は石川啄木のうそを暴くより、紙背に潜む誠をかぎ分けた

[ユリノキ] 「くろしお」[宮崎日日新聞] 「紙背に潜む誠」 受けた方もあきれただろう。年始、端午、暑中、寒中、お祝い申し上げ候、お見舞い申し上げ候…。江戸時代の狂歌師大田南畝は手紙一通で1年のあいさつの全てをすませた。 「こんな横着な季節の手紙は…

 「文学フリマ」岩手県は賢治と啄木を輩出 多くの名作を生んだ土地 6/11

「第二回文学フリマ岩手」 開催日 2017年6月11日(日) 開催時間 11:00〜16:00予定 会場 岩手県産業会館(サンビル) 7F大ホール(岩手県盛岡市大通1-2-1) 一般来場 一般の方の入場は無料 主催 文学フリマ岩手事務局 2016年9月に第一回が開催された「文学…

 八幡平市方面 啄木ゆかりの地を訪ねるツアー 7/9

[ミツマタ] 石川啄木記念館「啄木ゆかりの地バスツアー」 開催日 平成29年7月9日(日) 開催時間 午前9時〜午後3時 開催場所 当日、石川啄木記念館前に集合 内容 八幡平市方面の啄木ゆかりの地を訪ねます。石川啄木記念館館長の森義真(もりよしまさ)が、分…

 新刊寸評『朝の随想 あふれる』会いたい人は啄木!

◯ 新刊寸評<岩手日報 『朝の随想 あふれる』(山下多恵子著) 「会う」の項で挙げた会いたい歴史上の人物は石川啄木。「彼は作品をとおして、『生きなさい!生きるんですよ!』と、いつも私たちを、やさしく励ましてくれているような気がします」と思いをつ…

 文豪はお金もなかった〜石川啄木〜

イケメンエリートだけれど人間失格? 知られざる日本の文豪たちのダメ男な素顔 いま文豪ブームがきています。文豪をイケメン化したアニメやゲームの影響で古典文学に興味を持つ若い女性が増えているそうです。 文豪というと歴史に名を残した偉人というイメー…

 方言が難しいのはどこ?「ふるさとの訛なつかし停車場の…」石川啄木

方言が難しい都道府県ランキング 1位に輝いたのは北か南か… しらべぇ (bee32/iStock/Thinkstock) 全国津々浦々に残る方言は、郷土料理のようにその土地の雰囲気をあらわす魅力のひとつ。 「方言が難しい」と思われているのはどの地域なのだろうか?もっ…

 <よごれたる手を見る―>石川啄木 加計(かけ)学園疑惑浮上

[グミ] 「手心」[卓上四季<北海道新聞] 「手応え」「手のうちを見せる」「手なずける」「手が早い」「手がかかる」「手を焼く」…。ざっと思いつくだけでも、日本語には「手」がつく言葉が多い。 評論家の故・森本哲郎さんは著書「日本語 根ほり葉ほり」で…

 <地図の上 朝鮮国にくろぐろと …>石川啄木 韓国併合条約

◯ 平和をたずねて 軍国写影 反復された戦争/29 「地図の上、朝鮮国に墨をぬる」=広岩近広 大阪毎日新聞が<韓人の運動>として、オランダ・ハーグからの特派員原稿を掲載したのは1907(明治40)年7月3日だった。3人の韓国人が、第2回万国平和会議に突然や…

 ZARD・坂井泉水 没後10年 “特に好きだったのは石川啄木”

[タンポポ] 没後10年 ZARD・坂井泉水との最後の会話 ビーイング創業者 長戸大幸〈dot.〉 2017年5月27日で10回目の命日を迎えるZARDのボーカル・坂井泉水さんの創作ノートには短文、長文、単語……がぎっしりと書き込まれている。タイトルに「Love & Peace」と…

 講演「現代に生きる啄木」文の京講座 7/7

平成29年度啄木学級 文の京(ふみのみやこ)講座 日時 平成29年7月7日(金)午後2時開演(午後1時開場) 会場 文京シビックホール 小ホール(東京都文京区春日1-16-21) 内容 【講演】「現代に生きる啄木」講師 歌人・文芸評論家 三枝昻之(さいぐさたかゆき…

 30か所以上「啄木ゆかりの地巡り」函館 6/11

[啄木一族墓] 石川啄木来函110周年記念 「啄木ゆかりの地巡り」 漂泊の詩人石川啄木は110年前の1907年(明治40)5月5日から9月13日の132日間、函館に滞在しました。 「死ぬ時は函館で死にたい」とまで言った歌人、石川啄木。 短い期間でしたが、函館が啄木に…

 「啄木短歌とその魅力」静岡啄木祭 5/27

[キクモモ] ◎ 新日本歌人協会 「2017年 静岡啄木祭」 日時 2017年5月27日(土)(13:00 開場) 13:30〜16:30 場所 静岡市 あざれあ(男女共同参画センター)(静岡県静岡市駿河区馬淵1-17-1) 講演 「啄木短歌とその魅力」 講師 杜澤光一郎(とざわこう…

 啄木歌集「一握の砂」構成/完成までの道のりを紹介 4/25〜9/3

◯ 企画展 「一握の砂」背景紹介する 盛岡・啄木記念館 /岩手 盛岡市渋民の石川啄木記念館で、企画展「啄木と『一握の砂』」が始まっている。啄木の代表作である歌集「一握の砂」の構成や、完成までの道のりを紹介している。 同館によると、日本文学研究者の…

 啄木短歌大会の各賞選ばれる

[カリン] 「啄木祭賞に阿部さん」啄木短歌大会 [岩手日報] 第33回啄木祭短歌大会は7日、盛岡市渋民の渋民公民館で開かれ、最高賞の啄木祭賞に盛岡市の阿部一(かつ)さんの「啄木の宿りし家に我が綯(な)ひし注連縄張れば荒壁も映ゆ」が選ばれた。 大会には…

 <…水素酸素を恋ひて水成れりけり>石川啄木

[カエデ] 「八面観」[長野日報]〈 人いまだ生れざりける日に水素酸素を恋ひて水成れりけり 〉 国立天文台名誉教授の海部宣男さんの著書で知った石川啄木の歌を引用した。「よく星を見、星をうたった」啄木の関心は、自然の成り立ちにも及んでいたと解説にあ…

 新刊『朝の随想 あふれる』啄木に会いに…

[『朝の随想 あふれる』(カバー写真:著者 右端、微かに消えかかる山は「利尻富士」)] 『朝の随想 あふれる』 山下多恵子 著 未知谷2012年4月から9月まで半年間、週一回、NHK新潟ラジオ「朝の随想」で話した原稿を集めたもの。 「語る」ように書き、「聞く…