昨日はZaurusをフルに充電しておきました。

takuzemi2011-07-11

 先日の土曜日には卒業生の諸君と飲む機会がありました。待ち合わせの場所に向かう電車の中でZaurus SL-C860を使って「週次のレビュー」を片付けてやろうと思い立ちました。バックパックの後ろのポケットからZaurusを引っ張りだしたのですが起動しません。しばらく使わずに放置しているうちに電池が切れてしまったのです。昨日はZaurusをフルに充電しておきました。ブログの種として使っていた「日々の泡」と題されたテキストファイルをメモ専用に転用してみることにしました。これも「日付」と「箇条書き」で管理するつもりです。
 iPad2をしばらく使っているうちにInstapaperとRead It Laterとの「棲み分け」が自然に行なわれるようになりました。大したことではありません。Instapaperの方がもっぱらフランス語のウィキペディアを担当します。Read It Laterの方は日本語のウィキペディアの記事が多くなってきたのです。特にこれと言ったわけがあるわけではありません。でも、データが自然に「棲み分け」てくれることは使う人間にとっては本当に便利ですね。
 午前中は木曜日の「文学」のハンドアウトに目を通しておきました。松元寛氏の『漱石の実験』(朝文社)からの抜き書きを利用させていただいています。『こころ』の「先生」が自殺した理由を非常に説得力のある形で推理している論文です。学生諸君とゆっくり読んでみるつもりです。一仕事を片付けて、駅の周辺を一回りしました。ATMで生活費を降ろし、須原屋書店でiPad2のムックを一冊買い、スーパーマーケットで食品を買い求めて帰宅しました。外は炎天の太陽が照りつけていました。

何と音声をテキストに変換してくれるアプリなのです。

 iPhoneiPadに共通のアプリにDragon Dictationというものがあります。何と音声をテキストに変換してくれるアプリなのです。しかも無料というのに驚きます。今日はこのアプリを使って遊んでみました。先ずはRHODIAのメモパッドを利用して「漱石における親密さ」と題した簡単なマインドマップを作ってみました。それから、このマインドマップを見ながらDragon Dictationに向かってマインドマップの「枝」の一つ一つを音読してみました。かなりの精度で音声をテキスト化してくれるのに驚きました。誤変換の部分はキーボードを使って簡単に修正することもできるので助かります。
 午後は居間のDELLを起動して、エクセルのシートにデータを打ち込む作業と取り組みました。実は土曜日と日曜日に大学で取り組んできた作業の延長上にある仕事です。まだまだトンネルの向こう側が見えてきません。今日は暑くて作業の能率も上がりません。開け放った南向きの窓からは熱風が流れ込んできます。2時間ほどの作業で切り上げることにしました。
 夕方にはiPad2のCで講義録の種が作れるかどうか試してみました。マインドマップを箇条書きに直す方法を上の方に書きましたが、同様の方法で講義録の種も充分に作り出すことができそうです。専門的な用語が入るととたんに変換の精度が落ちるようです。できるだけ日常的な平易な表現を用いるように心掛けると精度も上がります。試してみた結果は「かなり行けるぞ」で決まりです。
 Getting Things Doneの手法をクラウド上で提供するNozbeのサイトも愛用しています。今日は「気に掛かること」をDragon Dictationで数行箇条書きにして、NozbeのInboxに書き込んでおきました。この箇条書きにもDragon Dictationの使いやすさが光っています。