自分の壁を超える

「自分が出来ないと思っていること」は意外と多い。

まわりから与えられた制約より、自分で自分に無意識に課している制約のほうがずっと多いし、重い。

逆立ちはもう出来ないな。
ダンスはセンスないから無理。
アーティストになったら生きていけない。
こどもみたいに柔軟に考えれない。

こういった自分の固定観念を次々と壊していくことが、自分の楽しみである。

どうせなかなか壊せないし、やりがいはある。



「なんで企業で働き始めたんだろう?」と考えてみたら、「一度働いてみたかったから」だし、「企業で働くって大変なんだろ、嫌なことばっかかなー」とか色々固定観念だらけだった自分への一撃だった。

今思えば、若かった。

企業に入ったら、「こういうことか」とわかった。

でも、まだわからないことも多々あるはずだ。

わかった後にしか「わかった」とは言えない。

要するに、全部わかるまで続けることは出来ない。

だから、いつまでこれを続けるかは全然判断軸はないけれど、ひとまず期限を設けてそれまではやみくもに動いてみよう、というのが今の結論。

あとは、follow my heart...

マイクロファイナンスをバングラデシュで学ぶススメ

タイトルそのままですが、本当にお薦めです。

昨年私が準備段階に携わっていたプロジェクトなので、間違いありません(何のプラスにもなりませんね、笑)

実際バングラデシュにも行きましたが、現地のマイクロファイナンスの専門家・現場のプロのレベルは相当高く、村・スラムの現状をフィールドワークしながら同時に体系的な知識・実践も学ぶという経験はなかなかできないと思います。

私の時は2週間のコースだったので、まだ物足りなさが残りましたが、今年は2カ月のディプロマプログラムが開講します。

ちょっと高いですが、人生を大きく振ろうと考えている方にはいいキッカケになるかもしれません。

同期の参加者でも、その後民間から途上国支援関連に転職した方や、自分のビジネスを活かした途上国貢献を考え始めた方、途上国の小規模ビジネスへ投資するファンドの立ち上げに携わった方、世界各国飛び回る方、など色々です。

そう、すごくいい仲間に出会えました。

迷った方は是非ご参加下さい。


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(以下、転送歓迎) English to follow Japanese
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アライアンス・フォーラム財団 バングラデシュBRAC大学
マイクロファイナンス・プロフェッショナル養成ディプロマコース(2010/10-12 月)
マイクロファイナンス・プロフェッショナル養成導入コース(2010/10)へのお誘い
http://www.allianceforum.org/developing/microfinance/
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途上国、先進国問わず、マイクロファイナンスのニーズが高まっている今、マイクロファイナンスの分野での専門家を養成するため、バングラデシュにおいて当財団とBRAC大学が共同で、約二ヶ月間のマイクロファイナンス・プロフェッショナル養成ディプロマコースを開講いたします。

本ディプロマコースは、当財団とBRAC大学が共同で、他国の学生とともにマイクロファイナンスの手法を学び、途上国及び先進国の問題解決の解決に取り組むリーダーを育成することを目的として開設いたします。マイクロファイナンス機関(MFI)マネージャー、MFI へのドナー・投資機関スタッフ、マイクロファイナンス分野でのキャリアを目標とする方を対象としています。

コース終了後参加者のご希望があればインターン先を紹介し、将来的には、マイクロファイナンスを活用して途上国及び先進国の問題解決を行うことが出来る専門家を数多く輩出することによって国際社会に貢献したいと考えています。

2010年10-12月開講のディプロマコースに参加をして、一緒にバングラデシュにてマイクロファイナンスを学びませんか?

ご参加をお待ちしています。


■■■ 募集要項 ■■■
アライアンス・フォーラム財団・BRAC大学主催
マイクロファイナンス・ディプロマコース
http://www.allianceforum.org/developing/microfinance/mfdiploma.html

我々はマイクロファイナンスを実践する世界最大のNGOのBRACと共同で、バングラデシュにてマイクロファイナンス・ディプロコースを開設致します。マイクロファイナンスの各国の専門家・教授を迎え、最先端の講義を基礎から学ぶことが出来ます。また、草の根で活動している組織から大規模な金融機関まで、様々な形でマイクロファイナンスを実践している組織の現場を訪れ、現場の実態を知ることが出来ます。

マイクロファイナンスを通じて途上国支援に関わっていきたい方、マイクロファイナンス機関(MFI)マネージャー、MFIへのドナー・投資機関スタッフ、及びマイクロファイナンス分野でのキャリアを目標とする方々に一つの大きなキャリアステップにしていただきたいと考えています。

マイクロファイナンス・ディプロマコースの主な特徴は以下の3つです。

マイクロファイナンスの第一線の教授陣が集まって作られた
カリキュラム

* アジアやアフリカにて現場でマイクロファイナンスを長年実践されていた専門家を中心とした理論と実践(フィールドワーク・インターンシップ)を合わせたプログラム

マイクロファイナンスに携わるキャリアの入口となるプログラム(導入編終了後に、希望者にバングラデシュやアフリカなどで長期インターン派遣の支援をいたします)

【コース名】
アライアンス・フォーラム財団 - BRAC大学
マイクロファイナンス・プロフェッショナル養成ディプロマコース

【コース期間】
2010年 10月31日(日)〜12月20日(月) ディプロマ・コース

【募集予定人員】
20名前後

【コース開催地】
バングラデシュ(首都ダッカ・郊外)

【応募資格】
2009年3月31日時点で18歳以上
マイクロファイナンスの業務、マイクロファイナンス機関の投資に携わられている方、現在修士・博士課程、ビジネス・セクターやNPO、パブリック・セクターに身を置きながら、将来的に途上国
支援、マイクロファイナンス分野でのキャリアを志す方。
(学部生については上記対象に準じる見識を持つ方を対象とします。)

【応募方法】
指定の応募書類をウェブサイトよりダウンロードし、氏名、年齢、略歴、本プロジェクトの志望動機などを記入し、顔写真添付の上、Eメールにて送付してください。
応募用紙はこちらからダウンロードが可能です↓
http://www.allianceforum.org/developing/microfinance/mfdiploma.html

応募先 アライアンス・フォーラム財団
E-mail:info※allianceforum.org(担当 野宮・逢坂)
(※はスパム防止のため、※を@に変換してご応募ください)

【スケジュール】
応募締切 2010年6月30日
選考 書類選考後、7月5日または7日に面接 (予定)
海外・遠方の方はスカイプ面接とさせていただきます。
事前ワークショップ 参加決定後にご連絡させて頂きます

【参加費用】
90万円(予定)

(含まれるもの)
講座受講料(事前研修、フォローアップの研修を含む)、
フィールド視察、教材、現地での宿泊費、現地での移動費用

(含まれないもの)
往復航空券代金、空港税(成田・バングラデシュ)、
サーチャージ、ビザ取得料、事前研修費用

【利用予定航空会社】キャセイパシフィック航空またはマレーシア航空

【コース概要】
[講義]
1. マイクロファイナンスの成立ち・背景
2. 様々な金融サービスモデルとその実際
3. 持続可能性と最貧困層への到達の両立
4. MFIへの立上・経営・投資と成功のための指針
4-A. マイクロファイナンスマネージメント(MFIマネージャー向け)
・MFIの会計
・ MFIの財務分析
・利率計算と設定法
・MFIの業務効率向上の方法論
マイクロファイナンス貸付金滞納の測定と管理方法
・MIS(経営情報システム
・運用リスク管理
・内部会計監査論
4-B. MFIのドナー/出資者による評価(MFIへのドナー・投資機関スタッフ向け)
マイクロファイナンスプロジェクトと投資の評価方法
マイクロファイナンスのプロジェクトと投資に関する、機関毎の戦略と行動計画の策定
・評価に基づいたマイクロファイナンスプロジェクトマネージメントと投資のための技術とツール
貧困層への金融サービスを促進するための政策フレームの開発
5. マイクロファイナンスの社会的インパクトのマネージメント
6. マイクロファイナンスの規制と監督
7. MFIのガバナンス
8. マイクロファイナンスの世界的トレンドと今後
マイクロファイナンスへのアクセス拡大のためのテクノロジーの活用等)

[フィールドワーク(予定)]
期間中にMFIで約一週間の現場体験・インターンシップを実施する予定です。

【教授・講師陣】(一例)
Syed M Hashemi(BRAC大学開発学部の学部長)
Greg Chen (CGAP 南アジア代表)
Imran Matin(BRAC Deputy Executive Director、アフリカプログラム担当)

コーディネーター:
Sumala Chowdhury WAFUNIFアジア機構、バングラデシュ代表
Asumi Nonomiya アライアンス・フォーラム財団 途上国支援部門

【コースの詳細について】
マイクロファイナンスプロフェッショナル養成ディプロマコース
http://www.allianceforum.org/developing/microfinance/mfdiploma.html
マイクロファイナンスプロ養成コース〔導入編〕2週間コースも募集中です。
http://www.allianceforum.org/developing/microfinance/invitation.html

【お問い合わせ】
アライアンス・フォーラム財団
〒103-0021東京都中央区日本橋本石町4-4-20 三井第二別館 7階
E-mail:info※allianceforum.org(担当 野宮・逢坂)
(※はスパム防止のため、※を@に変換してご応募ください)

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moguさん

art innovation labでは現在、かわいいmoguさんの作品を展示中です。
http://art-innovation-lab.org/



そもそもart innovation lab

とは・・・

「一般生活者の家の中、生活の場にアートがあふれ、豊潤で変化に富んだ日常をおくっている状態を実現したい」

その目指す状態になんとなく共感・共鳴する個人「研究員」が集った、仮想上の研究室です。

私も常任研究員として参加しており、今後「皆で作品を作るworkshop」などを企画予定。

How to start a movement

社会運動がどうやって起きるのかがここまでわかりやすく伝わる映像もないだろう。

http://www.ted.com/talks/derek_sivers_how_to_start_a_movement.html

最初にリーダーが勇気を持って突出し、嘲笑される。(いきなり踊り出すんだから、そりゃそうだ、笑)

続いて、1人のフォロワーが登場し、リーダーの踊りに呼応して見せて、みんなにどう従えばよいのか示す。その時、リーダーは彼を対等に扱う。

そして、2人目のフォロワーが加わって3人へ。この様子が周囲へ伝わり、運動が公のものに変化する。

さらに人が増え、どんどん勢いがついていく。やがて、ティッピングポイントに達して、次々と周囲の人が走ってきて踊りに加わる。

どうしようか決めかねていた人も、加わらない理由が無くなり、目立つ事も無くなり、笑われる事も無くなり、急いで行けばコア集団に入れるかもと考え、加わらない方がかえってバカにされると感じて、ついには全員が踊り出す。



秀逸。

こういうことなんですよ!要は。(笑)

挑戦が減るという感覚

生まれたての赤ちゃんにとっては、全てが挑戦。

大人になると色々なことに慣れてくるが、そうは言っても世の中にはやったことのないほうが多い。

すなわち、挑戦の対象は無限にあり、一生困らない。



でも、最近ちょっとずつ挑戦が減ってきている気がする。

居心地のいいところに自分を置いてしまい、ついそこに居続けてしまう。

居心地のいいとこにいたいというのは人間の性だろうが、挑戦は居心地の良さからは生まれない。

挑戦とは「居づらい」「気持ち悪い」といった感覚から始まり、それをどう自分にとって気持ちよくしていくかという変化のプロセスでもある。

ひとつ壁を超えると自分が居心地のいい領域は更に広がるが、居心地がいい領域が増えるとわざわざ挑戦しなくてもいいんじゃないかという考えがどんどん生まれてくる。

そういう意味では、歳を取るごとに挑戦することは難しくなるし、一生かけての挑戦なんていうのはなかなか出来ない。



徐々に自然と挑戦出来なくなる。身体がかたくなる。

既にその兆候が少し出始めてるのが怖い。

でも、やっぱ生涯チャレンジャーでいたいなぁ。

どうすればアーリーアダプターになれるのか

米国の1960年代の社会学者Everett M. Rogersは著書『Diffusion of Innovations』で、イノベーション(まだ普及していない新しいモノやコト)がどのように社会や組織に伝播・普及するのかの実証的研究を行い、採用時期によって採用者を下記の5つのカテゴリに分類した。

①最初に採用を行う、冒険的な「イノベーター」
②自ら情報を集め、積極的に判断を行う「アーリーアダプター
③比較的慎重で、追随的な採用行動を行う「アーリーマジョリティ」
④うたぐり深く、世の中の普及状況を見て模倣的に採用する「レイトマジョリティ」
⑤最も保守的・伝統的で、最後に採用を行う「ラガード」



従来から、こういった特性は人の内面的性質に起因すると考えられがちである。

例えば、新しい電気製品を常に追い求めるアーリーアダプターは、もともと新しいモノに対して行動的なタイプであり、ずっと昔からあるものばかり使ってなかなか新製品には飛びつかないレイトマジョリティは、保守的だからそう行動している、といったように。

もちろんそういった内面的要因も一定程度あることは間違いないとは思うが、私は意外と「まわりの環境」が重要なのではないかと思う。



例えば、iPhoneをすごく初期から使っていた人の周りには、やはりもともとiPhoneユーザーが多かったし、今使い始めている人の周りには、最近使い始めている人が多い。

すなわち、伝搬はコミュニティー内で最も速く起こる。

これは同じコミュニティーに属する人からの口コミが最も効果的な宣伝であるということだ。

誰でも感覚的にわかると思うが、身内のお薦めは何故かすごく響くし、よそ者だと全然反応しない。

伝搬の仕方には、そういったコミュニティ―内の伝搬が最も一般的であり、次にメディアなどを通じたコミュニティー間の伝搬がある。

コミュニティー内の伝搬が波のように隣接したところに伝わって行くのに対し、(一定の法則性はあるのかもしれないが基本的には)コミュニティーを超えた伝搬は突発的かつランダムに起こる。



この仮定が成り立つとすれば、「自分をどういった環境に置くか」が非常に重要になる。

コミュニティーを超えた伝搬はなかなか自分では制御できないが、自分が所属するコミュニティーを選ぶことは出来る。

すなわち、例えばウェブサービスに感受性の高い人が集まるところに行けば、おのずとウェブサービスに関してはイノベーター・アーリーアダプターになれるし、途上国ビジネスに興味があれば、途上国ビジネスを行っている人の集まるコミュニティに所属できるよう努力すればいい。

伝搬の仕方は、ある意味自然原理であり、それ自体を制御することは難しいが、伝搬の自然原理のもとで最も伝搬を受けやすい立場に身を置くことは可能ではないか?という仮説である。



自分の興味は、最初は、内からというよりは外から来る。

それを受け取る内なる自分は、その後だ。

なんとなくそう感じている。

赤レンジャー集結

2010年3月6日、京都の三条街商店街に赤レンジャーが100人現れた。

この絵が、爽快(笑)

僕が大学時代に所属していた、学生団体こっからの企画でした。

仲もよく、色々お世話になり、色々お世話もした、かわいい後輩達の最後の企画であり、最高に気持ちのいい企画だった。

学生団体こっから(http://www.kokkara.com/)とは、「やればできる」「こっから動いてみよう」という想いをもとに、学生に動くきっかけを与える企画を行う団体である。

「チャレンジすることは重要」と言うことは簡単だが、行うは難し、である。

自分は実践出来ていると思っていても、人に伝えるのは更に難しい。

しかし、どうだろうか。

この赤レンジャーの1人に自分がなってみたとしたら。

なんとなく、「何でもやってみたら出来るかもしれない」という気がちょっと湧いてきそうではないだろうか。

そういう意味で、「動き」をこれまでなく体現したいい企画だった。

学生であれ、社会人であれ、芸術家であれ、政治家であれ、先生であれ、男であれ、女であれ、子供であれ、アフリカ人であれ、障害者であれ、貧困であれ、そういう意味では、あまり関係はない。

改めて、自分も動こう、と思わされた1日だった。

てか、おもろかったーーー(笑)



ちなみに、産経・朝日・読売などの新聞にも取り上げられたみたいです。