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創刊25年目!ビジネス書の要約CD月刊トークス このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2007-11-14 人十度、我百度

人十度、我百度(ひとじゅうど、われひゃくど)


この言葉は『出会う人みな、仕事の先生』(サンマーク出版刊)に出てきた言葉です。

著者は顧客データベースクリーニングサービスという新しい事業を展開中の

株式会社ジンテック創業者で現在は会長の内海勝統(うつみ・かつのり)さん。


実は、私は内海さんには1994年〜95年頃にお目にかかりました。

きっかけは、親しくさせていただいていた船井総研元副社長の泉田豊彦先生に

連れられて、内海さんの会社を訪問したことでした。

そのとき、データベースクリーニングの仕組みを拝見して驚いたのですが、

もっと驚いたのが内海さんが見せてくださったモザイクでした。

インターネットと初めて出会ったのです。

本当に世の中が変わると思っていろんな人に話したのを覚えています。


それはともかく、本日の言葉です。

内海さんは、実家の中華料理店のコックから転身されて起業家になられた方ですが、

いろんな人からいろいろ教わったと本書の中で書かれています。

有名な方ではハウス食品の浦上郁夫社長、

テンポラリーセンター(現在のパソナ)の南部靖之さん、

アシックス創業者の鬼塚喜八郎さん・・・。

そういう立派な経営者の方々からもいろいろ教わったけれど、

ホームレスの人からも学んだこともあるし、

その考えが蒲鉾メーカーの人の考え方と同じだったことを書いています。


内海さんは中学生の時、近所の少林寺拳法の道場に通ったそうです。

道場長の椰木正男(なぎ・まさお)先生は、当時 22歳、大拳士五段でした。

椰木先生は毎日一番に来て雑巾がけをしていたそうです。

内海さんは先生にこう聞きました。

「先生がなぜ雑巾がけですか?偉い人だから、もっといばってもいいのに・・・」


すると、先生はこう答えたそうです。

「内海、『人十度、我百度(ひとじゅうど、われひゃくど)』という言葉があるから、覚えておきなさい。

これは、人に十のことを命令するには、自分はその十倍の百くらいのことができなければならない、という意味や。

これは、普通の日常生活でもそうや。率先して自分が行う姿勢がいちばん大切。

人は言葉だけでは動かない。態度で示さないといけない。弟子は師匠の背中を見て強くなるんや。

まず、とにかく自分が動け。しかもそれは、人に見てもらうためやない。自分のためや」



『人十度、我百度(ひとじゅうど、われひゃくど)』

あなたもキーワードに加えてみませんか?


この本は月刊トークス2002年8月号でご紹介しました。

 http://www.talksnet.jp/backnumber_2002.html#200208