午後はブリヂストン美術館を訪問して「ウィレム・デ・クーニング展」

takuzemi2014-12-14

.201412月14日
10時過ぎに近くのマーケットまでキリ・チーズ、ハーブ&ガーリック味を買いに行きました。
 抜けるような青空が広がっています。いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問はひかり編で「寒い地方の夜空にゆらゆらと現れる光のカーテン。何という名前かな。」と有り、あっけなくオーロラだと分かってしまい詰まらなかったですね。
 7時半に家を出て別所沼まで散歩に出掛けました。日曜日と有って通勤客や通学客がいないので「花と緑の散歩道」は閑散としています。人生の些事を忘れさせてくれるので「花と緑の散歩道」を離脱の小道と呼んでいたことも有りました。時々、ウォーキングやランニングやウォーキングを楽しむ人びとが時々通り掛かるだけです。別所沼に着いてみたらランニングやウォーキングを楽しむ市民が大勢いました。いつものように埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌しました。それから別所沼弁財天に賽銭を入れ、柏手を打っておきました。ベンチの上でストレッチをしている男性も見掛けました。帰路の「花と緑の散歩道」は桜の落ち葉もすっかり掃き清められて袋に詰められていました。「12月15日特別収集依頼済み」の札が貼ってありました。
 10時過ぎに近くのマーケットまでキリ・チーズ、ハーブ&ガーリック味を買いに行きました。それからビアソーセージも買っておきました。純水も6リットルも求めておきました。6リットルで6キロですからかなり重いですね。
 .20141214午後
 午後はブリヂストン美術館を訪問して「ウィレム・デ・クーニング展」を観賞しました。クーニングはジャクソン・ポロックと並んで抽象表現を先導した画家として知られており、その作品は具象と抽象の狭間と激しい筆触を特色としています。「マリリン・モンローの習作」は眼を吊り上げた怒った女の顔で身体は余り描かれていないので当惑したものでした。「ジーグ」も「女」も形を成していなくて、一種の色彩の乱舞と言えるでしょうか。色彩は赤を中心として彩られていて明るい色調が印象に残ります。「水」は清々しい作品で青を基調にした抽象表現で印象に残りました。常設展ではピエール・オーギュスト・ルノワールの「すわるジョルジュエット・シャルパンティエ嬢」に再び会うことができて、ほっとしました。クロード・モネの「雨のベリール」なども有り楽しめました。藤島武二の「黒扇」も好きな作品で、白いヴェールと黒扇のコントラストが美しい女性の顔を引き立てています。
 上野に出て国立西洋美術館で常設展を観賞しました。14世紀シエナ派の「聖ミカエルと龍」が有り龍が弱々しいのが気の毒になったものでした。ディルく・バウツ派の二連祭壇画が有り「悲しみの聖母」と「荊冠のキリスト」が?がったもので「道ゆく人よ心して/眼を留めよ、よく見よと「エレミアの哀歌からの引用が有りました。アンリ・ファンタン・ラトウールの「花と果物、ワイン容れのある静物は小品ながら細部が良く描かれていて好感が持てました。ピエール・オーギュスト・ルノワールの「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」をやポール・ゴーガンの「海辺に立つブルターニュの少女たち」を楽しんで帰路に着きました。
書斎に閉じ篭もって加藤和彦のCDを聴きました。「パパ・ヘミングウェイ」に収録されている「スモール・カフェ」や「ミモリーズ」それから「ベル・エキセントリック」の「ディアギレフの見えない手」や「浮気なジジ」、それから「トロカデロ」を楽しみました。気だるいアンニュイ感が有って、気に入っています。
 うらわ美術館ではルーヴル美術館銅版画展カルコグラフィーコレクションを観賞しました。サンドロ・ボッティチェリの「三美神」やレオナルド・ダヴインチの「岩窟の聖母」、フランス・ハルスの「デカルトの肖像」なども楽しみました。デカルトの謹厳実直な表情が印象に残りました。